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tenshi no furu yoru
若月さんの書かれる、ちょっと抜けてる受けのコが好きです。今回の受けも、天使としてはダメダメなんだけど、素直で一生懸命なのが可愛くてキュンとなります。
そんな天使のカリンが、高校生の友明の前に現れたのは、天界の昇級試験に合格するためでした。人間の願い事を3つ叶えることが合格する条件なんだけど、友明の願い事はことごとく却下されて(欲望を満足させるものはダメという制約付き)、なかなかカリンは天界に帰れません。おまけに、人間界に興味を持ったカリンは、友明の家族に暗示を掛けて一緒に暮らすようになります。
カリンは、友明や高校の生徒たちや友明の両親と関わる毎日が楽しくて、天界に帰るのに戸惑いを覚えるようになります。特に、友明とは、一緒にいるのが当たり前のようになっていて。
それでも、試験期間の終了はやって来ます。
友明もカリンを天界に帰したくなくて、ある作戦を実行しようとするのですが…。
実は友明の父親も元天使で、友明が天使とのハーフだったのに驚きました。それに、人間界に残るための方法が、天使の翼を手で千切るという痛そうなもので…。いつの間にか2人の仲が両親公認だったのも、ちょっとビックリしたし。
だけど、両親と仲良しで、すっかり友明のお嫁さん状態だったのが微笑ましかったです。ちょっとショタっぽくてドジっ子なカリンが可愛くて、皆がカリンを可愛がっちゃうのも納得でした。