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hakidame to tsuru
ストーリーは上記のあらすじを見ていただくとして、CDの感想です。
エピソードの時系列が少し前後するので、原作を読んでいないと過去のエピソードなのか、現在の話なのかすこしわかりずらい部分があるので原作を片手に聞いたほうが良いかもしれません。
2枚組なので原作本ほぼまるまる全部プラス描き下ろし部分プラスCDの為に描かれたお話。(CDの描き下ろし キタハラリイ先生のPixivで漫画見れます)
キタハラリイ先生の作品は、ジェラテリアスーパーノヴァに続き古川さん連投です。
今回は年下ワンコの大学生の準太役で、かわいらしいです。
元ゲイビAV男優で現在は映画館でバイトしている螢役は平川さんです。
平川さんはもう安心して聴けます。ちょっと幸薄そうな過酷な過去を持つ螢さんぴったりです。そしてエロいです。語彙が少なくてすみません。
螢さんは35歳の設定なので大人の色気がすごいです。
前半螢さんの過去のエピソードで無理やりゲイビに出演させられる部分は、痛々しくて聴くのがつらい部分があるんですが、準太とのHも割と多いのでエロいです。
螢さんに一度突き放されても健気に螢さんひとすじな準太がもうかわいくて、古川さんの年下ワンコっぷりが最高です。
新垣さんはゲイビ時代の監督大野役で、螢を無理やり犯したりする部分が少しあって、嫌な奴の感じがお上手です。脇役ですがちょこちょこ出てきます。
川原さん演じる波柴は昔やくざの愛人として囲われていた時、螢と親分の橋渡し役のやくざ役で、出番は少ないですが、低音が素敵です。
甘々エロエロな部分も割とあるのですが、螢さんの過去がヘヴィーすぎて、元気な時じゃないと辛くて聴けないかも。
なので、全体的に素敵なのですが、萌x2で。
久しぶりにドラマCD聞けた。
この作品、主人公の澄川螢がちょっと謎めいた大人美人の年上受けっていうことで、螢は順当に安定の平川さん。
対する、年下ワンコ攻めの岡崎準太はここ数年でBLドラマCDの常連になってきた古川さん。
平川さんの、大人螢の優しげな感じや、藤場に囲われていた若い頃の感じ、大野に対しての投げやりな感じなど、さすがの安定感です。
古川さんの岡崎は、螢よりは一回り年下で、でも一応既に社会人で、子どもではないっていう、微妙なラインの年下感を出すのはけっこう難しかったのかも。
初回限定版の収録エピソードは二人の5年後、岡崎の両親は二人のつきあいを認めていて、あとは岡崎の妹も…、というお話。
こちらは螢40歳、準太も30代が近くなっているので、二人とも無理なく大人声です。
登場シーンは少ないですが、藤場の間宮さんの声が渋くて素敵です。
あの声で「俺の所へこい」みたいなことを言われたら、螢が藤場にどうしようもなく惹かれてしまったのも納得。
そして、藤場の前で可愛くなってしまっている螢に波柴が複雑な思いを持つようになるのも納得なのでした。
原作未読だと場面転換や時系列がわかりづらいのでは。
「どれだけ俺が螢さんのことを好きか…」と言うが、根拠が弱いのでピンと来ない。
感情の昂りは演技で伝わってくるが。ゆえにチグハグに感じる。
原作を読んだときに35歳という年齢がリアルだと思った。
一回り年下のワンコ攻めに対して、平川さんの「君が背負えるものなんてない」がイイ。
ホスト時代の平川さんの絡みが、泣き声のような悲鳴のような…高く可愛い声♡
組長の愛人時代の螢が可愛い…。いつでも捨てられる覚悟…可愛い…。
最後、螢の人生観が語られる部分。
螢や準太の意見に同意できるかは各人によると思うが、
演技としては聴かせる説得力のあるものだったし、BGMも叙情的◎
「また恋をしてしまうんだろう」に帰結させたのはBL(恋愛もの)として最大の正解ではある。
絡み(攻め以外の相手を含む)は何度もあるが、途中から途中まで。細切れ。
なので原作描き下ろし部分のラブラブおせっせが長めでよかった。
これでBLCDとしての満足度がアップ!
「も、イきそ?」の平川さんが超かわゆい~!
初回盤、描き下ろし10分半。
5年後の二人。
古川さんはこのトーンがナチュラル。
「舐めるよ」と宣言するのはちょっと笑ってしまったが、
古川さんの自前SEと咥え喋りがマーヴェラス。
本編は出番が少ないので、古川ファンは是非初回版を。
大人になって攻めっぷりが上がっています。
ホームドラマのようなBLは食傷気味だけど、この家族公認話は良い塩梅だった。
メイト盤オマケは、原作メイト特典の1P漫画1分半。
総括。
原作ファンor平川ファン向け。平川:古川=8:2くらいの印象。
螢の過去に割く尺も大きい。
BLCDとしても演技としてもここでしか聴けないような特筆すべきものはないが、
個人的な萌えはホスト時代の平川さんが可愛いことかな?
場面や時間が飛ぶので原作既読推奨。
原作既読ですが、読んだのは何年も前で、新鮮な気持ちで聴きました。
不憫受けを演じたらトップクラスだと思っている平川大輔さんが澄川螢を、かっこいい男から無邪気な青年まで何でもござれの古川慎さんが岡崎準太を演じています。
2人のやりとり、声音、口調、前半から後半に感情が変化していく様子、とっても萌えました。
原作とは少し違った流れで、螢の過去、抱える傷が、より強く表現されていたように思います。
聴いていてかなりつらかったです。
螢、何年も経っているのに現れた過去の男たち、その影、はどろりとした暗いうずの中にいるようでした。
一般社会とは別の立ち位置にいる(いた)人たちと、対照的に、会社で働いて週末のレイトショーを楽しみにしてて、螢が好きで、明るくてまっすぐな準太、の対比が、音声のほうがより強く出ていました。
螢が地獄のような生活に落とされるきっかけとなった過去のあれこれは、古川さんの表現する不安定な声色、口調により、より、切なく、不憫に表現されていました。
過去から現れた男たちの思惑について、多くの説明がないことが、気味が悪く、螢のいた世界の異常さ、毒の強さのようなものを感じました。
準太以外の全員の心情がわかりやすくなくて、複雑であること、ハッピーエンドであるけれど、小さな幸せ、という感じであること、がこの作品の色をよく表しているようで、すごいと思いました。
原作ファンも、演じている声優ファンも、世界観にじっくり浸れる作品だと思います。