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ボロアパートでドS執事と同居生活
boku to shitsujisama
あらすじ:
平凡な庶民大学生・里久(受け)は、超有能な執事・右京(攻め)と同居中。
ある日、右京の双子の弟を名乗る男が現れ…
里久と右京の出会いは、里久が小学生の頃。
里久は右京を自殺志願者と勘違いして話しかけますが、それを面白がった右京は、自ら執事として里久の家で働くことを願い出た…という経緯があります。
出会った当初はくだけた言葉遣いだった右京ですが、里久の執事になってからは敬語&『貴方』『里久様』呼びに。
しかしドSな性格は隠せておらず、里久の自慰のお手伝いをしたり、諍いがきっかけで里久を無理やり抱いたりと、なかなかの俺様キャラ。
里久に本気の告白をするシーン等、たまに素の乱暴な言葉遣い&『お前』呼びに戻るギャップが萌ポイントでした。
里久は、右京に箱入りで育てられたため世間知らずなところはありますが、性格は芯が強く男前。
右京が家族のところに戻れるよう彼を解雇し、一人で慣れない家事を頑張る姿が健気です。
いつか右京に釣り合う男になるまで彼とは会わないと誓う等、右京のことをただの執事でなく尊敬すべき大人の男性として見ているところに萌がありました。
ラストは右京が里久を迎えに来て甘々ハピエンですが、できれば右京と肩を並べるくらい成長した里久の姿モ見てみたかったなと思います。
また、里久の親が一度も出てこない点も気になりました。
困っている人をよく家に泊めてやっている〜という明から、里久が右京を連れて来た際も反対はしなかったものと思われますが、幼い息子が見知らぬ成人男性を連れて来たら流石に心配するんではないかなと引っかかってしまいました。
庶民の家に執事がいる、という設定自体突飛なので、導入部の展開はもっと掘り下げてほしかったと思います。
それを除けば、キャラの個性や糖度高めのクライマックスシーンが光る素敵な一冊でした。