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erotoji
レビュー一番乗りだ、なんかドキドキする笑)レビューとか初心者なのであまり上手く書けてなかったらすみません…っ。
エロとじは今までも何回か買っていて、いつも有名な作家さんがずらりと並んでいるんですが、今回は新人さんとか見たことのないお名前の方が多かったです。新規開拓になるかなと思って購入!
あまり具体的じゃないんですけど、掲載順に1つずつ感想を書こうと思います。【タイトル・作家さん/イラストレーターさん】で敬称略でいきます。
【偽りの婚礼・御堂なな子/Ciel】
本を開けた瞬間、Cielさんの美しい絵が出てきてキャーッて感じです笑)
キャリアの長い作家さんとだけあり、Hシーンの描写はさすが素晴らしかったです。中華風のファンタジーで、明らかに続きがあるぞっていう終わり方。でもやっぱりこれはこれで短編だから、もうちょっとエロに集中させて、キリの良い終わり方をしてほしかったかも。単行本で続きが出るってことなのかな?
【音姦・かわい恋/高峰顕】
ネットでバーチャルセックスっていう情報を聞いていて、どんなのかなって気になってました。新感覚でした!ひとことでいえば、音声ソフトでモブ姦疑似体験。モブ系は敬遠する人も多いかもしれませんが、あくまでバーチャルだし、ちょっとハラハラしながらも安心して読める感じ笑)Hで可愛いお話でした。他のバージョンも読みたくなります!
【愛縄の檻・彩寧一叶/月輝】
戦国で藩主×小姓という、ありそうでなかった主従関係の荒縄監禁もの。嫉妬から家来を監禁していたぶるっていう、ありがちな王道パターンですけど、時代好き、執着好きには気になる作品で、壊れていく殿様がこわい笑)出だしが雰囲気あって、メリバ調のラストにもゾクッときました。この後どうなるの?って終わり方でもっと読みたいです。というかこの作家さん、新人さんぽいけど誰なんだろう?
【お召し上がりください・玉木ゆら/キツヲ】
凄く綺麗な扉絵!義兄弟による3Pものです。エプロンコスチュームやスイーツHが好きなので、そっちがメインかと思いきや、どうも兄弟間の背徳感がメインだったようです。受けの弟くんが二人に愛されてドキドキですが、あまり背徳感は感じなかったかな。でも面白かったです!
【淫撫の森と、貴人の接吻・深月ゆかり/yoshi】
吸血鬼ものです。夢の中に出てくる運命の人が吸血鬼だった、という最終的には甘々のお話。触手も登場します。運命の人を待ち続けていた吸血鬼の台詞にキュンときましたが、もうちょっとダークな雰囲気で読みたかったかも。お城とか出てくる話が好きなので、嬉しかったです。
【恋愛フラグから抜け出せない・仁賀奈/林マキ】
扉絵が可愛い~!そして4Pとだけあって、すっごくエロかったです!主人公がなぜかBLゲームの主役に転生しちゃうというブッ飛んだ話ですけど、世界観が分かりやすくて読みやすく、楽しめました。キャラクター達の台詞もBLゲームらしくてオモシロイ笑)でもラスト…納得のネタバレなんですけど、ちょっと悲しい気持ちになってしまいました。ぶっちゃけ死ネタですが、メリバなのかな、これ涙)
【switch・宇喜田紅/ニユ】
ミステリアスな扉絵。特殊能力を生かしたサイコメトリングのお話です。荒っぽいHから入ってドキドキしましたが、頭の悪い私は特殊能力がよく理解できなくて、話に入りこめませんでした…すみません!汗)短編だからかもしれない。もっと長いお話で読んだら、背景説明も入ってわかりやすいのかなと思いました。ミステリーっぽいのが好きな方にオススメですっ。
【ないしょの催淫セラピー・青野ちなつ/中森】
お医者様もの☆攻めさんが大好きな受けが、頑張ってお色気アピールをしたところ、逆に美味しく頂かれちゃったという可愛いお話でした。わかりやすくて、Hシーンに集中できました。場所が病院内なので、誰か来るかもしれないっていうドキドキ感も凄く良かったです!
【タイトロープ・ラヴァーズ・栗城偲/朱月とまと】
女装男子攻めです。私は女装さんは受けであってほしい派なので、好みではなかったんですけど、話はコミカルで面白かったです!縛られたい願望のある受の部屋が、なんかシュールで面白い笑)
【蛇神の姦淫・櫛野ゆい/古藤嗣己】
実は人外攻めが今まで苦手だったんですが、これはすごく楽しめました。むしろ新境地開いて頂いた感じです。蛇の舌がエロい~!両性具有の主人公ってとこも、私は結構好きでした。でも何が良かったかって、蛇さんの一途な恋心にキュンときたところです。ロングバージョンで読んでみたい!
【夏の果~私が殺した男~・英田サキ/髙嶋上総】
最後のトリは、やはり大御所さんか!というプレッシャーに相応しい、めちゃくちゃ面白いお話でした。敬語調で語られているところにグッときます。ちゃんとエロいけど、上品さを感じさせる作品。オジさん受というところも、なかなか読めないので良かったです。攻めの瀬田くんカッコいい!最後の種明かしも面白かったし、さすがだなと思いました。
以上
こんな感じでした。エロとじは後に単行本になる作品も結構あるので、また楽しみに待ちたいと思いますっ。
葛西リカコ先生の挿絵があんまりにも素敵だったので購入したのですが、思いのほかエロ満載で読めず、困ってしまいました。(そんなにエロエロなのは得意ではない)英田先生だけは読まねばと思って読んでみたら!さすが英田先生!と唸る小編でした。評価はその英田先生の小編に対するものです。11名の先生方の手になる二段組小編11編、全260Pほど。
以下は読んだ英田先生の小編に対する感想。
「別れを決めた理由を手紙に書くことにします」と始まる恩師への手紙。20才で知り合った恩師と17年間関係をつづけていた受け。振られた女子学生からのでっち上げで3か月の停職処分をくらい、夏の間、友人の別荘で過ごすことにしたのですが、そこで知り合ったのがライフセーバーである20代後半の青年で・・というものです。
最後の方までその受けの語りという文体で、丁寧な語り口、なんだけどエロとじなので、やることはやってます。英田先生にしてはエロい方。
語り口が丁寧なところ、そして終盤で「あ!」という仕掛けになっているところがとっても面白かったでした。小編ならでは!の味わいだと思います。好きな先生だからかな。短編ですが読んで良かった!と思いました。