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amayakasareru mofumofu
あらすじ:
ペットショップ店長の倉斗(攻め)は、売れ残ったラグドール猫・ドール(受け)を自宅で飼うことに。
倉斗に感謝し、彼と話がしたいと願うドールは、不思議な水晶玉の力で人間となり…
攻め受け両視点あり、人間になる前のドール視点で描かれるエピソードも序盤にあります。
倉斗と一緒に暮らす祖父が考古学者で、彼の所有するインカ帝国時代の水晶玉が、ドールの願いを叶えたという設定。
ドールは見た目16〜17歳の小柄な少年となりますが、元が大きなラグドールなのに、人型だと小柄というのがどうもピンときませんでした。
大きくてモフモフなラグドールを想像して萌えていたので、人型になってその魅力が半減してしまった気が。
巨漢にしろとは言いませんが、もう少し猫時代の面影残るゴージャスな見た目だった方が個人的には好みだったかもしれません。
見た目は10代でも、中身は赤ん坊と変わらないドール。
倉斗に身体を洗われたり、一緒に商店街を歩いてたい焼きを奢ってもらったりと、少しずつ人間の生活に馴染んでいきます。
天真爛漫なドールですが、居候の従弟に疎ましがられたら家を出ていく等、健気な一面も。
最後には倉斗が迎えに来て大団円に終わります。
大事件は起こらず、二人は自然と両想い→ラブラブになるため、全体的にメリハリに欠ける展開。
しかし、ほのぼの可愛い雰囲気は楽しめます。
売れ残って処分されるのはドールだけじゃないのに、ドールだけ引き取る倉斗の行動には引っかかりを覚えるし、
物語のキーとなる筈の水晶玉が、単にドールの願いを叶えるだけの存在で大して物語に絡んでこなかったり…と、
気になるところは色々ありますが、タイトル通り、モフモフ(猫耳&尻尾をもつ少年)が甘やかされる様に癒され、サラッと読める一冊です。
ラグドールのドール(受け)はペットショップに展示されて8か月、売れないなら処分される寸前です。半年近くずっと世話していたペットショップ店長の倉斗(攻め)は処分されるのには忍びなく引き取ることにします。
倉斗は祖父で神道考古学者の倉一郎と浪人生で従弟の淳平の3人暮らしです。
倉一郎の許可を得て晴れて飼われることになったドールですが、倉一郎の持っていた願いがかなうという水晶玉に、間違って人間になりたいと願ってしまいます。
人間になってしまったドールは猫に戻りたいと後悔するのですが、大好きな倉斗といっしょの人間としての生活も楽しいと思い始めます。
ドールは猫ですが、人間の言葉が理解できたため処分されることも気が付いており、倉斗が助けてくれたこともわかっています。助けてもらったお礼が言いたいと少しでいいから人間の言葉を話したいという願いを言うつもりが、うっかり人間になりたいと願ってしまったため人間になってしまったのでした。
見た目は17・8才ですが、生を受けてまだ8か月の猫だと理解している倉斗は、ドールに甘々です。
話自体はあまり抑揚はありません。
びっくりすると猫耳しっぽが生えてしまうのですが、それを淳平に見られ罵倒され、プチ家出するくらいしか事件らしいものはありません。
思いもかけず、人間になってしまったドールが大好きな倉斗と一緒に過ごすうち人間として一緒に過ごしたいと思い、倉斗と両想いになるお話しでした。
倉斗視点もあるのですが、倉斗は最初は猫としてのドールが好きで大事にしており、人間になっても抱きしめたいという衝動に驚いていましたが、恋愛としていつ好きになったかはよくわかりませんでした。スイッチが入ったように突然豹変して関係を持ってしまったのはちょっと性急だったように感じました。
あと、ドールが目上の人に対して丁寧語を話すのは違和感がありました。好奇心旺盛な無邪気な子なので普通に話してもよかったと思うんですけど。生まれてすぐに親元を離されてペットショップに展示されていたため、外界についてはほとんど知らないのに何故丁寧語が話せるのかとか、正座して謝るのことも何で知ってるんだと思いました。細かいことですがなんとなく気になりました。
でも、ドールは素直で可愛いし、話自体は最初からずっと倉斗はドールに甘々なので題名の通り甘やかされるモフモフを堪能できました。