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futari no hanayomeouji
壽国を治めている女帝(玲蘭)には双子として産まれた為に殺された姉、羿桾の魂が取り付いている。弟王子の雪凜と李燕は羿桾の魂をなんとか滅しようとするが‥
う〜ん、なんだろう?絵柄は好きだし、登場人物のキャラクターも嫌いでは無いが、細かい設定が決まってなかったのかな?説明不足のような気がして解りづらかったです。
弟王子の雪凜には歐芳が、李燕には慧敏が下僕兼恋人として仕えているのだが、何で下僕になったのか恋人としてどこが良かったのか?説明が無い。それと李燕は姉上の為に何の役にも立ってない気がする‥慧敏とHしてるだけだし‥。
殺された羿桾も初め“姉”で途中で“妹”になって、また“姉”になっていた、まぁ書き間違い?印刷ミス?ってことですよね。
羿桾を消滅させる為に慧敏の右腕が犠牲になるのだが、右腕を差し出すのなら、慧敏の術士としての設定は必要無いのでは?始まって少しした辺りで羿桾を消滅させる策があるような素振りをしていたが、あれはいったい‥。
まだまだありました、ツッコミどころ満載です。
兄カップル弟カップルそれぞれのHが複数回ある為✖️2カップルということでエロエロでした。
タイトルのとおり二人の王子様が出てきます。どちらも受キャラで、兄の雪凛(女王様系)は奴隷の身分である歐芳と、弟の李燕(可愛い系)は隣国からやってきた術士・慧敏と、それぞれしっかり肉体関係を持っている二組のカップルのお話です。第一章こそ、二人の姉である現女帝・玲蘭の出自と彼女にかけられた呪い、その呪いの元凶である羿桾(今は亡き玲蘭の双子の姉)の禍々しさなどが描かれているのですが、第二章以降はエロ、エロ、ひたすらエロ…で、何の話なんだかよく分からなくなってきました。必要性のないエロの連続は逆に萎えますね。評価は「中立」か「しゅみじゃない」で迷って「中立」です。
複数のカップルが登場するお話は嫌いじゃない(むしろ好き)ですが、本筋のお話に全員を絡ませ、尚且つラブも適度に盛り込んで進捗させるのって至難の技だと思います。この作品では残念ながらそれが出来ておらず、章と章の間…書かれていない部分に色んなことが片付いているようで、何もかもが唐突に感じました。そもそも、この二組がどのようにして肉体関係に至ったのか何も説明がないのです。深みのないカップルを二組出すなら、一組にして掘り下げたほうが良かったのでは…。
この作品は清々しいほど伏線の回収を放棄していて、雪凛が殺した側近についても玲蘭が英断した免税のことも、起承転結の「起」の部分しか書かれていないのです。羿桾の呪いを解消する戦い(?)のオチも肩透かしで、攻キャラ二人が右目と右腕を失うほどの重みがなくてその点もチグハグでした。慧敏は途中「時間はかかるけど解呪の方法があるんですよフフフ…」みたいなこと言ってたのに、その話はどこへ…?こいつ、本当に術士としては無能なんじゃないかと思ったり思わなかったり。
ここまでレビューを書いて気づいたのですが、この作品…二次創作っぽい雰囲気がします。各キャラの色付けが妙にハッキリしている割にお話がふんわりしているというのか。読者に期待されているのは二人が惹かれ合う過程を楽しむことではなく二人のエロを見て興奮することなのかな、と思いました。
また、イラストもアニメっぽくシズル感のないタイプだったので、肝心のエロもそうエロく感じませんでした。