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可愛いにもほどがある!
shinke to aatan
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
誠覧社シリーズの第3弾です。
といっても、単独で全然大丈夫です。
前作攻めの志生野の同期の二人が今回のカプです。
前作カプは読んでいたらちょっとうれしいくらいの出演具合で、読んでなくても特に問題ありません。
ちなみに私は2作目だけ読んでいます。
出版社で編集として児童関連の書籍を担当している新(受け)は、同期で担当漫画を世界的にヒットさせた敏腕編集の葛城晋之介(攻め)が事故死した姉夫婦の子供を引き取るため会社を辞めることを知ります。
子供を育てやすいようにフリーランスの編集になることにした葛城は子供を引き取ることをきっかけにして児童書に企画を出し、新と仕事をすることになります。
甥っ子と一緒に住むために引っ越しすることになった葛城の住みたい地域が自分の住所だったこともあり、自分の下の階の部屋を紹介します。
近所になったことで、何かと手伝う新に葛城が告白してくるのです。
新は歴史が好きでそちら関連の仕事をしたいと思い就職したのですが、配属されたのは何故か子供向けの書籍を扱う部署でした。ドライでテンションが低い傾向にあり変わっていると評価される新は、子供は苦手なのですが、子供に対しても一人の人間として表裏なく接するので子供に懐かれる傾向にあります。
葛城は担当した漫画を世界的にヒットさせる編集としての能力が高くコミュ力も高い、なんでもできるハンサムさんです。
実は葛城はバイで、会社を辞めることになった一連の付き合いで新を好きになったのでした。
望未は3歳なので、まだ両親が死んだことが理解できていません。時には癇癪をおこしてしまうこともあるけれど、一緒にいてくれる味方として葛城と新を慕って寂しさに耐えています。でも、望未が愛情確認のためにする「つねる」という行為を、感情的になって「てにをは」を間違えてしまったため、虐待を疑われてしまい、身体を確認され、新が疑われたと泣く姿はかわいそうでした。虐待の多い昨今、子供を守るためなので仕方がなく、誰も悪くないのに傷つく姿はつらいものです。
独身の男性が3歳の子供を引き取るというのは大変なことです。葛城は優秀ですが、肉親を亡くした悲しみや、急に親になったための戸惑いや、わかっていても思い通りにならない現実にイライラしたりします。そばに引っ越してきたため新は支えていく形で、二人が恋に落ちるというよりは、家族になるといった感じで一緒にいるようになります。そのため、望未のことを考えるあまり、他人の目が気になるようになり、ぎくしゃくすることにもなります。
新の両親の話を聞き、自分はどうしたいのか、何を求めて何を捨てるのかを考え勇気のいる決断をしたと思います。少数かもしれませんが、彼らの周りには理解してくれる人がいると思うので、大丈夫でしょう。
初め、題名を見て、北海道か何かの料理名かと思ってしまった。
言葉をきちんと発音できない望未の二人の愛称だったんですね。望未は本当に可愛くて、新の両親も含めて皆がメロメロになってしまうのがよく分かります。
望未がそばにいるためなかなかスキンシップできないと思いますが、新の両親が手伝ってくれることでしょう。だた、声が漏れてないのか私はとっても気になりました。
前回から思っていたんですが、なぜ同じ舞台なのにイラストが毎回ちがうんだろうか?どのイラストもとても素敵ですが、統一感がほしいな。
特に前回カプはちょっとでも出演しているので、頭の中で映像化させるときになんか変な感じでした。
今回のイラストもとても素敵です。特に望未がかわい過ぎる。泣いてるイラストなんて抱きしめたくなるくらいでした。最後の幸せそうな3人の写真は、こちらまで幸せになりました。
同じ会社内でのシリーズ第三弾ということで(私自身は途中まで読み進めていて気が付いたという・・・)、実は第一弾は買ったまま未読状態で、第二弾は萌えず・・・だったのですが、今作は萌えました!!!!!BLCD「ごはんを食べよう」を聞いて以来子育てBLにちょっとはまっていたというのもありますが、受け様のキャラ設定が童貞初心キャラさんというのが何よりも私にはツボでした。あと、妙に天然っぽいけど男前な部分もあるところとか、合理的で、はっきり意見を言う所とか、料理が上手い所とか、なかなか素敵なキャラでした。受け様のご両親も素敵なんです。
互いにライバル心を密かに持っていて、今まであまり話したことがなかった同期の2人が、まだ恋と自覚していないころから同じ建物上下に住んで子育てを協力し合い・・・と言う感じで距離が近づいていく様とか、読んでいてわくわくして、一気に読み終えてしまいました。
ぐっとくるエピソードもあって、ちょっとした自己啓発本っぽい部分もあってなかなか素敵な一冊でした。
(追記)
余談ですが、二人の初Hをする場所が受け様の実家というのがちょっとびっくりでした。
一階に受け様のご両親も攻め様のお子もいるのに、大丈夫!?と、実は読んでいてひやひやしてしまい、せっかくの初Hのシーンなのに集中できませんでした(笑)。普通に声も出しているし、夜寝静まっている時間帯な分却って聴こえちゃいそうな・・・でも、できたご両親だから万が一聴こえてしまっていても気づかないふりとかしてくれていそうだけど・・・
シリーズ?ものだったんですね!
途中の描写でおや?と気づきました。でも、これだけで全然OKですね。
子どもがからむBL、つい手を伸ばしてしまう。
イケメンで有能な葛城が苦悩しながら子育てをしようと奮闘、
それを支える新と、
王道ですがなかなかよかったです。
新のご両親がすごいですね。
イラストがとても美しくて、なお気に入りました。
途中で望未の泣き顔のイラストに、
展開の苦しさとともにキューンとしてしまいました。
題名もかわいいですよね。
鳩村さん初の子育てモノ(ガッツリ子育てモノを書かれるのは初とのこと)。
ただ可愛い子どもが出てくるだけの作品に終わらず、攻め受けの仕事のことや、男二人で子どもを育てていくことの大変さもしっかり描かれているところが流石鳩村さんでした。
あらすじ:
出版社でキッズ雑誌の編集を担当する新(受け)。
同期で有名編集者の葛城(攻め)が甥を引き取るため会社を辞めると知り、なりゆきで彼の力になることに。
新のアパートに引っ越してきた葛城の子育てを手伝ううち、葛城がバイで、自分に好意を抱いていることを知ってしまい…
新は、クールビューティーで一見冷たそうですが、意外と面倒見が良く、子どもにも慕われるタイプ。
米国育ちの帰国子女で、論理的で竹を割ったような性格が素敵です。
恋愛に興味が持てず長らく童貞でしたが、葛城に告白されても変に引いたり動揺したりせず、冷静に検討しようとするところが(天然かつ)男前。
恋愛経験ゼロなので、それなりに空回りしたり照れたりはしますが、変にツンツンせず好意は素直に表すところに大人の可愛さがありました。
葛城は、数々の漫画を世界的ヒットに導いた敏腕編集で、会社を辞め独立してからも持ち前の行動力を活かして活躍。
しかし、プライベートでは子育てに悩む繊細な一面もあり、新が放っておけなくなるのも納得。
告白後、童貞の新がその気になるまで気長に待ったり、望未に配慮してなかなか手を出さなかったりと、どこまでも紳士的な良い男でした。
ストーリーとしては、男二人で(実の子でない)子どもを育てていくことで直面する色んな問題が描かれており、なかなかリアル。
親がいないとこで望未が保育園で嫌なことを言われたり、望未の些細な言い間違いが元で虐待を疑われたり、
新が葛城とだけでなく望未とも一緒に生きていくことを約束したり…と、
子ども一人育てることの大変さ、責任の重さが丁寧に描かれていて読み応えありました。
ほのぼのした雰囲気の中に現実的な問題が織り交ぜられているところが上手いなと感じさせます。
鳩村さんならではの骨太育児BLとしてオススメです。
タイトル「シンケとあーたん」、表紙に可愛らしい子ども。子育てモノか…あんまり好みじゃないかも。
と考えつつ読み進めましたが、内容は逆に「辛口」。
姉夫婦の突然の事故死、遺された3才の甥、世界的な実績を上げていた仕事を辞め、退職して甥を養子とし、結婚もしていない28才の葛城晋之介(シンケ)は「シングルファーザー」として暮らすことを選択する。
対して同期の溝口新(あらた、あーたん)は子供向け書籍の部署にいながら実は子供が苦手。
しかし、葛城は3才の望未と暮らすうちに、新は2人と親しくするうちに、仕事、その全ての元になる「生活」、そして人生への深み…自分を縛るものと分かち難く繋がって、その縛りがきついほどその体温、近しさに逆に励まされて生きていく人生、というものを体感していく。
そう、縛ってくる厄介な存在があるからこその生きる意味、あるいは価値。
そうだよなぁ…人は人に頼っていいんだよ、ってこと。
「人に迷惑をかけない」っていうお題目は、時に残酷な言葉です。やっぱり誰かに助けてもらいながら人は生きるものなんですよ。そこがこの歳になると沁みてくる。
しかーし!
BL的にはちょーっとご都合が出てる。
葛城のバイ設定とか新の童貞設定とか。
両想いになってからすぐHにならない所はいいですが、新の実家でHとかはハテナ。どっか泊まりに行きナサイ!
誠覧社シリーズ第3弾。
育児BL作品は珍しくないですが、
鳩村さんらしく、しっかりお仕事BLでもありましたし、
子育てってこういうところが大変だよね…と共感させていただきました。
生活と仕事に前向きながらも、
やっぱり問題にぶつかったり不安になったり、
生きていれば穏やかな日々だけではないのが当たり前ですが
傍に愛する人がいてくれさえすれば、
乗り越えていける事だって多いはずですね。
姉夫婦が事故死し、たった一人の近親者である葛城が
3才の甥・望未を引き取る為に
勤務している出版社を辞めてしまうところから始まります。
主人公は、その葛城の同期で
裏表の無い実直な男・溝口なのですが
本人はあまり自覚は無いようですけども気遣い方が絶妙でした。
見目も良く仕事も出来る葛城を羨む気持ちはあれど
こちらからすると、溝口も充分魅力的だと思いました。
すっと正論を出しても押し付けがましくなく、
ああなるほど、と納得させられてしまうような感じで
葛城はその優しさにとても救われていて
読んでいる間中、心地が良かったです。
葛城の行動の早さには驚かされましたが
そのフットワークで成功して来たんだろうな。
二人とも守りに入らず可能性を常に見つけにいく姿勢は
身に付けようとしてもなかなか出来ませんね…。
望未の愛らしさ!
はしゃぐ姿や、全開で泣く姿、目に浮かぶようでした。
寂しい思いもやっぱりしてしまうでしょうけど
シンケ(晋之介)とあーたん(新)がいてくれたら
歪みなくのびのび成長出来る気がしました。
各エピソードも微笑ましかったです。
結ばれてからの甘い二人をもう少し読みたかったです☆