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papa to sweets na kosodate
うーん。カワイチハル先生の挿絵と「スイーツ」系ということでget。
今日読み終わった別の本が、超重めの本だったので、お気楽あまあまを
期待して手にとってみました。
なんだけど。
私にはちょっと糖分不足だった気がします。
攻めが子持ち日本人だったから足りなかったのか・・・
フランス人激甘攻撃なんかを期待してたのですが、
子煩悩な分、子供に愛情(糖分)を奪われた感が少々。(笑)
子供は可愛いっちゃ可愛いですが、受けを溺愛してほしかったなあ。
単なる私の気分の問題ですが・・・タイトルに子育てってあるんだから
私が本のタイプを読み違えたんだよな、ごめんなさい。
それと、「えっここで終わりかい!」でした。
だってくっついたら終わっちゃったんだもん。
お姉さま方のアドバイスに従い、全部むいてみたけど
ショートがカバー下から現れることもなく・・・(泣)
ルウ先生、こないだ読んだ本も 「えっここで」本でした。
勝手にそういうタイプの本の名前にしちゃおう。
いや別にルウ先生がいつも糖分不足 という訳ではないです。
誤解を招いたらごめんなさい・・・
主人公のパティシエ(受け)がイケメンパパ(攻め)と子育てするという、タイトル通りほのぼのスイーツな雰囲気のお話。
絡みはラストに1回のみです。
主人公の翔真(受け)は、25歳にして洋菓子店を営むオーナーパティシエ。
ある日、人気モデル兼俳優の霧嶋(攻め)が雑誌の取材で来店。
後日、今度は客として霧嶋が店にやって来たことをきっかけに仲良くなり、彼の幼い息子・士音と共に家族ぐるみの付き合いを始めることに……
というようなお話。
まず人気俳優に子どもがいるという情報をマスコミが掴んでいないという設定に違和感。
霧嶋は息子を堂々と連れて歩いているし、息子の顔立ちからして霧嶋がパリにいた頃できた子どもと噂されてもおかしくないのに、
日本人女優との間の子どもだなどと見当違いの方向に噂が立つのは不自然に思えました。
また、霧嶋と翔真のパリにいた時期が被っているという設定から、
実は二人は過去に会ったことがあるものと予想していましたが、
結局全然関係なかったようで拍子抜け。
この設定は二人の会話の糸口でしかなかったようです。
霧嶋の初めて会う相手に嫌な印象を与えてしまうというキャラ設定も、その後のストーリー展開に活かされておらず、設定倒れに終わっている印象。
翔真に失礼な態度をとったのは冒頭の出会いのシーンだけで、その後すぐ和解しているので、あまり意味を感じない設定でした。
ストーリーとしては、ウブで真面目な受けがカッコいい攻めに見初められ恋人に…というオーソドックスなもので、子どもも愛らしく描かれています。
ただ、霧嶋の翔真に対する口説き文句が「士音のママになってほしい」だったり、
士音に対して「今日から翔真は士音のママになるんだ」と言ってみたりと、
翔真が度々女性のように扱われている点はマイナス。
もう一人のパパ、ではいけなかったのかな?と感じてしまいました。
話として引っかかる点が多く、好みでない要素もあったので、すみませんが中立評価とさせて頂きます。