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dekiaikunshu to migawariouji
初読みの作家さんです。
もともと異世界トリップ物が大好きで粗筋を見て面白そうだと思い購入しました。
ラナイズが七星の事を溺愛していたり、それに対して七星はルルスだと勘違いされてるからで、本当の自分を好きだと思われている訳じゃないとグルグル悩んだりします。
定番なんですが、こうゆうのが大好きでキュンキュンしてしまいます。
それと、以外な人物が裏切り者でこれにはショックを受けました。
この人物が最初に七星をありのままで受け入れてくれる感じで、きっと当て馬になるんだと思っていたのでショックも倍増です。
最後が少し駆け足気味で都合がよすぎると感じる部分もありますが、全体的に上手くまとまっていて面白かったです。
あらすじ:平凡な高校2年生・七星(受け)は、剣道部の活動中に失神。目が覚めたら異世界にトリップしており、そこの国王・ラナイズ(攻め)は七星を行方不明の弟・ルルスと勘違い。
王宮でラナイズに溺愛されるうち、満更でもない気分になっていくが…
物語開始3ページ目で、何の前触れもなく七星が異世界にトリップ。
その後は異世界での描写のみとなり、七星自身も元の世界にそれほど未練を感じている様子なし…と、なかなか強引な展開です。
ラナイズは、3年前に失踪した弟皇子を溺愛する君主。
弟に似た七星をベッタベタに甘やかして可愛がりますが、一応七星が弟と別人であることは理解しており、七星のなかなか懐かない性格自体も気に入っている様子。
強引な性格ですが、亜人(人と動物が合体した種族。身分が低く、奴隷のように扱われている)を他の王宮の人々のように見下すことはなく、柔軟に物事を考えることもできる器の持ち主です。
七星は、小柄で中性的な見た目ですが、中身は普通の男子高校生なので、ラナイズになかなか靡かず。
一緒に過ごすうちに絆されていきますが、簡単にはデレません。
かと言ってツンツンでもなく、彼の魔法に感動したりと、素直な反応も見せるところに可愛げがありました。
後半は弟皇子の行方が明らかになり、前半で描写された亜人に対する差別問題も掘り下げられ、なかなか盛り上がる展開。
実は七星にも魔法の才能があって…というのはいかにもファンタジー的で素敵ですが、できれば七星の元剣道部設定をもっと活かした活躍の場面が見たかったです。
ほのぼのファンタジーですが、亜人問題などシリアスな話題も盛り込まれており、なかなか読み応えある一冊でした。
以下の通りレビューしましたが、あらあら3月に続きが出る模様。
今回のどうなった部分が記述されることを期待します!
************************当初レビュー部分
初読みの先生と 初めましての絵師さんでした。
表紙の金髪どや顔的な表情に惹かれて購入。
ファンタジー♡だし。
先生のお書きになられる文章はすんなり読めましたー
そして絵。
目くりくり男子高校生は?でしたが、イケメン金髪がいいわー
カラー口絵は二人でリビング?で
世界地図みながらくつろいでる図(着衣)。
表紙の通り、全体的にあっさり目の衣装なんですが、
体の描きっぷりが普通で好き♡
(うっそ、十二頭身あるで という感じではない)
ちょっと追っかけてみよっかな。と思いました。
以下ネタバレがあるかな。
お話は、内紛もの。
結局のところ、なんで男子高校生(受けさん)が
異世界に召喚されちゃったのかが全く分からず。
呼ぶ必要あったん?いやそもそも、呼んだん?偶然来てしまったん?
私 どっか読み飛ばしたんだろうか・・・
それから結局弟ちゃんとは仲直りできたん?洗脳されてたん?
亜人(もふ顔の人型)である必要あったん?
いや別にいるのは嬉しいけど。。。。
受けさんに異世界だーとはっきり分からせたかったんかな。
と、色々 ? な点があって、
溺愛してるけど溺愛感がちょっと弱まってしまった。
攻めさんのセリフ
「なあ、どうしたらいい?お前は俺の、何になってくれる?」は
すんごく好き。これは陥落するわ、陥落してよし と思いました。
このセリフがあったので、萌でお願いいたします。
ちなみに、言語は最初から通じた(笑)ので
異世界難度は低めかと。