金緑の神子と神殺しの王 2

kinryoku no miko to kamigoroshi no ou

金緑の神子と神殺しの王 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×211
  • 萌8
  • 中立3
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
4
得点
96
評価数
31
平均
3.3 / 5
神率
16.1%
著者
六青みつみ 

作家さんの新作発表
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イラスト
カゼキショウ 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
シリーズ
黒曜の災厄は愛を導く
発売日
価格
¥870(税抜)  
ISBN
9784344837812

あらすじ

神子として異世界・アヴァロニス王国にトリップしてしまった春夏。王候補と性交渉し、誰か一人を王および伴侶として選ばねばならず…

表題作金緑の神子と神殺しの王 2

ルシアス=エル・ファリス,25歳,王候補
苑宮春夏,16歳,神子,高校生

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数4

ええー! ( ̄□ ̄;)!!

ハルカ編、完結巻です! 
精神的にも、肉体的にもかなり痛い巻でしたが、無事大団円です。途中、何度も投げ出したくなりましたが、最後には心の通じ合った甘々な二人が読めて、大変満足です。
しかし…、しかしですね、「黒曜に導かれて~」のレンドルフ編が載ってない!!orz あとがきで詳しく書かれてますが、ページ数の関係で入らなかったとの事…。レンドルフ編は、この後完結編が雑誌に掲載になり、1巻未収録分とも合わせてどうするか協議になるそうです…。実のところ本編より、このレンドルフ編目当てで購入したのでショックがデカい(T_T) 身も蓋もない言い方をすれば、二人のエッチシーンを読みたかったのです。アキ編では言葉が通じず、更にエッチではアキが寝ている状態だったので、イマイチ甘さが足りなかったのですね。レンドルフ編前半を読み、これから二人の甘いシーンが!!と期待していたので、まさにガーン( ̄□ ̄;)!!と…。何とか続きを刊行してもらいたいです…。

と、ちょっとショックな部分もありましたが、本編もとても面白かったです。
内容としては、ハルカがそれぞれの王候補と交わり王を選定するという流れの中で、ルシアスと誤解ですれ違ったり、かなり痛い目に合わされたり…。そして古い神と新しい神の交代劇です。あと、ハルカ視点のレンドルフ達も少し読めます。本人達は真剣だけど、端から見たら微笑ましい感じの。お互い惹かれ合ってるのに、ぎこちない事やってるな~と、このあたりはニヤニヤ。

今回はハルカの内面に深く踏み込んであります。王候補の一人、脳筋野郎からはかなり酷く犯され、もう一人からは媚薬を盛られて犯される。更に蛇神からも犯されとやられ放題。かなり酷い目に合っているのですが、本人が他人事みたいに一人称で語っているので、こちらの受けるダメージも少なめです。しかし、読み進めるうちに、この辛い思いを他人事のように語っている事自体が、自分の心を守る為だと分かってきて切ない…。幼少期の経験や育った環境のせいで、自分の望みは叶わないものだと当たり前のように思っています。自分はアキが大好きだけど、アキは自分が大好きじゃない、でもそれでもいい…みたいな。根本的な所で他人を信じていないので、好きになったルシアスでさえ信じ切れない…。そのせいで、二人に深刻なすれ違いが生じます。
周りからは酷い目に合わされ、好きなルシアスとはすれ違い、唯一理解者のレンドルフは、あくまでアキが一番という辛い状況。「アキちゃんはいいな」と言っちゃっても全然仕方ないよ!!…と思うのですが…。

山場での死闘はかなり見物です。めちゃくちゃ痛くて辛い。更にグロも少し入ってる…。でもこの極限状態でお互いかばい合い、相手を守ろうとする事で、二人の心が通じ合うのです。必死でルシアスを守ろうとする姿には心を打たれました。
そして死闘を乗り越えた二人の甘々っぷり…! 少しだけ成長したハルカと、彼のいい所も弱い所も全て受け入れてるルシアスの甘い会話には萌え転がりました。ちなみに、この時にはエッチは無しです。ちょっと残念…。

私が読み飛ばしただけだったら申し訳ないのですが、ハルカが誤解する原因になった、ルシアスの「顔を好きになった」という台詞のオチはどうなったんだろう? ここが気になります。

レンドルフ編が残念ですが、話自体はとても面白かったです。

11

あーちゃん2016

ヤマヒロ様
はじめまして、驚愕のあまり、コメントさせていただきました。
まじですか???? レンドルフはどこへええええええええという
気持ちでいっぱいです(涙)
驚愕の事実、ありがとうございました。
まだ こちらは読んでないのですが、今回もイタイのですね、
有難うございます。心の準備ができたら読んでみます(泣)

前半だけで読み終えるのはもったいない

「金緑の神子と神殺しの王」後編。
先に重要なことを書いておくとすれば、レンドルフ編を目的にされている方は要注意ということでしょうか。まさレンドルフ編が入ってないとか……は?って感じです。
リンクスさん、ちょっとその売り方前回もどうかと思ったけど、流石に読者を何だと思ってるの? というふつふつとした怒りのような呆れのようなものが湧き上がりました。
すみませんね、私も半分以上はレンドルフ編目当てだったもので、これには脱力です。

さて、本編のハルカ編ですがこれで完結してます。
あぁよかったですねって結論なんですが、前半は正直モヤモヤ感が募ってどうかな……と思っていたのですが、後半になってそれが解消されました。
のほほんなアホの子のハルカですが、ここに来てアキと同等もしくはそれ以上の試練が待っていました。そしてその試練に向かって、真っ直ぐに立ち向かっていくその正直さ、純粋さ、芯に秘めた強さがとても愛しかったです。
ルシアスもハルカが心の中に抱えこんでる意固地な部分をきちんと理解し、その上でハルカを包み込むように愛そうとする姿が頼もしく、この2人がきちんと結ばれて良かったなと心から思いました。

正直私はハルカの性格があまり好ましく思えなかった部分があったのですが、ルシアスを王と選定してからの流れ、竜蛇神(むしろ竜邪神だけど)に刃向かうあたりから好感度ぐんぐん急上昇。
この子、こんなに胸に熱いものを秘めていたのかと驚くばかりです。
伴侶に守られるだけではなく、逆に守ろうと必死になる受って大好きなので、最後まで読んでみたらハルカもすっかり好きになキャラになっておりました。
どうしても前半でウンザリしてしまう方もいるかとは思いますが、レンドルフ編だけが読みたいという方でなければ、これは是非とも揃えてオススメしたいです。

それからルシアスとの甘いえっちが読みたかった……!!
エロ邪神とのヌメヌメレイプばかりがクローズアップされてて、別にそれでもいいんだけど、それ書くならそれ以上にルシアスとのラブラブ書いてくれるようにすすめて下さいよと例の担当さんにもの申したいです。

3

発売日に買ったのにずっと積読していたのは・・・

もう本当に楽しみにしていたんです・・・『黒曜に導かれて愛を見つけた男の話』の続きが読めることをっ!!!(ノд<。)゜。なのに、なのにぃー!!
ショックのあまり積読してました。

前巻で異世界へ神子として召還されてしまったハルカは、四人の王候補のうちの一人・ルシアスに心惹かれていきます。
ルシアスを王に選ぶと彼に約束したハルカでしたが、王を選んだら一緒に異世界へトリップした友人・アキに会えなくなると知り、王の選定を先延ばしにすると決めます。
約束を違えられたルシアスはハルカが他の王候補に惹かれたのではと嫉妬し、ハルカはルシアスが好きなのは自分の顔だけだと思い込んでしまい・・・という展開です。

前巻のレヴューで私「ルシアスのことでぐるぐる悩んだり、いろいろ自分から行動するようになると思うので、そうしたらハルカのことを好きになれそうな気はします。」と書きました。
確かに前巻を読み終えた時よりは好きになりました・・・でも、本当に物語の最後でした。ハルカがルシアスを助けようと竜蛇神に立ち向かうところぐらいから、やっと・・・(苦笑)

ハルカは、自分が中身の無い外見が良いだけのバカ(それだけでは決して無いのだけれど)ってことを理解してるし、周りが自分を大切にするのは神子だからってことも分かっています。自分がアキの一番じゃないことも分かってます。
勉強は出来ないけれど、それでも聡い優しい子なんだと思います。
顔が良いこと以外は自分に全く自信が無くて、全部諦めてしまってるんです。現状を変えること、好きな人に愛され続けること、そして自分の命さえも・・・そういう部分が見えてくると、好きでもない人とのセックスや竜蛇神にヤられたりしていたハルカのことも可哀想に思えてきました。
うん、ハルカも大変だったんだよ・・・・・・でも!アキの居る前で『狂言』は止めてー!!アキがー!!!(;ω;)゜。

今巻、私の中で一番株を上げたのはルシアスです。
ただのイケメンじゃない、中身もいい男だった!と伝わるのは、アキやレンドルフ視点の物語ではないからこそ、だと思います。
レンドルフもルシアスも二人ともカッコイイです!それが分かっただけでも、積読したままにせず読んでよかったです。
でも!
でも!!このアヴァロニス王国の物語、これで終わらせるのは勿体無いと思うんです!!
物語の最後、ざっくり纏めて説明されてるけど・・・ルシアスが王、レンドルフが上王になった世界をもっとちゃんと読みたいです!
アヴァロニス王国の設定自体が結構しっかりしてるので、他の州領地の話とか、もしくはこの後の時代の物語でも・・・で、ちらりとルシアスやレンドルフが出てくるとか。
そして『黒曜に導かれて~』の続きもどうか紙書籍で発売していただきたいです!(切実)

3

かん衛門

ヤマヒロ様、情報ありがとうございます!!
全然知りませんでした・・・(^^;
ハルカには申し訳ないけれど(苦笑)、アキとレンドルフのCPが大好きなので楽しみです!!
本当に発売が待ちきれませんね!!わくわくしながら一緒に待ちましょう\(≧▼≦)/
教えていただきありがとうございます!!

キラキラペア完結&私的びっくり(モフの新刊が出るらしい)

キラキラペア2冊目。1冊目終了時より好きになれました。
ただ蛇、触手系が苦手なのと、受けがやりたい放題されているので、
すいません、萌2に近い萌でお願いします。
黒曜も合わせて読んだ方が面白いですが、あっちは言語通じない状態が長く
かなりイタイので、忍耐強く読める方にはオススメできます。

先に私的びっくりしたことを。先生のあとがきに「モフシリーズを
2冊、2017年に出す」との記載。えええええーーー(嬉しい方の悲鳴)!
後発モフファンになった私にとっては今月の狂気乱舞2回目です。
あちこちチェックしてみましたが、他には情報を見つけられず、
気長に待とうと思ってます。

神様交代劇に巻き込まれた高校生二人のそれぞれのお話ですが
高校生にさせるにはかなりハード。前作の黒曜も大概でしたが・・・
むりやりエッチや蛇ちゃん活躍などがありますし、
ルシアス(攻め)とのすれ違い、誤解多数につき心理的圧力が
強く感じられました。六青先生の特色?

春夏(受け)の絶望というか、表面上は浅く見えるが実は底なし沼のような
ものが、2冊目入ってからもずんずん深くなって、
春夏当人は平然なふりしてるので余計辛かったです。

なまじ超絶美形に生まれたが故、また母親の壮絶な運命故に、
容姿以外の面から愛してもらえてる ということを理解できない春夏が
本当に可哀想で、思わずもらい泣き。

かたや、攻めさんは本当によく頑張りました。誤解されても誤解されても
愛してると言い続けて、本当に健気な攻めです!
(わんこじゃない健気攻めは私的にはレアでした)
受けさんもよく耐えました。攻め受けとも忍耐なお話でした。

最後 謎解き・解説的な 春夏のモノローグがあり、
また途中、蛇神さんとシンクロしていて、
謎自体は、今回すっきりした方だと感じます。
ここまでわかった状態で読める今月末の黒曜を 楽しみにしています!
(と書いてはみたものの、発売延期だそうです・・他のお姉様からの情報でした。しゅん)

3

あーちゃん2016

ヤマヒロ様
こんばんは!いえいえ、こちらこそ度々有難うございます。
そして悲しいお知らせも有難うございます(涙)
ですよね、リンクスさんのHPみた時にそういえば載ってなかったな
と、今気づきました。がっくし。
おかしいなあ。。。レンドルフのはもう上がってるんじゃないのかなあ・・・しょがない、頑張って気長に待つことにします。
情報有難うございました!

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