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zurui otoko
あらすじを読んだ時点では『狡い男』というのは攻めの事を言っているんだろうと思っていましたが、登場人物全員が狡い男です。
攻めの満木はワガママで傲慢でやりたい事をやりたいようにやるがさつな男です。
受けの日下は内気で平凡な会社員ですが、覇気が無く利己的で狡い男です。
この二人で萌があるかと言うととても微妙ですが…。(笑)
特筆すべきは、受けがとことん攻めの事を恋愛対象として好きではない事です。受けの好みは攻めの正反対で、華奢でカワイく華やかなアイドルタイプです。
当て馬として出てくる野津がまさに理想です。
この野津が攻めの知り合いとして登場するんですが、満木と野津の関係に嫉妬するどころか、この野津に夢中になります。
こんな展開は今まで読んだ事が無く「有り得ないだろー!」と驚愕しました。
攻めも傲慢ながらも純粋に受けを好きになったんだろうと思っていたら、実は受けの実母の再婚相手の連れ子で色々思う所があり近付いたんだったり。
こんな感じなので感情移入がしづらい作品なのですが、この二人のダメダメな部分も含めて不思議と愛しく感じます。
自分が年を取り色々な経験をしたせいでそう感じるのかもしれません。若い時なら間違いなく『趣味じゃない』でしたね。
そんな二人ですが話が進むにつれ少しずつお互いを理解しあい、恋愛感情が芽生えていきます。
この後、下巻に続くので二人の関係がどうなっていくかで、この話全体の印象が大きく変わるんじゃないかと期待してます。
狡い男といいながら、日下に狡さは見られないと思う。育ちでは?
それより最初から溺愛しているように見えていた
満木はいつから本気になった? 去年のクリスマスでは日下に傲慢に迫りながら元彼とは甘い時間を過ごす二股ぶり。
分からない。今から下巻買って読みます。