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goukakyakusen de chi no seiyaku wo
再会愛、外国人攻め、警察官、、私の好みが満載じゃん!と設定を見て購入決定しました!過去に真っ白だった受けに溺れ、相手の事を想って受けの元を去ったのに、再会したら取り付く島もないほど冷たくされてもガンガン攻める、、そんな展開にワクワクしました。攻めは受けの危険に自ら惹かれてしまう性質に気づいていたんですね、お似合いではないですか。先生はサブキャラの設定も色々考えていたらしく、そのあたりも読めなかったし、敵対してるのに甘々なお話を、、続編をぜひ希望したいです!
あらすじ:
船員として豪華客船に潜入した麻薬取締官の麻人(受け)。
そこでかつて抱き合った仲であるクリスティアーノ(攻め)と再会し…
麻人は麻薬取締官、クリスはイタリア系マフィアという、いわば敵対関係にある二人の再会モノ。
舞台が豪華客船ということでゴージャスでドラマティックな展開を期待しましたが、ゴージャスはともかくドラマ性は今ひとつといった印象の作品でした。
麻人はイタリアに留学していた頃、傷を負い倒れていたクリスを介抱。3週間ほど恋人のような日々を送ります。
しかしある日クリスは忽然と姿を消し、その後10年の時を経て再会したという設定。
伯爵家に生まれながらマフィアとなったクリスの生い立ち、麻人への想いなどが物語のキーとなるのかと思いきや、
これらがクライマックスで明かされるのではなく、物語前半から度々挿入されるクリス視点のエピソードで本人がベラベラ喋ってしまっており、興ざめ。
ミステリアスさに欠けるだけでなく、彼の語る麻人への想いも、まだ自分に未練があるようだとか絶対モノにしてみせるとか、かなり自分本位なもので、再会モノとしての切なさが感じられず。
麻人はクリス専属のバトラーに任命され、何かと彼の干渉を受けることに。
麻人自身は真面目に任務を全うしようとしていますが、クリスに無理やり抱かれたり、眠らされている間にクリスに美味しいところを持っていかれたりと、麻薬取締官として全く活躍せず。
最終的にはクリスに勝手に仕事をやめさせられ、愛人として彼に付き添うことになってしまうという、最初から最後まで彼に振り回されっぱなしの役どころです。
ラストはクリスに結婚を申し込まれ何やら感動していましたが、学生時代から目指していた麻取の仕事への未練はないのか?
そして、絆されたからラストは甘々かと言うとそうでもなく。
相変わらず口ではクリスのことをエロオヤジ等罵っており、
仕事へのプライドもなければ可愛らしさもない、非常に中途半端なキャラに感じてしまいました。
再会モノとしては切なさに欠け、
マフィア×麻取の話としても緊迫感に欠け、
残念ながらゴージャスな舞台設定と蓮川さんの挿絵以外には良いと思える箇所の少ない作品でした。
この主人公(受け、麻人)は麻薬取締官として、活躍したのだろうか?
麻人はイタリア留学時代に傷を負ったクリスを匿い関係を持つようになり、別れがあって、数年後、潜入捜査で乗り込んだ船上で再開する。で、物語が始まるのですが、アシスタントパーサーとして潜入したのに、強引にクリスに専属バトラーにされ再び関係を持つようになる。秘書は別にいるから半分は愛人みたいなものでしょうか。
外事警察とのやりとりも、お互い簡単に素性明かすし‥‥
麻薬の密売人も麻人が眠らさせている間にクリスが片付けてしまうし‥いいとこ無しじゃん
イラストは美しかった眼福です。
今回脇役で出てきた、外事警察の須賀を気に入ったので、須賀の話が読みたい!