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ikemenNo.1haiyu no dekiaineko
なんかキャラの情報がうまく自分で処理できず、読んでてしっくり来なかったです。
まず受け。
あらすじでは「人気のピークを過ぎた元俳優」とあるけど、別に落ち目って感じではないような……。
過去にトラブルに巻き込まれ俳優をやめてタレントをしてるんだけど、タレント転向後も熱心なファンがいて、ファンクラブもあり、色んな番組に呼んでもらえて、バラエティのコメンタテーターだけではなく、歌やダンスや芝居の審査員までやってるんです。
俳優をやめて芸能界追放されたわけでもなく、地方のドサ回りしてるわけでもなく、番組にコンスタントに呼んでもらえてタレント業を10年続けてるって立派な芸能人だと思うけど?
なのに、この受けは「俳優ではなくタレントなんかしてる落ち目なオレ」な思考回路をチラチラ覗かせるので、イラッとさせられました。
「いまは適当な番組で顔繋ぎしてるタレント」とか自嘲してて鬱陶しい。
タレントより俳優のほうが格上だとは私は思ったことがないけどなぁ。
そして攻め。
一途な攻めは好きだし、初エッチのときに「夢みたいだ」とか言っちゃうような攻めは大好物なんだけど、この攻めは20歳までヒモで「数えたことはないけど四桁半ばくらいはヤってた、セックスを売り食いする獣のような暮らしをしてた」自分を恥じてるんですね。
えーと四桁半ばって6000回くらい?
15から20までの五年間で365日×5=1825回。
毎日欠かさずヤったとしてもたったの1825回。
それなら一日三回で5475回かぁ…と電卓叩いてしまいました(アホ)
そんくらい爛れたヒモ稼業で生きてきたのに、なんかめちゃ好青年で、荒んだ言動が一切ないところがなんか違和感でした。
修羅とも言えるような半生を生き抜いてきた人が、「夢みたいだ」とか呟いちゃうような健気で一途でロマンティックなキャラになるのか??と。
あとは時間経過が異様に早いというか、サクッと時間をすっ飛ばしていてビックリ。
同居しててお互い芸能人で忙しいとはいえ、半年近く(おそらく)も家で顔を合わせることもないって本当か??みたいな。
そして受け攻めが接近禁止命令が出た経緯が、本当に理解不能。
と、ツッコミを多々してしまったけど、いいところもあるんですよ、もちろん。
攻めがハウスキーパーとしてあれこれ世話をしてる様子とか、二人で今までで一番楽しかったこと、悲しかったことなどを語り合うシーンとか、漂っている空気感がとても良かった。
なのに、途中から攻めも超売れっ子になってしまって、お互い多忙すぎて二人で過ごす時間がほとんど無くなってしまった哀しみ……
大好物の甘々物でした❤︎
表紙のイラストに惹かれて購入しようと思ったのですが、レビューで中立と言う意見もあって正直迷っていました。でも、イラストの魅力に負けて購入しましたが、大正解でした❤︎
年下攻め、美人受け、ちょっとした嫉妬(嫉妬深いのは無理‥)、甘々、イラストが綺麗(これ重要!)自分の好物がぎゅっと詰まった感じの1冊!Hは少ないですが、超幸せそうなので足りない感じはしなかったです。
甘々好きの方にはお勧めです❤︎
あらすじ:
美形の元俳優・松阪(受け・34歳)はある夜、気まぐれに若い男を拾う。
風由来(攻め・22歳)というその青年を住み込みのハウスキーパーとして雇い、穏やかな日々を過ごすが、スカウトされた風由来が俳優業を始めて以来、なかなか会えなくなり……
まず松阪の、34歳にしては幼すぎる言動に違和感。
気まぐれとはいえ、元芸能人が夜道で男を拾うのは不用心すぎるし、ましてキーパーとして雇うなんて、いくら気に入ったからといってそこまでする??
と、初っ端の展開から躓いてしまいました。
過去、マスコミから様々なバッシングを受けたことで声が出なくなり、それ以来俳優の仕事を一切受けなくなった松阪。
そんな彼が、風由来に触発されリスタートを決意。一からオーディションを受け直す…という展開はなかなか良いですが、オーディションに合格するまでの流れがあまりに簡単で拍子抜け。
着ぐるみを着せられ、転んだときの動きがウケて…という棚ボタ的な展開で、
松阪の役者としての技量が十分に見えず、消化不良でした。
お互いのファンが仲が悪いため、事務所から接近禁止命令を出される二人ですが、その後ちょっと共演したことで再びラブラブに…という展開もいまいち盛り上がりに欠ける印象。
風由来の、20歳までヒモをやっていたという過去も、ストーリーにシリアスさを与えてはいますが、
包容力があって俳優としてのポテンシャルもある彼のキャラクターにミスマッチ感があり、あまり意味のない設定に思えました。
挿絵はカワイチハルさん。
風由来と並んだ松阪が10歳くらいの子どものように幼く描かれており、
いくら体格差があるといってもこれはないだろ…とちょっと違和感でした。
男前で家事ができる年下攻めは魅力的ですが、ストーリー的には引っかかる箇所が多かったため、中立評価とさせていただきます。
元俳優、現在人気タレントの30過ぎの受け・松坂が、ある晩若い男、風由来(ふゆき、攻め)を拾う話です。
今城けいさんの新刊だということで、すごく楽しみにしていたのですが、あまりに文体がたどたどしくてびっくり…。受けの口調が持って回ったような口調なのも影響しているんだとも思いますが、それにしてもひどい。変に耽美だし、地の文は説明調で時代錯誤な感じだし…。
出会いも、天涯孤独の攻めが受けに拾われ、受けを神のように崇めて心酔するというありがちなものでした。そこから攻めが凄腕プロデューサーに見初められて俳優への階段を上り始めるという一風変わった展開になるのですが、その展開にも萌えられずじまいでした。
受けは、かつては俳優だったのですが、あるトラウマで演じることが怖くなり、バラエティに出たり歌を歌ったり(!)している人。でも可愛いと思っている攻めが俳優になったので、それと歩みを共にしたくて再び演技の道を目指します。
その決心は偉いし、納得も出来るのですが、それに伴って起こる細々とした事件が、何でこうなるんだろう、とか単純に萌えないとかのオンパレードで、これなら事件要らなかったな〜と思います。ファン同士のいざこざで、事務所が受けと攻めの接見禁止令を出すとか、えっ何で? と思いました。同じ事務所の仲のいいタレント同士が、ファン同士が仲が悪いからといってなぜ付き合い禁止になるんだろう。
攻めは、生きるために女性のヒモをしたり、キャバクラで働いたりしていた人。受けより10歳くらい若いのかな、それがある晩路地裏で酔っ払った受けと出会い、酔っ払い受けを受けのマンションまで送り届け、その流れでヘルパーとして受けに雇われます。
行き場のない自分を拾い、居場所を作ってくれた受けを盲愛しています。
攻めには1つ大きな秘密があり、それはネタバレのため伏せますが、その秘密もあまりに都合よく解消されて拍子抜けでした。もっと引っ張ってくれないと、せっかくの設定がまったく萌えに繋がらないし…。あとそうなった理由も不快でした。
期待していた分を差し引いても、ほぼ萌えられない話でした。残念。あととにかく文体が…。スランプでいらっしゃったのかな…。
それと、攻めの名前がややキラキラ気味で、しかも風由来という字面を「かぜゆらい」って読んでしまい、毎回目が引っかかりました。冬紀とか風由紀じゃダメだったのかなぁ…。