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furetewaikenai
まず最初の印象としてページが少ないなということです。そのため物語としては駆け足で進んだ印象でした。兄に執着する弟や物腰が柔らかながらも怪しげな同僚という素敵な設定だったので分量が少なく残念でした。
それでも萌え評価なのは弟への愛憎がにじむ主人公と、執念とも呼べる弟の関係に萌えたからです。同僚の存在によってついに一線を越える所は激しさも感じられる描写でドキドキしました。
読む前は早々に3人で~になると思ったら、きちんと独立したエッチシーンがあります。主人公の感じ方も違っているので表紙の印象とは異なりました。この一冊で終わりなのでしょうか。最後もまだまだ続くと言えるような「歪な関係の始まり」だったので消化不良です。
エロの匠、秀香穂里先生のどエロなガチ兄弟プラスワンの3Pモノです。
主人公は私立中学の国語教師・榊彰一。
彰一には誰にも言えない秘密があった、それは……
…という感じで、なんと!
家では執着弟に誰かに触られてないか「肛門検査」をされてるのですよ〜。
なぜ弟・翔がそんなことをしているのか、は一応理由があるのです。
それはまだ2人が子供の頃。彰一が勉強でいくら頑張ってもお母さんから放っとかれ、一方弟は明るくて可愛がられ。そんな弟のお腹を衝動的にハサミで刺してしまった!という過去。
翔は彰一の罪悪感を利用しています。
そんな時、彰一の勤める学校に新しい校医の北見が。
柔らかい雰囲気の北見に安らぐ気持ちを持つ彰一。しかし、北見はすぐに彰一の唇を奪ったりして手が早い。
しかし、翔との関係性に疲弊している彰一はすぐに北見に落ちちゃうのですよ。
当然、他の男に触らせただろう、と翔は怒り、遂にガチ兄の彰一を犯ってしまう…挿入し中出しし。
ところが!
実は結構な変態の北見は、弟さんと寝てしまったんだね、みたいに見破って、僕が救ってあげよう、なんて言いながら彰一の乳首にクリップ、ア◯ルには極太のバイブを…!
こんな感じで大人しくて美人の彰一が、片やワイルドなガチ弟の翔、片やソフトだけどプチ変態の北見との間で翻弄されるというお話になります。
そんな時、学校の生徒が父親からあわや性的虐待⁉︎という事件が起こります。
その父親が学校に来た時に、生徒を保護するために彰一・北見・翔の3人が協力して行動。
ここで北見と翔が鉢合わせするわけです。
北見と翔は一応反発はするのだけど、彰一がどちらかを選ばずに2人が欲しいと言ったために攻め2人に受け1人の3Pとして成立し、あとは3人でエロエロエロ……
2人の男性から求愛されて、どちらも欲しがる受けの3Pという設定は、秀先生の他の作品でも見受けられます。
冒頭は、弟・翔の怖い執着心が強調されていたけど、後半はやや甘めな3Pモノに変化していくような感覚です。なんで翔は北見の存在を許してしまうのかが少々引っかかります。
ラブコレ12thを読んで興味を持ち購入。
サブタイトルの『~他人×俺×弟~』が良いな、と。
歪な兄弟関係に他人が加わる。
3人の始まりにワクワクしながら読みました。
実兄に対し異常な執着を見せる弟。
弟に怯えながらも、過去の過ちが枷となり抵抗出来ない兄。
2人の歪な匂いを嗅ぎつける新任保健医。
兄弟間にあった過去の過ちが影を落とし、
父親から性的虐待を受ける男子生徒も登場し、
全体的に暗い雰囲気で展開しています。
ですが、サラ~と読めちゃいました。
ほぼほぼエッチシーンで気持ち面が上滑りしていく…。
読んだ片っ端から頭から消えていく感じで印象に残るものが少なかったです。
"異常な執着をしていた弟が、大好きな兄を他人と共有する"
という点が一番違和感を感じたかな…。
前半が異常だっただけに、え?そんなアッサリ3Pしちゃうの?と。
保健医もなんでそんなに受けを気に入ったのか。
ただ面白そうな匂いに頭突っ込んでかき回して楽しんでる印象がありました。
受けのことが好きって感じでもなかったから当て馬で終わらせた方がスッキリしたかも。
兄受けはどっちつかずの態度がイマイチ。
3人誰一人スッキリしないまま読み終えました。
うーん、ラブコレで見たショートは面白かったんだけどな。
國沢智さんのイラストは個人的に好きなので満足でした。
この方の書かれる受けは女々しい体付きじゃないのが良き(・∀・)b
冒頭の弟の執着はそれなりに萌えたので中立。
辛口レビューですが趣味じゃないと言い切るほどではなかったので…。
タイトル通り、弟×兄の近親相姦にもう一人の攻めが絡んでくる3Pもの。
実家から独立して一人暮らしをしている中学校教師の兄・彰一を、過去に起こした傷害沙汰を盾に束縛し続ける水泳コーチの弟・翔。
彰一は、特に他人に触られていないかと毎晩執拗に翔のチェックが入るのに日々怯えている。
そんなところに、彰一と同じ中学校に北見が校医として赴任してくる。
彰一が北見とあっさりと関係を持って、それがバレて逆上した翔にも強姦紛いに陵辱されてって展開になっていくのだが、何故だか私の脳内では、翔=束縛したがる旦那、彰一=それにウンザリしている妻、北見=それを察してちょっかいを出す間男って変換されてしまったのだった。
正直、男の三角関係として萌えなかった。
翔は執着心、北見は征服欲、彰一は欲望に溺れてみたい願望が強いって印象だ。
官能押しな内容で、エロ描写も冴えわたっていたが、どうも今回の三人からは愛情を汲み取ったり解釈したりってのは難しい。
それに、翔が兄に対して見せる監視や干渉はどうみてもストーカーそのものでドン引きしてしまう。
翔か北見、どちらかを選べない彰一も、両方好きって愛情が溢れている訳じゃなく、己の欲望が最優先な感じで、そこからキャラクターを好きになれる要素が見いだせない。
個人的にエロエロは好きだが、『3Pカップルは三人とも好きになれないと』って絶対条件は譲れないんだなぁ。