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joushi no aidorei
2016年、電子専用レーベルで発売された小説(中編位の長さ)で挿絵なしのオフィスラブもの。
大手流通総合商社・次期社長予定の専務・鷹城と、入社二年目の秘書・玲一の関係は本来甘々な部類にも入りそうな感じなのだが、話としてはエロ推しで見せているっぽい。
タイトルからして相当に盛り過ぎ。
その為、鷹城の完璧なルックスに人格者で周囲の信頼も厚いキャラ像と、玲一の健気な頑張り屋な一面が霞んでしまった点が惜しい。
冒頭からして玲一がハードに責め立てられていて大いに煽られるシーンなのだが、実は職場内でエロい目に遭っているわけじゃないと知ると妙に安心…(いや、落ち着いてどーする)
読者には玲一が溺愛する同棲相手ってのがすぐにピンとくるというのに、結局話のオチは『鷹城の壮大な勘違い』となる辺りに憎めない緩さがある。
エロエロどころか、一歩間違えばコントに転びかねないぞ。
でもまぁ鷹城ってば相当玲一に惚れているのねってのは丸分かりだ。
玲一のほうも、だけどね。
入れ込み過ぎも程々に。
残念ながらおすすめはできかねます
低い評価のレビューはなるべく書くまいとしてきたのですが、
いささか厳しい表現をしますと
商業作品としては文章力の鍛え方が足りないのではないでしょうか
多少の瑕疵は個性として受け入れますが、
少なくともこの作品は文章作法の技術が一定の水準に達しているとは言えません
筋、挿話やキャラは魅力もあるので、もったいないと思います
サラッと軽く、いやらしさのない描写で、人気のある分野で力を発揮される方とお見受けしました
ご活躍されることを期待しています
ムーンで読んでいた組です。ムーンの小説ほどクセがなく、物足りないような気もしますが商業なので仕方ないことだと諦めます。
文章力、構成力ともに高く、特にキャラ設定が上手、短い電子でも攻めがステキに書かれていました。
もっとページ数があればキャラ設定を深めることができると思うと、続編を希望します。主人公はもっと苛められてください。
書籍でのデビューが待たれます。それまでこちらとムーンを読み返しておきます。
できれば同じイラストレーターさんがいいです。
ずっとムーンライトノベルズで過激BL小説を読ませて頂いておりました。私のBL価値観を変えてくれた作家です。こんなにハマったBL作品は他にありません。何回も何回も繰り返し呼んでおりました。その瞳子様が商業デビューということで、まるで自分の事のように嬉しいです。相変わらず愛あるSMが上手いですね。受けが猫好きというのも、私にとっての高ポイントです。やはり瞳子様の作品にはにゃんこが登場してくれないと。勘違いから始まるSMというのも瞳子様の本領発揮と言うところでしょうか。これからの活躍が楽しみでなりません。