はじめから愛して

はじめから愛して
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%
著者
由比まき 

作家さんの新作発表
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イラスト
すがはら竜 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルスHYPER
発売日
価格
¥850(税抜)  
ISBN
9784883026852

あらすじ

高校二年生の百瀬新也は、あこがれの先輩・飯島敬一と想いかなって恋人同士になった。
しかし、エッチをしているときは優しいのに、普段の敬一は新也に冷たい。
どうしてなのか問いつめようとしても、優しく体に触れられると、新也はごまかされてしまう。
違和感を感じる新也だったが、実は新也がエッチをしている相手は、敬一にそっくりな弟の昇吾のほうだった!ハイスクール・ラブ決定版。

表題作はじめから愛して

バスケ部部長・高校二年
バスケ部副部長・高校二年

レビュー投稿数1

攻めの性格がいい

俺様だけど、受けに対して健気で一途な攻めが好きです。
待ち合わせ時間を過ぎてもずっと待っているという健気アピールは、受けの専売特許ではありませんでした。
普段そういう立ち回りじゃないだけに、攻めがやると余計に誠意が伝わってくる気がしました。

バスケ部部長・飯島昇吾(高校二年)俺様単純健気攻め×バスケ部副部長・百瀬新也(高校二年)天然内気受け
三年でバスケ部の部長だった敬一に、新也は人知れず片思いをしていた。
兄気がぽい捨て当り前の悪い奴だと知っていて、新也が好きな昇吾はさりげなく新也の邪魔をしていた。
敬一が引退していなくなってせいせいした部室で、兄の忘れもののメガネを発見して、何気なくかけてみたら、新也は兄の敬一だと思い込んでしまう。
それを利用して身体を奪ってしまって、言い出せないまま、時間が過ぎて。

なりすまし物です。
新也とずっと一緒にいたくて、ついついてしまった嘘で、可愛い反応に煽られて元から惚れていたものだから抱いちゃってと、高校生の男の子の本能からの単純思考です。
腹黒いところがないので、身体を奪うという展開も行為自体も優しかったので、あっさりと許せました。
兄の性格が悪いならば、新也に告白させて振られた所を慰めてあげればいいのに、髪の毛一筋たりとも傷つけたくなくて、自分が優しい兄として振舞って新也を慰めて……益々、敬一に新也が惚れてしまうという悪循環。
自業自得ですが、攻めの空回りが可哀想でした。
方向が間違っているのですが、一途で健気な攻めです。
ばれた時の謝り方も正々堂々としていて、気持ちよかったです。
攻めが健気ということが好感度が高いポイントです。

エロ:★4 体育倉庫でしょっちゅうH、甘めのHが多め。
総合:★4 攻めの性格がいいので、学園物のカップルとして楽しく読めました。

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