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slavers lover
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
POPEYEのテーマ曲の替え歌で♪
……というふざけた感想で申し訳ない。
超シリアスな一辺もコミカルさがない物語だと思うのですが、
設定の荒唐無稽さにどん引きしてしまいまして、
でも、二作目になるとこれは笑ってそこに乗っかるべき?と
大分気持ちが切り替わってきました。
だって、個人商店ならばいざしらず、従業員6千人のM商事M物産規模の会社で
春から夏までの数ヶ月に、劇的に業績回復どうこうって話、ありえないでしょう?
上向くとか、新規契約で明るい見通しとかならばともかく、
年単位のプロジェクトもあるし、そもそも決算はどうなった〜?
それを成し遂げたのが22歳の新卒社長、補導歴あり。
更には彼は愛する御曹司の危機(敵役に拉致られて洋上で犯されそうになる)には
泳いで駆けつけて、ボカッとやっつけちゃうんですよぉ?
人間とは思えないワンダフルさ!愛こそ全て、彼の為ならたとえ火の中水の中!
という究極のものすごく強力で行動的な純愛に、少しずつほだされていく御曹司。
孤児の冴木が、15歳で引き取られた商社社長の家で同じ歳の柊一さまへの恋に身を焦がし
それを糧にひたすら努力をし、大学卒業と共に商社に就職、
様々な陰謀から柊一さまを守るべく、ほどなく死去した社長の代わりに社長となり
会社を盛り返していく……
自分を疑い敵方につこうとした柊一さまに切れて、奴隷になれと陵辱し……
しかし、本当に欲しい物は身体ではなく心!
今回この「ありえないっ!」と叫びたくなるような設定に大分慣れてきたこともあり、
冴木の歪んだ健気さに柊一さまと一緒に段々ほだされておりました。
個人的には脇役の特捜部にいたらしい弁護士・若宮と早瀬に注目。
(でもね、33歳でやめ検弁護士で凄腕で大活躍って……えっと?!)
と思ったらちゃんとスピンオフがあるようです。