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センセ、死ぬほど虐めてやるよ
yokubou koushou
結構ハードなプレイが続いてまして、痛々しくもあり、このままずっと行くのかな?と不安になりつつ読んでいたんですけど、ちゃんと甘い部分もありました!読み進めて良かったです。
ハードなプレイが続いた分、小早川と天羽の過去の回想は最高でした!うわぁ~と心が揺さぶられました!小早川、よくやった!
物語のラストには3Pもあるんですけど、そこはおまけ程度。激しくもないし、そんなに見どころもないような…。やっぱり小早川と天羽ですね!
元教え子&現教え子×教師のSMモノ。
教師が引くほど殴られているので、苦手な方はご注意を。
表紙に3人いますが、3Pシーンはラストのみ。また、現教え子は教師に挿入しません。
あらすじ:
高校教師・天羽(受け)は、生徒で暴力団組長の息子・直也(攻め)の喫煙を注意したことをきっかけに、連日彼に暴力を振るわれるように。
ある日、直也の世話役で組長補佐の小早川(攻め)と対面。
彼は、天羽の10年前の教え子で……
序盤は直也×天羽(フェラどまり)ですが、メインの攻めは小早川になります。
現在の直也同様、不良生徒だった小早川。
当時の天羽は、小早川を更生させたい一心で彼の言いなりに。
そこには教師としての使命感だけでなく、彼に嬲られたいという被虐的な欲求もありました。
厳格な家庭に育ち、親に認められるため常に必死だった天羽。
小早川に初めて暴力を振るわれたとき、親に殴られた子供時代のことを思い出し、性的興奮を覚えてしまったこと。
それを小早川に見抜かれてしまったことで、天羽は小早川の性奴隷に。
天羽を容赦なく殴る小早川ですが、教師として彼の将来を真剣に考えてくれる天羽に絆されてもいます。
下の名前で呼び合い、少しずついい雰囲気になる二人ですが、小早川は卒業間近でいきなり天羽の前から姿を消し…というすれ違い。
その後の現在編では、再会した二人が想いを確かめ合い、SMカップルとして恋人同士になるまでが描かれます。
感想としては、
親の都合とはいえ急に姿を消した小早川が、自分を探してくれなかった直也を逆恨みするのは身勝手すぎる気が。
再会後も、直也に二人の関係をバラすなと言っておきながら、その後の展開ではドヤ顔で直也の前で天羽を抱いており(そのことで組での立場が危うくなるような展開もなし)、言動がブレ気味。
天羽にしても、小早川がいなくなったくらいで仕事もできないほど落ち込むのは、社会人としてあまりに情けない気がしました。
ラストは、直也を一人前のヤクザに教育するため、小早川と天羽が二人して彼の家に押し掛け3Pに持ち込むというトンデモ展開。
小早川が直也を「坊っちゃん」と呼び挑発するシーンは萌ポイントでしたが、話としては微妙。
愛のない家庭で育った承認欲求の強い人間が依存対象を見つけ、彼らに従い尽くすことで心の安定を得ました、という内容がかなり類型的に思え、物足りなかったです。
小早川と直也がなぜここまで天羽に執着するのかも不明。
SMプレイは盛り沢山で、バイブ、ニップクリップ、尿道プラグ、スパンキングなど様々。
天羽が直也にペニスを殴られるシーンと、
直也の前で小早川に激しく抱かれるシーンが特に印象的でした。
SMシーンはインパクト抜群でしたが、展開や心理描写の面では、もう少し掘り下げてほしい部分が残りました。