Krovopizza
ayaui yoru no joou
女装をテーマに、番外編が三つ。
エロ、コメディ、ややシリアスと、バランスの取れた一冊です。
■「素敵なメイドコス」
『鮮烈に闇を裂け』の飯田×高梁。
馬淵からメイド服を(半ば無理やり)貸された飯田。
ホテルで高梁に着てもらうと、思った以上に似合っていて…。
スカート丈の短さや下着の小ささに恥じらいつつも、
「なんか、俺、すごくいやらしい気分になっちゃって…」
と、ノリノリな高梁が可愛いです。
飯田は飯田で、高梁の女装姿に大いに興奮しており、かなり甘々なラブシーンを堪能できます♪
■「Candy man」
『甘い水』の遠藤と神宮寺(仲良くなる前の話)。
寮内のホワイトデーのイベントで、女装してキャンディを配る役に抜擢された遠藤。
最初は渋るも、やるとなったら結構ノリノリ。ミニスカポリス姿で寮内を回る姿が男前でした。
一緒に写真を撮りたがる神宮寺と、露骨に嫌がる遠藤の温度差が可笑しい一篇。
メイクに精通した篠口の冷静なアドバイスにも笑わせてもらいました。
■「危うい夜の女王」
『墨と雪』の篠口と黒澤(出会った頃の話)。
公安に配属された篠口は、上司の黒澤と一緒にターゲットを見張ることに。
怪しまれないよう、黒澤の用意したウィッグをつけ女装することになり…。
雰囲気はシリアスですが、やってることはコメディに近くてシュールな面白さがある一篇。
しれっと篠口にキスする黒澤、当時から曲者感が出ていてカッコよかったですv
墨と雪に同人誌があることを知り、手に入れました。A5サイズのオフセット印刷です。
1.素敵なメイドコス 本編未読 「鮮烈に闇を裂け」の番外編 17Pほど。
2.Candy man 「甘い水」番外編 本編の前だと思う 11Pほど。
3.危うい夜の女王 「墨と雪」番外編 本編の前 5Pほど。
の3編です。
個人的には2が一番面白かったです。
1.本編未読なので、上手く紹介できないです、ごめんなさい。
バレンタインチョコを寮内で配るイベントで女装話が持ち上がります。で、メイドコスを持ってるぞという話が出て、その衣装を押し付けられた攻め。一緒に聞いていた受けが、一生懸命努力して「着てみる」ということになり・・・という色っぽいお話。やっぱ盛り上がるんでしょうね。ちっちゃい下着とかw
2013年ごろJ庭でペーパーで配布したものとのことでした。
2.ホワイトデーにキャンディのお返しを配る役を、遠藤がやる話。婦警さんコスなのですが、その一環として配布された化粧品に、篠口(墨と雪の受け)がクレームをつけ、コンビニ行って、スキンケア用品や口紅(色が美しいモーブピンク)を購入してきて・・・という所が一番受けましたw。篠口ってば、こだわり屋さん・・・最後は神宮寺がマジで写真を一緒に撮りたがるというオチです。くっつく前なので、遠藤は塩対応なんですけど。楽しいー
以前コピー紙で作っていたものとのことです。
3.公安にいた頃の二人。張り込みに付き合わされ、いざ対象人物が出てきたときには女とキスしているように見せかけた というお話。当然、篠口が女装担当で、黒澤に口紅ひかれてますw。先生、そろそろ続きを読みたいです、この二人・・・お待ちしてまーす。