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kindan hanayome
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
義弟二人×兄の3Pモノ。
攻め二人のキャラの違い(外見、口調など)と、徐々に明らかになるダークファンタジー的な展開が楽しみどころかと思います。
あらすじ:
両親を亡くし、8歳のときイタリアの資産家・ベリーニ家に引き取られた一希(受け)。
2歳年下の義弟・ウィル&レオ(攻め)は、成長するにつれ一希へ強い執着を見せるようになり…
冒頭から3Pシーンがあり、22歳の一希が義弟二人に激しく攻められています。
その後は過去編で、
幼い一希がベリーニ家に引き取られ、義弟二人との絆を深めていく経緯が描かれます。
ある日、成長した一希は、訳あって昂りを抑えきれなくなったレオに犯されてしまい、
その後ウィルにも抱かれてしまいます。
粗野で直情的なレオと、硬派で敬語攻めなウィル…というタイプの違う年下攻めのキャラ設定はとても良いと思いますが、
やっていることはどちらも強姦に変わりないので、今ひとつ差別化できていないような。
特にウィルは、兄さんを守ります!とか殊勝なことを言う割に結局は自身の快楽を優先しており、根本はレオと大差ない気がしました。
この後の展開としては、
一希は義弟二人を守るため、ベリーニ家に来た縁談を二人に代わって受けようとするも、二人に監禁され延々陵辱されることに(冒頭のシーン)。
何とか逃げ出すも、ベリーニ家の恐ろしい秘密を目の当たりにし、更にモブに犯されかけますが、攻め二人が助けに来て一見落着。
攻め二人は犯されかけた一希の姿を見て、自分たちが一希にしたことを反省する…というような流れです。
この反省のシーンにしても攻め二人の差別化が出来ておらず、二人とも身勝手だな〜としか思えないのが残念。
散々酷い目に遭った一希があっさり二人を選ぶ流れにも説得力を感じませんでした。
ダークファンタジーとしての猟奇的な雰囲気はなかなか良かったですが、
一希の父親の失脚も実は悪魔の仕業でした、という設定は不要だったのではないかと思います。
それを知った一希が自力で敵を倒すなり、両親の死を悼み前に進もうとするなり、何らかの前向きな描写があれば上記設定も意味を成しますが、
実際は攻め二人に守られて、ひたすらエロいことされてるだけなので…。
一希とベリーニ家を関連づけるためのこじつけにしか思えない設定でした。
読後は、人生の選択肢を奪われ攻め二人に囲われる一希に対する同情しか残らず。
不憫萌したい方にはオススメの作品かもしれません。