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papa kara kyukonsaremashita
子連れモノですが、攻めの方が子持ちで、しかも年下攻めというちょっと珍しいパターン。
ただ、ストーリー展開にその設定がいまいち活かされていないような??
そんな勿体ない印象を受ける一冊でした。
あらすじ:
絵本作家の真琴(受け)の隣に引っ越してきた、西嶺(攻め)とその息子。
真琴は、男所帯を心配してたびたび彼らの家事を手伝うように。
絵のインスピレーションを与えてくれる息子との時間は楽しく、
また父親の西嶺にも段々惹かれていき…
というような話。
まず気になったのは、真琴の西嶺親子に対するあまりに友好的な(馴れ馴れしい?)態度。
いくら在宅とは言え、会って間もない親子の家にあがり込んで率先して家事をやるのはちょっといきすぎのような?
現実にこんな男性いないよなー…と、やや違和感を覚えてしまいました。
また、西嶺のキャラ設定(子持ちで、ゲームプログラマーで…)が、ストーリーにほとんど活かされていないのも残念。
別れた女性のことが詳しく語られるでもなく、
ゲームプログラマーの仕事のことで印象的なエピソードがあるでもなく。
ただ単に「若くてイケメンなパパ」という記号としての設定があるのみで、
このキャラならではの個性というものが感じられませんでした。
元々ノンケの二人が、互いに恋愛感情を抱くに至るまでの理由付けも特になく。
受けが女性であれば恋仲になるのは納得の展開ですが、男同士なのでもう少しストーリー展開に決め手が欲しかったです。
攻めも受けも善人で、子どもも可愛いため、読んでいてストレスを感じることはないのですが、
あまりにストーリーに引きがなく物足りなかったため、中立評価とさせていただきます。