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kanjiyasui kizu
設定や展開は、まさしくきたざわ作品という感じなので、安心して読めます。
ただ、今一キュンっと萌を感じる場面は少なかったかなあ〜というのが感想です。
獣医の叔父•恭祐 × 獣医学生の甥•尚矢の年の差&一応禁忌もの。
獣医学部に入学する尚矢は、母親の異母弟で獣医を営む恭祐の家に下宿することに。
ずっと叔父の恭祐に恋心を抱いていた尚矢は、ドキドキ嬉しかったものの、実際同居がスタートすると、恭祐との生活はせつなく、苦しいものになっていきます。
ある日、泥酔した恭祐に抱かれしままい…。
でも、その後の恭祐の態度をみて、恋心が揺らいでいく尚矢。
親友の浩平に告白され付き合うことにしたものの…
と、愛おし過ぎて尚矢を受け入れられない恭祐の、優柔不断で決断力のないいい加減さが、周りを振り回して、傷つけて…読んでいて痛かったです。
恭祐の過去の確執話もでしたけど、当て馬の浩平も、ラストの略奪?みたいなシーンも、全てが微妙な絡みで終わってしまった感じが⁉︎
表紙のイラストの雰囲気が好きで買っただけに、やや残念でした。
個人的には病院の同僚さんが気になりました。
尚矢も健気で可哀想でしたけど、結局は、全ての貧乏くじを引いてしまったかのような浩平が気の毒でした(笑)
王道展開で安心して読める分スラスラっと読みやすい作品ではあります。
叔父×甥(一応『ガチ』です。攻は受の母の異母弟なので)の年の差・同居もの。
まず、叔父×甥の禁忌がほとんど感じられませんでした。イヤ、私は近親ものは苦手な方なので、あまりそこにこだわられても困るんですが。
それに、叔父・恭祐(攻)が過去の心の傷を抱えているんですが、それもどうにも・・・
なんというか、すべてにおいて中途半端な感じです。決して悪くはないんですよ。きたざわさんらしい(らし過ぎるくらいありがちな)設定で、とにかく安定していてあっさりサラッと読めます。ただ、それ以上のものもないかな。
とりあえず、当て馬くんがかわいそうだったな~というのが、メインのラブよりも印象的だったかもしれません。それもどうなんだ。
う~ん、ハッキリ言ってイラストが一番よかったです。
当て馬となる浩平が包容力バツグンで、グイグイ積極的なイイ男なので
どうも恭祐オジサンの魅力がわからず、不満の残る感じもしました。
酔ったフリして尚矢を抱いたわりに、尚矢の反応を見て逃げる立場を
とった恭祐にはガックリ。
しかも、尚矢に欲望を感じる自分の抑止力として緒方に一緒に住んで
もらうなんて、ちょっと情けないんじゃないですか~!?
底抜けに明るくて、思ったまま行動する浩平の方がよっぽど魅力的に
見えるんですけどねぇ...
でも、オジサンはオジサンなりに尚矢に対する長年の恋心を叔父という
立場上ガマンしてきたわけだし、直情的になれず慎重に行動してしまう
のも仕方のないことなのかな?
なんと言っても、当時3才の尚矢から受けたプロポーズを実行しようと
してる三十路男ですからwww
しかも、尚矢を抱いたことを恥ずかしげもなく弟に言う男ですから~!
案外心は子供のように純粋なオジサンかもしれませんね。
ラストは浩平がかわいそすぎます...
服も脱がせて、さぁこれから!って時に恭祐登場。
って言うか、浩平いてる前でいかにも当てこすりなセリフを恭祐に言う
とこヒドイですよねぇ~
あと、結婚&離婚理由を聞かされて尚矢が納得してるとこは、
有り得なくて笑っちゃいましたww
それで納得するんかい!?
優柔不断とか自己犠牲と言えば聞こえはいいけれど、ただのいい加減男
にしか見えないのですが...
なので、攻に対しては若干萌え不発なんですが、尚矢がひたすら
一途で純粋でかわいいので萌えということで♪
いっそのこと、恭祐×緒方の方が断然萌えれたと思うんですが、
緒方は完全ノーマルみたいなんで無理だなぁ~
ちなみに、後半誤字多かったような...
それに、ラストの2枚のイラストの順番って逆ですよね??
普通の会話のシーンにいきなりエッチシーンのイラストがきた時には
ビックリしましたよ!
叔父と甥(主人公)の、ビミョーに近親相姦なお話です。でも、そういうアンモラル的な空気はまったく無し。
ケナゲで一途な主人公(受け)と、遊び人でふらふらしてる叔父。
お互いにお互いのことが大好きなんですが、今の関係が壊れるのがイヤで、言い出せずにいる、という。
叔父さんしっかりしろよー!って言いたくなりましたね。
酔いに任せて抱いたくせに、いざとなると逃げる逃げる。逃げるぐらいなら最初から手を出すんじゃない!
主人公の友人のほうに好感を持ちました。一途に主人公を口説き、フラれたらサバサバしたそぶりであっさりきっぱり引く。いい男だ。
こういう噛ませ犬的な脇役に肩入れしてしまうのは、私のクセの一つなんですがw
受けの一途さにキューンとなる、素敵なお話でした。