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flesh&blood
原作既読。
待ってました20巻。
BLCDで20巻!! 並べてみると壮大な感じで、思えば遠く来たもんだ……と感慨深く麗しいジャケットを眺めました。
今回の書き下ろしジャケットも非常に美しく、健康を取り戻し精神的にも一回り成長したカイトの力強い瞳と、そのカイトの腰をしっかりと抱きしめ、再会とこれから赴く戦いに向けて決意新たにしたようなジェフリーの眼差し。
風をはらむマントと背景の濃い青空が、いよいよ最終章に向けて出帆という雰囲気でとても素敵です。
と、ジャケット1枚でここまで熱くなれるほど大好きなシリーズですが、今回漸く我らがジェフリー(諏訪部さん)が戻ってきました。
ロバート・セシル(代永さん)とカイト(福山さん)の働き、ナイジェル(小西さん)の献身、それを支えるキット(三木さん)、そしてグローリア号の兄弟達の絆が、ジェフリーを無事に牢から解放……もう胸熱です。
序盤はスペイン組からなんですが、そこは敢えて割愛、今回の巻は本当の意味で再会を果たしたイングランド組に乾杯です。とっておきのお酒あけましたよ、嬉しくって。
長い長い別離を経て、腹立ったりイライラしたり、ヤキモキしながらこの2人の状況を見守っていましたが、漸くプリマスに戻ってきたのには何だか本当にもう胸がいっぱいで……。
ナイジェルの気遣いにも鼻の奥がつんとしてきて……。
牢獄生活の長かったジェフリーのかっすかすだった声が、やっと家に帰ってきてほっとしてるような、カイトの側で安心しきったような落ち着いた声になっていて涙が出そうになる。
カイトも色々と覚悟を決めた力強い声音で、ジェフリーのことを支えるんだという強い思いが伝わってきます。
印象的なシーンとしては、プリマスの家で2人が身体の汚れを落とそうと浴室で身体を清めるところ。
酷い牢獄生活ですっかり体力が落ち、拷問の傷跡をカイトに見せることを恐れるジェフリーと、そのジェフリーの全てを正面から見つめ受け入れようとするカイト。
今までだったら、そういった場面では守られるだけで目をそらしてきたカイトが、自分からジェフリーの傷に触れていこうとする姿が印象的でした。
そしてそんなカイトに強がったりせず、包みかくさず全てをさらけ出したジェフリーの脆さが切なかったと同時に、弱さを差し出したことがとてつもなく愛しかったです。
心身共に傷ついてしまったジェフリーを、これから時間を掛けて癒していこうとする2人の絆の強さに感動します。
少しだけ色っぽい雰囲気になってますが、諏訪部さんの低音が破壊的に腰に来てもんどり打ちます。
耳元!! 耳元でささやかないで!! という感じで、今でこれなら次の巻でのお待ちかね桃色シーンでは一体私はどうなってしまうのかと動悸と息切れが止まりません。私の荒々しい鼻息で飼い猫が威嚇してくるレベルで興奮しました。
こうなってくると、もう21巻が待ち遠しくて待ち遠しくて、頭の中が不埒な桃色妄想で埋め尽くされてます。早く聴きたいです。
原作でも21巻に至るまで、それはそれは長い年月「伏せ、待て」をくらっていたので、もう待てない本当に待てないと思いながら、CD21巻までひたすら涎を垂らしながら伏せして待ちたいと思います……。