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水城文明は入社3年目のサラリーマン。昨年同様、社内の勤務正常化の勤正委だった。過剰な残業の排除。有給の取得促進を目的とした仕事を任されていた。
有佐裕人、中学時代の同級生で恋人だった。その彼が後輩となり同じ部署に移動してきた。
中学時代に交換日記をしてたくらい、仲の良かったが、
裕人は後輩なのにテキパキと仕事をこなす。
寮では、裕人の部屋にいる時間が多かった。
トラウマで、雨の日が怖い。文明は昔、事故にあってた。恐怖感で震え裕人に身体をあずけた。
裕人に身体も心もあずけることが、出来た。
互いの気持ちがわからずにいた。
そんな矢先に、裕人は研修に二週間、本社に行くことになる。
裕人の重要取引先の専務を巻き込み大きく動く恋の行方。
勝手な感情の揺れに溢れる涙。大人になったはずなのに、かなわなかった恋が、ようやく叶う。