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いきなり、扇情的なシーンから始まる物語。
男がつるされて、中におもちゃをいれられて……。
どうやら他の女に色目を使った罰を受けているようで、男の名前も、外見的な描写も一切ない。
そして、シーンが切り替わって、惑星全体の話になる。
そもそも惑星自体が娯楽のための星で。
また更に、その惑星の中の一部に倫理も禁忌もない本能と欲望の街と化したスラム街・ケレスという街があって。
そこは長い歴史の理由から、他の場所とは区別されていて、ケレスの住民が他の場所に行くのにはものすごく難しい。
そして、そのケレスではグループ同士の抗争が常にあって、今はどのグループも烏合の衆状態で、すべてをまとめあげるような『カリスマ』が存在しない。
ところが、かつてそのケレスで『カリスマ』として存在し、ケレスを纏め上げ、その後、グループを突然、解散していた男・リキがふらりと帰ってくる。
ただ、帰ってきさえしたものの、再度グループを活発に動かすでもなく、メンバーと同じように、ただ日々を浪費していた。
そんなある日、競り市で遭遇した金髪・イアソンによって、運命の輪は回り始める。
という感じの話でした。
最初も最初、なので。
最初、あんなにあえがされていたのは誰なのか、どういう状況の、どういうシーンだったのか、まったくわからなくて、かなりヤキモキさせられます。
今後の展開が分かれば、十分に楽しめるのだと思いますが、今のところは謎のままでした。
なのでこの点数からのスタート。
今後の話し次第では、変わってくると思います。
「面白くない」わけではないですが、1巻から面白い! というのを期待している人には向かないと思います。