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kemono no kotowari
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
『獣の理』の続編。
前回は異世界の狼騎士グレンが人間世界へ逆トリップするお話でしたが、今回は聖明がグレンと共に異世界へ飛ぶという正しい(?)トリップファンタジー。
サブカプも誕生し、ますます賑やかなもふもふファンタジーとなっています。
異世界の狼騎士グレン(攻め)をこのまま平穏な世界に縛りつけて良いものか、密かに悩む聖明(受け)。
そんなある日、グレンの元部下が負傷した王と共に人間界を訪ねてきます。
グレンは王を追ってきた刺客を迎撃したことで元いた世界に飛ばされてしまい、聖明もグレンを追って異世界へ。
そこで、狼族と敵対する熊族の集団に出会うという展開です。
ここで登場する熊族の戦士・セヴランと、彼に囚われた狼族の青年・メディが新カプ。
セヴランは、グレンと聖明の目の前でメディを犯すような暴君ですが、話してみると意外と不器用なイイ奴?
聖明に説教されて以後、メディへの態度があからさまに変わるシーンなど、初めて恋を知った少年のような初々しさでしたw
メディはメディで、口では嫌々言いつつも、実はどんなに乱暴に抱かれても感じてしまうほどセヴランにベタ惚れ。
かよわそうなメディの見た目に騙され(?)彼をセヴランから守ろうとする聖明のピエロぶりがちょっと気の毒になりますが、この人の良さが聖明の魅力だと思いますv
争いを続ける狼族と熊族の交渉もとりあえずまとまり、グレンと聖明は再び人間界での甘い生活に戻るというハッピーエンド。
ハラハラドキドキする展開はありませんが、甘々な雰囲気や、獣人やグリズリーなど登場するファンタジー世界が楽しい一冊でした。
異世界から獣人の騎士・グレンが現代日本にトリップしてきて日本人サラリーマンである聖明(受け)と結ばれた、『獣の理』の続編。
今回の2巻は、聖明とつがいになり、騎士をやめて日本で暮らしていたグレンのもとに、異世界の王と魔法使いが現れるという話です。
『II』と銘打たれているように、前巻を読んでいないとよくわからない内容かと思います。
個人的に異世界トリップやタイムスリップものが大好きなので、前作に引き続き今回も楽しく読めました。
前作は攻めが現代日本にトリップしてきただけでしたが、今回は攻めの元あるじである王様が負傷して現れ、異世界の戦いに巻き込まれた受けと攻めが異世界へ飛ばされてしまうという内容です。
異世界トリップ自体も面白かったのですが、小ネタというかちょっとした設定などがやたら面白いです。異世界人に日本の解熱鎮痛剤がめっちゃ効くとか、肉類大好きな異世界人は鶏カラに目がないとか、異世界ではトカゲが主な主食だとか。
大怪我をして現れた異世界の狼王が、痛み止め飲んで元気になって、魔法使いと2人で受けが作った鶏カラにぶんぶん狼尻尾振りながら「これが噂のキヨアキの手料理か…!」「おいしい、おいしいですよキヨアキ!」とかやってるのがもうおかしいやら可愛いやら。じきに戦いに巻き込まれて異世界展開になっちゃったけど、もっとこのパートじっくり読みたかったな。お風呂入ったり現代日本にキャッキャする王様見てみたかった。
異世界パートも楽しかったです。出てきた別カプも微笑ましくてよかった。あと現代に戻ってきてから、グレンの仕事(?)が見つかったのもよかったな。このあたりの番外編とかすごく読んでみたい。
異世界ファンタジーが特別好きということもないのですが、このお話は一作目を読んだ時に、聖明がグレンを異世界まで追いかけていったらきっと面白いだろうに…とちょっと夢想してしまいました。それがそのまま叶って嬉しいです。
一巻では「違う世界まで付いていく度胸は自分にない」という決断を一度出す聖明ですが、二巻では愛がその恐怖を上回った・・・ということですね。
やはり両方の世界のことを描いてこそ完結と言えるかもしれません。
今回は自分の世界に戻ってしまったグレンを、聖明は迷うことなく追っていきます。それがどんな危険な世界なのかわかっているのに、前回から今回までの間で深まった絆を物語ってる気がします。
それがドキドキの冒険活劇と思いきや…聖明はあっさり敵につかまってしまい、異世界を動き回ったりしないため大人しめなお話だったかも。
起承転結のあれこれは現実世界だった前回のほうがあったかも、というのは残念な点でした。
その分グレンの嫉妬深さや恋人としてのアレコレやいちゃいちゃ度は前より上がっています。他のカップルも出てくるのですが、こちらも結構なツンデレカップルで面白かった。
これで一通りの問題も解決し、違う世界で生まれた2人のハッピーエンドに結びついています。
是非まとめて読むのをおススメしたいシリーズです。
前作が神!だったので、楽しみにしてました、ようやく読めましたー
相変わらず美麗な円陣先生の挿絵、超うっとりさんです。
お話は他のお姉さま方がレビューいただいているので、私は絵の方を。
カラー口絵は、聖明がキスちょーだいって言ってそうな絵。
着衣なので、問題なし(笑)
モノクロは、NEWカプの絡みシーン1あり(丸耳、丸しっぽ!!!!!!)
とグレンたちの絡み複数(笑)
いちばん好きなのはグレンにぎゅーしてもらって、泣きそうになってるとこ。
私もグレン大好きー♡
グレンたちに加えて、前作でも出てきたリュドヴィック、
新規参入は、アシル王、敵に捕虜になってるメディ、敵方の熊複数 てな方々。
メイン舞台は、グレンの世界。
もうグレンたちはくっついてるので、最初っからラブラブ、
グレンは猫のシロにまでヤキモチやいてます。
聖明もとても元気になって、グレンを襲っちゃうぞ ぐらいで
よかったわー、おばさん一安心という気持ち。
前作のドキドキ 等よりかは、あまんあまんじゃーん といった読後感。
受けたのは アシル王、リュドヴィックが日本に飛んできたときの場面。
ごはん食べさせてあげた時の、まあ、そのがっつき具合ったら。
前作でもグレンの食べっぷりには ある種感銘を受けましたが
それが3匹もそろうと見事~しかも全員しっぽ振ってるし!!!!!
電車の中で肩震わせて笑ってしまいました・・・
血まみれ世界に生きてる方々なのに、なんか可愛くってしょがないー
神にしたかったんだけど、どうしても聖明のあほーと思う箇所があり、萌2.
ふつー異世界行くってわかってたら、もちょっと手段考えようよう(TT)
一応食料はもったものの、帰ってくる方法とかさー なんか考えない?
グレンの事が心配で というのもわかるけどー小説成立させるためにも
必要だけどー
あんたが行ってどうすんの! とつい思ってしまいました。
という突っ込みはありながらも
もふ好きな方は、たまんないお話だと思いますー。
ぴるぴるお耳とか読みたかったらぜひどうぞ(笑)
獣の理の続編。今回はグレンの住む異世界に飛ぶという話。グレンは自分といる為にこの人間界で一緒に暮らしているけど本当にいいんだろうか?と悩んでいるところにグレンの部下・リュドヴィックとアルシ王がやって来る、熊族の襲撃を受け、グレンは異世界シルヴァに飛ばされ、聖明はグレンの後を追いかける。戦いの話ながら殺伐とした部分はほぼなく、聖明が危機的状況をくぐり抜けるのも意外に上手い。今回はモフモフ要素が少なかったけど、相変わらず攻めが男前でかっこいい。二人がラブラブなのも安心して読める。最後、人間界でグレンの仕事が見つかって良かった。