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daifugou no pet wa mouju rashii
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
大学職員の虎太郎(受け)は、感情が揺れ動くと虎の耳としっぽがはえる特殊体質。その体質のことはもちろん誰にも秘密だったが、ある日耳としっぽが出た姿をアラブから視察留学に来ていた大富豪のハリム(攻め)に見られてしまった。ハリムは珍しい動物を飼うのが趣味で、受けのことも飼いたいと言ってくる。当然お断りだったが、財力と権力で徐々に外堀を埋められてしまい…。
なんかいろいろ大げさすぎて「ん?」と思うような描写が多かったです。攻めが大富豪なので、受けの家の周囲半径2キロを一晩で買い占めた、とか言うんですが、えっそれは無理じゃない? と。百歩譲って土地は買えたとしても、住んでる人は立ち退かせられないでしょ。
そういうしょうもないことでリアリティがなくなるのはもったいないなぁ、と思います。せめて受けの住むマンションだかアパートだかを買い占めるだけにしておけばよかったのに。
受けに虎耳虎しっぽ設定はもふもふ好きだし楽しかったです。感情がセーブできない状況になると耳としっぽがはえるのですが、身体能力もネコ科になって、屋上から落ちてもくるくるっと着地できるとかいう設定です。そっちの設定が、そのときと、弟が害されたと思って怒り狂った時くらいしか活かされてなくて、もったいなかった。
弟といえば、弟の名前が2箇所ほど兄の名前になってました。そういうところも惜しい。
全体的に、もうちょっと(まともな編集さんの)手が入れば良くなるかんじの作品でした。