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numazoko kara
三行感想
> 喪服義母攻め
> 嫁姑バトル
> 単巻向きの話じゃない
普通に感想
他にも言及されてる方がいらっしゃいますが、なんか色んな要素が盛り込まれすぎて、一冊にまとめようとして色々中途半端な印象だったり、
受けも幼い頃に離れた母親が自分を性的にも求めてるから流されてしまったのでは?と思ってみたり、
あと義兄の存在が必要なんだ無いんだかよくわからず(義兄いなかったら、ずっと攻め無双でベッドシーンしかなかったかもしれません)……。
でもまぁ喪服の義母が攻めなんだから細かいことはどうでも良いのかもしれませんね。
喪服、敬語、魔性……の義母が攻め。最高だと思います。
ご都合主義かもしれませんが、魔性の義母攻めが存在する時点でご都合がよろし過ぎるんだから仕方ないということにしときましょう。
受けは攻めにゾッコンです。
それが愛なのか、攻めに誑かされたのか、それとも別の感情と区別がつかないのか分かりませんが、これは義母攻めBLなので細かいことは気にしません。
とにかく攻めが好きで、「なんかこれおかしくね?」と思いつつも攻めが好きなので何もかもオールオッケー。
義兄と義母の嫁姑バトルに巻き込まれてハラハラしてますが、読者的にはそこも面白いです。
攻めはなんよくわからない不思議な力で受けの義母をやっています。
受け以外には美人の女主人としてブイブイ言わせています。
ライバル的な義兄とは嫁姑みたいなバトルを繰り広げつつ、受けを取り合います。
多分狡猾で化かすのが上手いキャラだと思うんですが、人間の心がないので、色々と受けに対してヘマをやらかします。
あと常時受けをコマしてやろうと企んでいて、受けの「大切な人」の話を聞いた時にはお前ひとかけらも隠す気はねぇんだな的な感じでした。
まぁ受けを手に入れることしか考えていなかったのでしょうし、別に隠す気も本気でなかったのでしょう。
そこに義兄の存在がからんできて、人外的な部分が見事に浮き彫りにされます。義兄も浮世離れしていますが、それ以上に受けしか見えていないので攻めのトンチキ人外感がすごいです。(こう考えると義兄の存在は結構カレーの福神漬け的なものだったのかもしれないなって思えてきました)
なんかもう微笑ましいくらいです。
とにかく受けが好きなことが分かります。
安心感がすごい。
(問題があるとしたらママ感が無いことです。バブみがあんまりない。エロ漫画とかの「色っぽい僕の義母」的なキャラです)
まとめ
とにかく義母攻めがお好きな方に。温かなお母さん攻めを求める方には微妙に違う気がします。あくまでも義母攻めです。
ストーリーが詰め込み過ぎな感は否めませんが、まぁ義母攻めが読めるんですから良いですよね多分。
攻めの受け大好き感が強めで楽しめます。
琳太郎(受)が主人公なのですが、璃綾(攻)の視点もあるので、読みやすいです。
あらすじにもありました「義母」というのに惹かれて読み始めました。男の義母、年下の義兄というのが面白かったです。琳太郎が帰ってくるまでの生活を思うとちょっと可笑しくなりました。
内容は、禍々しい蛇神が、放し飼いにしていた獲物(琳太郎)を、予定通りに捕獲するまでといったものでした。
ライバルに義兄(竜神)がいるとはいえ、璃綾が圧倒的に優位なので、ハラハラドキドキは薄かったです。最初から琳太郎は璃綾に惹かれているので、璃綾の手腕と色気を楽しむ作品だと思いました。
『義理母攻め』というイロモノカテゴリーに期待して読んでみたら、想像していたコミカルな話とは違っていた。
始終ほの暗い雰囲気が漂っているシリアスな話で、宮緒さん得意の変態犬の強引さとは違った趣だった。
幼少期に、神隠しから戻って以来父親から疎まれて、祖父母に預けられていた受け・琳太郎が葬儀に呼ばれて戻ってみたら、待っていたのは建前上の義母と義兄。
そんな家族関係の裏では琳太郎を巡って二人の間に見えない火花が飛び交っていて、まやかしが通用しない琳太郎が混乱している状態だ。
閉鎖的な村を取り仕切る一族、当主亡き後の相続争い、若さを保つ美容水に執着する人々と、ドロドロな背景が混ざり合っている中で、どんな感じに収束するのかってのが気になる展開だったが、納得できる結末に行き着いているいるとは思う。
最初に勘違いした『義理母攻め』って意味合いも最後まで読めば分かるようになっている。
宮緒さん作品の濡れ場って結構ネットリしているけれど、今回はネットリの度合が薄めに感じた分、マニアックな方向に濃い目?ではあった。
幼児の身体を舐め尽くす描写とかお漏らしプレイとかが盛り込まれていて、このシチュエーションって読む人によって地雷ラインが微妙かも知れない。
肝心の恋愛面では、義母・璃綾(りりょう)、義兄・濫(らん)どちらを選ぶかって選択肢があっても既に結果は見えていた気がする。
琳太郎にとって”おかあさん”の記憶の刷り込みが強かったって印象で終わってしまい、もの足りなさは残った。
宮緒さんの作品は、少々苦手な作品もあって全作品読むという訳ではないのですが、「華は褥に〜」が好きでツボだったので、今作も義母が男⁉︎でも義母が攻め⁉︎と、読みたい心を擽られて読み始めました。
あらすじは他の方が書かれているので感想を…
まずはじめに思ったのは、宮緒作品にしては中途半端な感じが…
私自身が宮緒さんの振り切った執着攻めが苦手なので、璃綾(攻)ぐらいなら許容範囲なのでお話としては読みやすくて良かったのですが、
どうも萌えなかったのです。
義母の璃綾(攻)が望むような形で話が進み結末へと向かうのですが、ファンタジーとしての前提としても、璃綾に都合の良い展開がどうにも萌えず。
璃綾と琳太郎(受)の世界で閉じこもるような結末じゃあなく、濫を加えてのもう少し色っぽい展開があっても良かったなと。
本当の母ではないにしても、おかあさんとして恋しい存在の人と、あっさり受け容れる琳太郎がどうにも違和感が…
濫を選んでほしかったですね。でもそうしたらBLじゃあなくなるのかな(笑)
幼い頃に神隠しに遭った受けは、父親に村を追い出され祖父母のもとで育った。その父が死んだことにより相続手続きの義務が発生し、気が進まないながらも山奥の村を訪れたのだが、受けを出迎えた父の後妻は男だった。
訳が分からぬまま、なぜか自分以外の目には女に見えているらしい義母と過ごすうちに、自分が神隠しに遭っていた時に保護してくれていた人物と義母の印象が重なることに気づくが…。
個人的に、因習に縛られた山奥の村、的な系統のBLはあまり好きではないのです。で、ちょっと悩んだのですが、内容チェックしたらファンタジーみたいなかんじだったので読んでみました。
大筋は、人外の執着攻めが受けを手に入れるためにいろいろ画策する、典型的な宮緒さん小説です。でもそこにちょいちょい「山奥の排他的な村」色が入ってくるので、個人的にはイマイチでした。
個人的な得手不得手は別にして、果たしてそれほど村の書き込みや設定が必要だったかな、と思います。山奥の村の一族とかじゃなく、ただ単に普通の子が神隠しに遭って人外に育てられてました、のほうがすっきりしたような。
受けがオタクでイベント通いしてるとか、あんまり意味ない設定がありましたが、そのトーンがすごく浮いてました。攻めが人外だと知ってオタク心が疼くとかそういう描写があるわけでもなく…。これも受けが普通のお家の子だったら、そういう設定があっても浮かないし、まったく問題なかったと思います。
まあ読みごたえはありました。執着攻めはなかなかいいし、おもらしプレイにも萌えました。途中のエロはよかったですが、最後が割とあっさりだったので、ラストエロがあったらよかったな。
私は宮緒葵さんのファンです。
が、しかしどうしたことか今回はどうにも私の萌センサーに引っかからなかったようで…。
あらすじは割愛させていただいて、私がなぜこんなに萌えなかったのだろうかというところを述べさせていただければと。
まず宮緒さんの特徴というのは攻めの執着具合。執着というよりヤンデレというところだと思うんですよね。
作品の全てとはいいませんが、攻めが執着してターゲットロックオンされた受けはもうどうやっても逃げれない。
とにかく攻めが受けを何が何でも手に入れる。
そのためなら手段選ばず、世界をなぎ倒す勢いでひたすら邁進していく。
私が宮緒作品の好きな所ってそういうところなんだと思うんです。
攻めが犬ってのも素敵ですしね。
で、今回の作品なんですが、義母モノってのは、やってくれるよ宮緒さんってな具合で大変評価できたんですが、龍神の話だからまあファンタジーなんですよ。
ファンタジーって私あまり読まないんですが、「ファンタジー=何でもアリの都合のいい世界」だと思うんですよね。
ルールがね、無いじゃないですか。
空も飛べる、相手の心が読める、魔力で倒す。水戸黄門の印籠よろしくうまいこといかなかったらなーんでもファンタジーで片が付く。
ちょっと障害を付けたかったらここまではいいけどこれは出来ないでOK。
私の捉える執着攻めヤンデレ攻めっていうのは
・攻めがいかに受けに対して努力しているか。
・目標と達成するために心血を注いでいるか。
・故に思いが強いか
だと思うんです。
攻めの義母が受けをすごく執着しているのはわかるんです。
しかしそこまでのプロセスっていうんですかね?
親子愛から発展した感情だからでしょうか、愛しい愛しいばかりでのっぺりしていて、感情がドロッとしていないというかそこが薄いような気がしました。
宮緒さんの作品「愛犬志願」ほどの作品のスケールが無かったし、当て馬的なキャラがブレ気味であまり生かされてなかった気がします。
そして終止攻めと受けの箱庭的な印象があり、なんていうかな…二人の運命が出来レースというか…難しいな。
いつもの宮緒節といいますか、なにかこう、突き抜けた感じが読者としてあまりなくてなかなかページが進みませんでした。
と、いうことで今回は萌で。
しかし宮緒さんはこの世知辛いBL界でも稀有な存在だと大変評価しておりますし、ファンなので。
また来年、素晴らしい執着攻を心より期待しております。
女性的要素のある攻めを書かせたら右に出るものはいない宮緒葵さんの集大成?
今回の攻めはなんと"義母攻め"。
これはまたとんでもないイロモノに違いないと信じて読み始めたら、後半の急展開にビックリ。
前半こそシュールですが、中盤以降はかなり壮大で感動的な展開を見せます。
あらすじ:
大学生の琳太郎(受け)が、父の葬儀のため、山奥の生家に15年ぶりに帰省。
父の後妻と名乗る璃綾(攻め)はどう見ても男だが、周囲は璃綾が男であることに全く気づいておらず…
琳太郎は、3歳のころ神隠しに遭い、3年間行方不明になっていた過去の持ち主。
当時の記憶は曖昧ですが、一緒にいた誰かを"おかあさん"と呼び慕っていた記憶はあり…。
美しく優しい義母にその"おかあさん"の面影を見出し、彼(?)の性別を超越した色香に惹かれていきます。
璃綾は、類稀なる美貌の持ち主ですが、体格はどう見ても男。
母のような優しい佇まいと、濡れ場での攻め攻めっぷりとのギャップに萌えます。
「ああ、琳…私の愛しい子……っ」
なんて叫ぶほど琳太郎を溺愛する彼は一体何者なのか。
怪しみつつも彼にドップリ嵌っていく琳太郎の気持ちがよく分かるとても色っぽい人物です。
そんな二人の間に割って入るのが、璃綾の息子で琳太郎の義兄にあたる美少年・濫(しかしどう見ても琳太郎より年下)。
璃綾を「蛇」と罵り琳太郎から遠ざけようとする彼は果たして敵か味方か。
義母と義兄の、ある意味コミカルな琳太郎争奪戦を経て、彼らの意外な正体が明らかになる後半からの展開が秀逸。
まさか璃綾と琳太郎の出会いにそんな過去があったとは…!
ネタバレは避けますが、璃綾に母性が芽生えた経緯にはただただ感動。
良い意味で予想を大きく裏切られる展開でした。
いつもの宮緒作品と違って攻めに鬼畜要素がなく、プレイもノーマルなものなので、比較的読みやすい作品なのではないかと思います。
藤村綾生さん画の璃綾も、中性的な美貌がイメージぴったりで素敵でした。
いつもと一味違う宮緒作品としてオススメです。