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ookami baby to kosodate kyousoukyoku
しがない電子書籍作家の受け。児童小説のネタを探しに近所の公園に出かけたところ、1歳の子供を連れた父親と出会う。その父親は大学時代にキスされそうになり、思わず受けが逃げ出した大学の先輩、白狼(攻め)だった。その上、ブランコから転がり落ちた子供の耳には狼耳が。
話を聞いてみれば、人狼族の一員である子供はまだ耳を隠しきることができず、父子家庭なのに保育園に預けることができないため困っていると言う。バイトを探していた受けは、そのベビーシッターを引き受けることになるが…。
子供はまだ1歳で、それほど意思の疎通は図れません。クラッシャーで野生的です。可愛いという表現は文中に多々あれど、それほど「ちみっこ可愛い!」という気持ちにはなりませんでした。
あと何というか、起承転結の割合がおかしいです。普通2:3:3:2とか、2:4:2:2とか、それくらいの割合だとおもうんですが、この本は2:6:1:1というかんじ。ちみっこに手を焼く男2人の図は堪能できますが、それで…? という気持ちになるのは否めません。延々日常描写で、伏線もなくとってつけたようにいきなり事件が起こり、急に恋愛に移行して終わり、みたいな。かなり肩すかしでした。