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何でも屋という設定になっていますが、実際は犯罪者をおとり捜査などで検挙するタレコミ屋。
犯罪者を騙す詐欺師のような、こちらも危ない橋を渡りながらギリギリで悪人を捕まえるような蛇の道は蛇?的なお話です。
しかし、なんというか…何がしたいのか全くわからないお話になっていました^^;
ダメ出しはあげると切りがないです。
まずその何でも屋なのは受けの嵐士のほうで、攻めの昇は詐欺で摘発されそうになったところを嵐士に救われ、嵐士に付いています。
かと言って仕事を一緒にするかと言うとそうでなく、嵐士が何をしているかも詳しく知らない。
何だかんだ言ってもやってることは「正義の味方」のはず。
しかし、この2人、ずっとやってるんです。
最初から最後まで、ずっと、どこでもHばっかり…。
内容は??と聞きたくなります。
冒頭から嵐士は昇を愛していてゾッコンなんですが、果たしてその理由がなぜなのかもわからない。詐欺現場で知り合った昇が好きで、冒頭からいきなりプロポーズしています。何がそんなに好きなのか?
そして肝心の昇の存在もふわふわ。
最初に詐欺現場に居た理由も、「詐欺やめたら行くところがない」って、まだ20代で身寄りがいないとか、詐欺を働かないと生きてこれなかったなどの過去があるわけでもなく…。普通に働けばいいんでないかと^^;そして嵐士の仕事を手伝うでもない。どこに向かいたいのかがわからない。
あとは、この二人のいる「裏社会」のかかれ方が非常にリアリティがないです。
嵐士は普段仲間と組んで仕事をしているとあるけどその仲間というのも出てこないし、嵐士がなぜ23歳という若さでこんな仕事についているのか、非常に強い正義感の理由も説明がない。
そして同じ仕事をしている高校生男子が出てきますが、警察のお偉いさんである親の命令でこの裏家業を手伝わされているというけど高校生なのにおとりになって犯罪の検挙の仕事をさせられているなんてまさかと思います。
特に事件ものかというとそうでないし、実際活躍して犯罪を暴くようなシーンはなく、ほんとにHしてるだけというか…。
最後のほうで嵐士が捕まり、凌辱されるのですが、本当に最後のほう。
それをあらすじに全部書かれているのも何故かと思いました。
とにかく聞きたいのは最初にあった「正義の味方」という設定はどこに言ったのかという事です。一体何が書きたかったのかな?疑問だけがのこります。正義感とかそういう話はどこいったの?何のための便利屋なの?という感じで。
挿絵もほぼえろです。けどそれが悪いかと言うとそうでもない。
お話はかなりまとまりがないと思いましたが、えろシーン自体は好みでした。えろメインと割り切って読むにはよいと思います。