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shiin ni oboreru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
一風変わった検事×弁護士。サイキックもの。
冒頭、勝ち確だと思っていた裁判をひっくり返され、証人に偽証させただろうと食ってかかる西賀は、弁護人の灯に激しい怒りを抱いている。おっ、これはケンカップルだな?とワクワクして読み始めたんだけど、結構あっさり懐柔されてしまう攻めに、ちょっと拍子抜け。
実は灯は天人と呼ばれる不思議な一族に生まれ、人の気持ちを操作する力を持っている。ただし、西賀が灯にオチたのは、その力を使われたからではない。
じゃあ何かと言うと、Tバック。どう読んでも何回も読んでも、この攻め、Tバックでオチてる。
この受け、家では和服で過ごしているから、ラインが出ないようにって、Tバックを履いている。で、西賀に力のことを気づかれたため、食ってやろうと意気込んでたのに逆に襲われちゃう。
今まで当たり前に他人を操ってたのに、全然思い通りにならない初めての相手。何でだよってイライラしてるけど、いやそれ、けしからんパンツのせいですから。
て言うかこの人和服とか関係なしに、Tバックしか持っていないのかもしれん。スーツの時もそれ。
次に会った時も、どう読んでも攻め、スーツのスラックス下のそれに興奮してる…。
まあわかるよわかる。真面目そうなスーツの下がえっちな下着っていうギャップ萌え、ハマるのはわかるよ攻め。
で、ゴーヤのグリーンカーテンの裏でアレコレ始まるので、(他のレビュアーさんも書かれてますが)、ゴーヤを突っ込むゴーヤプレイが始まるかとワクワク…いや、ヒヤヒヤしたよね。まあさすがにそれはなかったけど、ゴーヤの青い苦さが精液の味の比喩っていうのには、舌を巻いた。さすが沙野先生。
なんだかエロのことばかり書いてしまったが、これ、ストーリーもめっちゃ面白い。天人の力を使って攻めと協力し、悪と闘う受けは普通にカッコイイ。受けの従兄弟である脇役、景守&優にも兄弟萌えできたし、お得な感じ。
しかし何度か読み返している作品だけど、毎回読み終わってみるとやっぱり、和装エロ&えっちなパンツのインパクトに全部持っていかれる…。表紙でしっかりと純白Tバックを描いている笠井先生ももうほんと、神だと思う。
初見時はバイセクシャルかつタチもこなす灯(受け)に少し失望したのですが、再読を重ねる内にBL作品で一番好きな受けキャラになっていました
処女キャラには出せない色気や行動も好きだし、さっぱり男前で、一族を長としての品格があるところも良かったです。しかもスーツと和装が似合う黒髪美人
他のレビュアーさんも仰っていますが、性欲が強いところもエロティックでいいです
その欲求も満たしてくれるだろう西賀(攻め)とはまさにベストカップル!
性交渉がこれまで沢山行ってきたとは言え、操作を行わない相手は西賀が初めてなわけで、強面ワンコキャラの西賀とお互い惹かれていく姿は純粋で可愛らしかった
両思いになってからの性行為は情熱的で、濃度が高くとっても萌えました
水琴窟や雨音、美しい日本邸宅なども物語の雰囲気を盛り上げてくれて良かったです
後半ちょっと駆け足な部分もあるけれど、大人な雰囲気で甘さもある、個人的にはとても大好きな作品です
表紙・挿絵は笠井先生らしくどれも素晴らしかったです
表紙は足袋に萌えてしまいました
挿絵は着物姿がもう一カットあると嬉しかったかな。
あと最初の挿絵の灯…、あんなクールな顔してTバック履いてるんだと思うと…w
視線で相手を如何ようにもできる能力を持つ受け、弁護士の篠束。なのに検事の西賀だけはそれが効かない…
意のままに操るつもりが、西賀には効かないのでなんとヤラれ損。西賀といえば薬盛りやがって、ってこれ睡眠薬ですよ、ヤッちゃったのは、単に篠束に欲情しちゃったアンタだよ。
オラオラな検事、ガサツ?というか漢らしい西賀と、色気で迫る篠束、なんて萌える二人なんでしょう〜。そんな西賀とのやり取りで、惹かれてしまう篠束…
彼らのやり取りが面白く、異能を持つ篠束のキャラクタがもうね、ぶっ飛んでて…
従兄弟の十市兄弟もいい感じで。こちらはお兄ちゃんは全くその気なしなんで、王道のみんなCPになる、じゃないのも良かった。
エロあり、切なさあり、悪役あり、たまに読者は笑っちゃうツボ(私はTバックとゴーヤでププッと)まである、、とさらには笠井あゆみさんのイラストがダメ押しのように素敵で。エロなのにエロだけじゃなく、読み込ませるストーリーです。
沙野風結子さんの書かれる小説は、いつもすぐには頭で消化できない、なのに読みごたえを感じる、後でじんわり理解できて癖になるんです。なんでだろ。
今回のシチュエーションも異能を持つ、ってのは普段だとあんまり読まないジャンルなんですが、表紙と作者名で読みだしたらハマっちゃって。こりゃ続編も読まないとね、ってなります。
ストーカーっぽい話だと思って読み始めたわけですが
全然違った罠(´・ω・`)ショボン。
いい意味での裏切り。
特殊な能力で人を操ることができる受。
弁護士としてその力をつかい、裏では。。。
攻は対立する検事。
受のせいでいつも。。。
最初は、こんなヤツ!クソヤロウ!そんな風に思ってたのに
いつの間にか。
むしろ。。。
おれ・・・・
そんな攻が好きですww
性欲が強すぎる受も嫌いじゃない。
絶倫な攻は数多おられますが、絶倫な受はとんと見ない。
エロ特化でぜひ番外編をば。
ともあれ続編があるようなので
そちらも近いうちに読みたいですね。
邸宅の雨は、この作品で印象的なシーンだと感じています。
彼らの心に、自身の想いが染み渡る、また互いの想いが共鳴する場面を印象付けられていると感じました。
このシーンは短いですが、回想として用いらていることから、印象に残るのかもしれません。
特殊能力者とその能力が効かない者、という馴染みのある設定のカップルではありますが、惹かれた背景も説明されていて、成る程という感じ。
ライバルの設定も面白く、伏線の回収も行われるので、これもまた成る程といった感じです。
長く引きずった過去は明確にはならないものの、愛のある終焉で、未来を共に歩んでいこうとする描写なので、これもまた好しといった感じです。
主人公の灯と、彼に仕える兄弟の関係は、最後まで騙された(勘違いしていた)のですがね。
4年前の作品、かつレビューも多いので感想のみを。
とにかくエロい。
確認してみたら情報登録のエロ度は『標準的』になっていますね……私のエロアンテナはちょっと曲がっているのかもしれません。どうも『セックスではないのに、それ以上に人の内部に入り込んで来る行為の描写』をエロいものとして捉えちゃうみたいです。
そんな私がこの物語で何をそんなにエロく感じたかって言えば『強制的な記憶・感情の操作』なんです。
主人公の灯は『天人』という人の精神操作が出来る能力を持っています。
一族の中にたった一人しか存在しないと言われ、当然その能力は社会からは隠されています。そして代々歴史の陰で力を使ってきたのですね。
お話のストーリーでもも司法や政治がらみの陰謀が書かれておりますが。
ストーリーがつまらない訳ではないのですよ。
でも何度も出て来る『精神操作』のシーンがやたらエロく感じて、そっちに夢中になりました。
これ、ある意味『凌辱』なんですよね。だから痛エロなんですけれども。
沙野さんファンなら分かっていただけると思うのですが、あのクールでほの暗いキリっとした文章で読むと、この痛エロがとんでもなくハマるのです。
『やっていないのにエロい』選手権なんてものがあればメダルが取れると思います(この選手権、上位入賞の多くが沙野さん作品の様な気がしますがね)。
あ、実際のシーンもありますよ。
『精神操作』を抜いてしまえば、武骨で不器用な男が、重い宿命を背負ったエリートに恋をし(その逆もまた真)大きな事件を経て、素直に自分の気持ちを認めるまでのサスペンス仕立ての恋物語ですから。
この『変化球エロ』と、お話のサスペンスでグイグイ来られて、あっという間に寄り切りされた感じ。
ノワール好きの方はかなりクル一冊だと思います。
他人の精神を操作する能力を持つ、弁護士の受け。能力を使って目撃者や被疑者の記憶を探るため、裁判は敵なしで百戦百勝だった。
その受けと裁判で闘い、煮え湯を飲まされている強面の検事・西賀(攻め)は、あまりの戦績の不自然さに受けの不正を疑い、絡んでくるようになる。しつこさに負けて交流を持ち、ある事情から攻めの精神を探ることになったが、なぜか攻めには能力が通じず、それどころか性交渉を持つ事態に。
身体を重ねるうちに互いに情が湧き、関係が深まっていくが、ある日受けがその能力を狙う人物の手に落ち…。
今現在ほかの方々のレビューが「萌」評価のみ7票で、一瞬ちょっと評価をかぶせたくなりました。(笑)
個人的には沙野さんの他の作品と比較して評価をつけるなら「萌」、客観的に評価をつけるなら「萌×2」かな、と思いました。
予想ではシリアスで耽美な話かと思っていたのですが、実際はケンカップルからバカップルへ、という感じの話でした。
弁護士と検事だし、敵同士だと期待して読んでいたら、すぐに仕事上でも肉体関係上でも馴れ合っちゃうので肩すかしを食らいます。お互いの身内には理解されない関係なので、どちらかといえばロミジュリっぽい関係かも。
萌えどころは笠井あゆみさんの挿絵の麗しさ、受けの和装とTバック、強面の攻めのデレです。最初は武闘派検察官で受けを目の敵にしていた攻めだったのに、籠絡されてめろんめろんになっちゃうのが可愛かった。
逆に萌えないところは、受けが結構遊び人だったところかな? 能力と美貌を駆使して男女問わず落としまくりの百戦錬磨。ちょっとうーん…でした。
面白かったです!!
視線を合わせると人を意のままに出来る「天人」の能力を有する受けと、その能力が通じない攻め。
受けが性に奔放なのがあまり好みではなかったのですが、そんな能力を得てしまったら他人に対して無関心というか無感動にもなってしまいますよね。
後半は力を持つが故の孤独感がヒシヒシと伝わってきました。
対する攻めは一直線で力でゴリゴリいくタイプですが、反発から好きに変わって懐柔されてく様子が可愛かったです。
受けが攻めと出会ったことで、真っ当な道を進んでくれそうで安心しました。
相変わらず笠井さんのイラストが神がかってます。
先生の「処女執事」がとても好きな作品。
こちらたまたま見つけて、処女執事と同じく、現代物にファンタジー要素が混じっているのが面白そうだったので、読んでみました。
受けの篠束は、美人て強気な女王様といった感じの弁護士。人の精神を操れる特別な能力を持っている。攻めの西賀は、ずっと柔道を続けてきた、大柄で強面男前な検事。
初めは二人が敵対してバッチバチしています。これがどうBLになっていくのか、ワクワクします。
篠束は13歳で能力がめざめてから、崇められ好き放題(特に性的に)生きてきた一方で、虚無感や孤独感を感じている。そんな篠束は、なぜか自分の能力が効かない西賀に、何か安らぎのようなものを感じていく。
西賀はノンケなんだけど、敵対しつつも初めから篠束の美貌に惹かれているようで、操られてると勘違いして、グイグイ篠束に迫ってエッチなことを仕掛けるのが大変エロいです。
二人が頻繁に会って体を重ね、心も通わせるような雰囲気になっていく中、後半ちょっとサスペンスのような展開になっていき、ぐんぐんお話に引き込まれました。
篠束の従兄弟の十市兄弟や、縁戚の議員弥上など、脇役も絶妙にストーリーに絡んできて、大変面白かったです。
終盤、西賀の抱える過去のために、自分の気持ちを殺して能力を使おうとする篠束。しかし涙する篠束の気持ちを汲み、それを断る西賀。
このシーンは二人のお互いを思いやる気持ちが、とても綺麗でジーンとしました。
いつも前知識なしで拝読するのですが、沙野先生の作品は、どうなっていくのかわからないストーリー展開にすごく引き込まれるなぁと感じます。本作も最後まで没入して読みました。
これからも少しずつ、先生の作品を読んでいきたいです。
また弥上が主人公のスピンオフもあるので、そちらも読みたいと思います。
シーモア 挿絵付き(笠井先生の挿絵エッチですね〜。表紙がまずすごい!巻末にお話ラスト直後の濡れ場を描いてくださり、ふぉ〜!となりましたw)
↑の煽りの帯と、もう表紙がですね。
帯で隠す気など全くございません的な位置にある攻の右手付近にご注目してもらうとわかるのですが、受はTバック着用です!!色は純白!!
本文では色の描写はおそらくなかったと思いますが、笠井先生の粋な計らいで白Tバックとなったのでしょうか、黒Tバックより卑猥に感じますありがとうございます!
そして攻の右手薬指と小指は十中八九受の尻穴に入ってますよね!
はぁ〜表紙眺めてる時点でけっこうな満腹感が…
今回は検事×弁護士の特殊設定モノです。
視線を合わせることにより人の精神を操る力をもつ、法廷では負け知らずの美貌の弁護士•篠束灯(しのづかともる)。
彼に幾度となく煮え湯を飲まされてきた検事•西賀八邦(さいがやくに)。
灯は一族の“天人”と崇められるその能力を使い、事件の重要参考人の精神や記憶を引き出して裁判の切り札としてきましたが、西賀はそれを不審に疑いつきまとい、灯の力の真相をあばこうとします。
その最終手段として自分の隠された過去の記憶を操作させようとしますが、西賀には灯の力が効かないことが判明。
お互いの本性を暴こうとして、身体を重ねる流れに至ります。
その後も、灯は西賀の精神を操るため、西賀は灯に操られていると思い込み、身体の関係は続きます。
最初は敵対していたふたりが、身体を重ね、時間を共に過ごすようになり、だんだん見えてくるお互いの普段とは違う表情。
灯は幼い頃から“天人”の能力で、人の精神を操ってきた。
自分を取り囲む全てが、自分が操作したものなのかそうでないのか、『真実』が何なのか分からなくなりつつある灯にとって、力の影響が及ばない西賀は唯一の『真実』なのです。
全て自分の意思により思うままに事を進めてきた自分にとって西賀はイレギュラーな存在だけど、そこに惹かれていく灯。
灯に何らかの方法で操られて肉体関係に及んでいると思い込み、その身体に溺れながらも、灯の仕事ぶりや、高慢で上から人を見下す男が自分だけに見せる表情など、普段とは違う灯にどうしようもなくはまっていく西賀。
灯の能力を利用して自分の地位を築き上げようとする灯の遠縁であり一族の一人の衆議院議員•弥上によって、灯は一時操り人形となりますが、そこは西賀の愛の力で解決。
灯の従兄弟である景守と優の兄弟の関係も落ち着いたようになり、とりあえず一件落着。
西賀の抜け落ちた過去の記憶も最後の最後でまとめてあります。
ですが、沙野先生のこのテの作品はやはりイガみあったふたりが敵対しながらも肉欲に溺れて、徐々に惹かれつつある過程に興奮しますね。
終盤にかけては若干駆け足ぎみなところが今回もあったかな…
『真実』がなんなのか分からない灯と、『真実』を追い求めてきた西賀。互いの存在と“天人の力”に翻弄されながらも惹かれあうふたりが見つけ出した『真実』とはなんなのか…?というのがメインテーマなのでしょうか。
エロについては今回の見どころはやはり灯の白Tバックでしょうか!
しかも、表紙ではわかりにくいのですが、灯の普段着は着物です!和装エロです!!
法廷では冷たい表情で検事を負かす美しい弁護士の身を包む隙のないスーツの下に白Tバック!
自宅の屋敷では凛とした和服姿の下に白Tバック!
笠井先生の和装+白Tバックの挿絵はまさに眼福です!!
本編の挿絵の他に、ラストのサービスショットのおまけ挿絵がそりゃあもう格別でした!
プレイの内容に関しては特筆すべきエロはなかったのですが、作中でゴーヤがいきなり登場して、灯の事務所にあるゴーヤのグリーンカーテンの下で西賀が灯にフェラし始めたとき、思わずゴーヤを突っ込むゴーヤプレイを期待したのは否定できますまい…
今作のラスボス•弥上ですが、てっきり退治されてなりを潜めたように見られましたが、彼で執筆予定があるそうで。
弥上も、一族の能力に支配された悲しい人物なので、救ってくれる良い相手が出来るといいですね。
見た感じ攻臭が漂う男ですが、受でも全然いいですよ…