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SP関係の話は面白かったんですよねぇ。
SPである主人公とその相手役が、中二病的な職業意識しか持たずにひたすらぐるぐるしてるだけならヤダなと不安だったんですが、さすが佐々木禎子さんはオトナで、ちゃんとプロ意識のあるSPの姿を描いてくれてました。
微妙だったのは恋愛面、というよりエッチ面です。
物語の隙間隙間に挿入されるセクハラチックな場面、普通なら、「固めのストーリーのなかでのサービスシーン」となるんだろうけど、私は逆に萎えました。
もう少し抑制のきいてる攻めであったほうが、萌えるんだけどなァ…。焦らしがテクニックとなるのは、セックスだけに限らないのだ。小説も同じなのだ。
佐々木禎子さんがそうしたくてしたというよりは、編集サイドからの支持があってそうしたんじゃないかなァ…などと、要らぬ勘繰りをしてしまいました。スイマセン。