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幸せを呼ぶ鳥が見守る運命の恋♥
ou no aishita muku na hana
信頼していた臣下や王妃に裏切られた過去から、心を閉ざしてしまったイザリアの国王オズワルド。彼が国鳥の世話係である青年と出会い、共に過ごすうちに再び人を信じ愛することを知るストーリーです。
chi-coさんの作品を読んで、私は自分が若干Sであることに気づきました。以前読んだ『指先の〜』の初Hシーンもそうだったのですが、“ウブな受けが初めてのHで痛がってるのは美味しい”と感じてしまいました。
甘めの溺愛作品が好きなので、トロトロに溶かされて初めてなのに気持ち良さそうにしてる受けももちろんいいのですが、ろくに慣らすこともしてもらえず、強引に身体を開かれ「痛い痛い」と泣いて抵抗する受けってかわいい・・・。
シルフィがまたいい味出してましたね。寧ろキューピッドで名脇役だと思うの。できることなら私も飼いたい。
あらすじに惹かれて、手に取りました。
『ファンタジー』『溺愛』『健気』…と好きな設定と、題名通り(?)の甘々なストーリーで、最後まで楽しく読めました。
人間不信な王様・オズワルドが受けのリオだけを溺愛するのに萌えるし、健気過ぎる無垢なリオにキュンとなります。おまけに、国鳥のシルフィーが賢くて可愛くて、2人の恋のキューピッドをしてるのが素晴らしかったです。
お話は、国鳥の世話係を任命された庶民のリオと身分を偽った王様のオズワルドが、だんだん仲良くなって、無表情で無感動なオズワルドが人間らしく変わっていく…という感じです。
そのオズワルドが人間不信になったのは、父を殺され自分も殺されかけ、その後妃になった女性と臣下にまで毒殺されかける…という過去があったからです。
そんなオズワルドに、リオはいつでも真っ直ぐで。自分よりも他人を思いやる優しいリオの心は、オズワルドの凍えた心を溶かしていきます。
だけど、なかなか信じ切ることができないために、リオに無体を働いちゃうこともあって…。オズワルドのヘタレさから、2人は何度か離れそうになるんだけど、いつでもオズワルドが大好きだったリオの一途さに救われます。オズワルドがヘタレなりに、必ずリオを追いかけたのも良かったです。
最後は、もうリオしかいないと覚悟を決めたオズワルドの、男らしいリオへのプロポーズやリオの両親への挨拶にキュンときました。
そんなに悪い人も登場しないし、2人の真っ直ぐな気持ちは萌えるし、シルフィーはキュートだしで、読後は素敵な童話を読んだようにホッコリとしました。
chi-co先生買いです(*´ω`*)
国王×平民の少年のお話です
身分差と言う事もあり、受け様はやっぱり苦しみます(;^ω^)
攻め様である国王は、受け様には身分を隠し
二人の逢瀬を重ねていきます
受け様は心やさしい少年で、
突然舞い込んできた国鳥の世話係として頑張っている最中
攻め様と偶然会い、2人の時間が楽しくなっていきます
今回、身分差そして溺愛となんだか
苦しさを乗り越えてからの溺愛が待っていると思うと
ワクワクしながら読ませていただきました!
で、主人公たちを差し置いての今回のいい味出している国鳥のシルフィー!
本当に鳥なんですが、賢い子で片言でおしゃべりもできます
そのおしゃべりもいい感じだし、タイミングもいい具合なんですw
2人の波乱の展開をさらに楽しいものにしてくれる国鳥シルフィー!
必見です!
動物の感情が読み取れるからと国鳥シルフィーの世話をすることになった主人公リオですが、シルフィーは話せる鳥。話した人の言葉を覚えているだけかもしれませんが、なかなか良いセリフを選んで話すので、リオの能力がシルフィーに活躍することはありません。
リオは、シルフィーが懐いたり、攻めオズワルドが惹かれてしまうのが納得できるような、素直で可愛らしい雰囲気が文章でもイラストでも出ています。結構序盤で偽名もバレるし襲ってしまうのには驚きましたが(短いですが結構強引なので苦手な方はその辺注意!)、純真なリオが可愛らしかったです。後半泣いてばかりの印象ですけど。
イラストでオズワルドの笑顔が見たかったなぁと思ったのですが、あれ本文でも笑ったシーンってあったっけ…?
動物の気持ちがわかる無垢で純粋なリオが、国鳥の世話係に指名され村から王城へ。
なんだかされるがままなリオでした。
なんといっても主役級な存在感のシルフィーが良かったです。3つくらいの単語で会話できる賢くて可愛くて美しい赤い鳥。
オズワルド…。なんつー試し方しとるんじゃ!?許すか許さないか?それがなんで強姦なの?君の過去の葛藤とリオと関係なくない?優しいリオにつけこんで。しかも2回目も外で。せめてベッドでしなよ!
「こんな王様は嫌だ」でフリップ芸できそうなお話でした。