ずっとおれを見てただろ?

カモミール・ラプソディ

camomile rhapsody

カモミール・ラプソディ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×23
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
2
得点
40
評価数
13
平均
3.3 / 5
神率
23.1%
著者
月乃かりん 

作家さんの新作発表
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イラスト
高崎ぼすこ 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHY文庫
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784813041412

あらすじ

高原のリゾートでベルボーイを勤める山吹日和は、毎夏バカンスに訪れる客・鳴沢一也に惹かれていた。
均整のとれた体躯、優雅だが堂々とした仕草、少垂れ目がかった目元に色気がある危険な男。
だけど住む世界の違う人だと思っていた。
ある日、鳴沢の部屋に招き入れられた日和は、低い囁きに抱き込まれ・・・
ホテルグランドテラスキタノを舞台に、ひと夏の恋がはじまる!!

表題作カモミール・ラプソディ

鳴沢一也
山吹日和 

レビュー投稿数2

デビュー作だけれど、とても満足!(ネタバレ注意)

デビュー作と聞いて買うのを迷っていたのですが、ぼすこさんの絵が素敵で買いました

カモミールラプソディではベルボーイの日和の視点で書かれており、ラストバカンスでは客の鳴瀬視点で書かれていました
私的に攻めの視点で物語が進むのが好みの為、ラストバカンスでは攻め視点でとても嬉しかったです!
しかし、日和が好きと自覚する場面が、カモミールでもラストでもさらっと書かれていて、何故そんな急に気持ちが変化したのかな......?と疑問に残るとこもありました
けれど、思いが成就した後の話が(オマケペーパー等)充実していたので、総合的に見れば満足する作品でした

1

ちょっぴり切なく甘い

リゾートホテルを舞台にした、セレブイケメンちょいS攻めと、可愛い系健気受の、ちょっと切なくてラブラブ甘々なお話しです。
さらっと読みやすいお話しではないかと思います。

ただ途中ダレるといいますか・・・もうヒトネタあっても良かったかも。
あるいは、ひとつのエピソードをもう少し掘り下げるとか。
物語的に短い期間での展開とはいえ、何かもうひとつパンチが欲しかった。

それと途中、心情の表現がくどい部分も見受けられました。

本編(受視点)の後、同じ時系列の攻め視点の話があるのですが、あの時攻めはどういう心境だったのか、という、テストの答えを見せてもらっている感じで、それはそれで私は面白かったです。
ただ、本編でも充分そういう心境は読める、想像できる、とも言え
それなら本編をその分厚くした方が良かったかもとも思えます。

作品の世界観はやさしく、ほんわかしていて和む感じです。

どうせお前も俺の容姿とか金目当てか?的な思いで、最初は遊び半分で受に手を出した攻めが、健気な受に絆され本気になっていく展開は私の好みでもあります。
なので、もうひとひねり欲しかったな、と個人的に思います。

1

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