マキヲ
rokudourinne rhapsody
商業作品「法悦♥︎ホリデイ」の番外編同人誌で、瑞生視点で描かれています。
二人が暮らす町で、かつては大きな屋敷だった廃屋が取り壊されることになります。防犯のため地域住民と一緒に見回りに行くことになり、その下見をしようと廃屋に向かった瑞生。しかし、待ち合わせたはずの藍の姿が見えず、廃屋内を探し回ります。やがて蔵の地下牢で倒れている藍を見つけるのですが、緋襦袢をまとった彼の様子がどうもおかしくて――というお話。
タイトルの「輪廻」が活かされたちょっぴりオカルトちっくな展開になっています。短いながらも瑞生の僧侶ぶりが伺えて面白かったです。そして、相変わらず藍にメロメロです(笑) エロティックなシーンは控え目ですが、切なくてキュンとなるお話でした。