MUNDANE HURT

mundane hurt

MUNDANE HURT
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神79
  • 萌×220
  • 萌13
  • 中立15
  • しゅみじゃない13

--

レビュー数
30
得点
529
評価数
140
平均
4 / 5
神率
56.4%
著者
木原音瀬 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
井戸ぎほう 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
発売日
価格
¥1,020(税抜)  
ISBN
9784799725283

あらすじ

高二の体育祭、長野の意外な格好良さを見た西崎は彼に興味を抱く。西崎は長野の気をひこうとするが、落とせない彼に苛立つうち…。

表題作MUNDANE HURT

長野雅之,30歳,弁護士
西崎達也,30歳,無職

レビュー投稿数30

この受けにしてこのBLありだね。

いや〜受けはひたすらにクズいなぁ笑
最後に懇親の「俺も好きだから、お前のことちゃんと好きだからっ」ってね。
"お前が好きだって目をする、そういう顔見てると安心した。なんにも持ってないしなんにもならないのに、自分なんかのどこがいいんだろうってずっと思ってた。"
って心理描写に受けの全てが詰まってると思う。
SDカードのデータ盗み出した時は、これでもうここには戻らなくなるって長野と縁を切ろうとしてたのに、自分がピンチになってヤクザに暴行されたり警察に駆け込んだりした時は、長野に助けを求めてる。終いには見捨てないでくれと言わんばかりに長野に縋りよる。
西崎は自分の人生の延長でしか長野を見れないのかもしれない。
最後に長野の事が好きだと言っているけれど、それは長野が本当に好きなのか、それとも自分を好いてくれる、自分に価値を見出してくれる長野が好きなのか。
本当に切羽詰って助けて欲しかったんだろうね。
でもそれは長野じゃなくても良かったのかもしれない。
そのあたり西崎っていう男の人間性を丁寧に書き表していてとても素敵でした。
こういう人間味のあるクズさは大好きです。

3

いや、萌えませんねw

萌えないんだけど、やっぱり良いんですよねぇ。
何が?って木原音瀬さんが〜。でも、他の作品のように、痛さや切なさ、重さは感じませんでした。さらっと読めちゃった。
重くて辛いものでも再読しようと思う作品多いですけど、コレはもう多分読まない。

ネタバレさせようにもネタってネタがない(笑)
もう最初っから受けがクズなだけで…えぇ、最後までクズです!
普通のBLのように、攻めの愛情で心を入れ替えたり、周囲の方々のお陰で目覚めたりしません!

そしてこの本編では結ばれませんのです。体の関係はあったとしても。
もう、受けに関しては因果応報的な感じで全く同情の余地がないのですが、攻め君は好きなんだろうなぁ、このクズを。って読めました。
攻めは普通なんですよ、至って。
こんなクズにハマらなきゃ良かったのにね、って。でもそれが恋愛感情、ってやつなのかも知れません。ダメンズにハマる女子的な。。。ぁ、それだと受け攻め逆か。クズな女子にハマる男子作品てあるかなぁ。
そう思うと、これも受けが女子だと作品にはならないんじゃないかなと。そこら辺が木原さんの上手いとこかな。

ラストもお尻ムズムズな感じで終わるのですが、同人誌で続きが読めるようなので探してみます。で、探したらまとめ売りは法外な値段で(3万超えとる〜)諦めました。むぅ。

3

鉄板のクズ&真面目

最っ高に面白かったー!
今作はクラス内でのイケメンリア充が真面目秀才をオトす賭けをするお話、正反対の人間同士の掛け合いが好きな人には堪らないです。その上、木原さんの描く清々しいクズキャラ!
そして「夜はともだち」井戸ぎほうさんの挿絵もドラマチックで美しかったです。

足が速く、とにかく勉強、貧乏な長野
親の金、良いツラで楽勝モードな西崎

余裕ぶったエリートが純朴労働階級に次第に惹かれズブズブに…はNOW HERE他でもあります。今作でも貧乏で生真面目でそっけない長野に西崎は(レアスニーカーゲットの為)距離を縮めていき、魅力を拾っていきます。背筋や背中が綺麗だとか、自分にはない面白さだとか。外見平凡な人が読んでいく内にどんどん惹きつけられていく木原さんの筆力が、クズキャラ同様今作も吹き荒れています。
見た目の良い西崎は他人の判断基準も見た目になりがちなのですが、それ以外の長野の良さを見つけて惹かれていくし、長野の心を掴むタイミングも上手いので読んでて面白い。

長野が育ちの違いや人との関わり合いの薄さから、西崎の軽い冗談に対応出来なかったりダサいと思われるのは二人の違いとして読んでいて面白いです。だけど私は明らかに長野側の人間なので、上手く切り返せなかったなぁ、とかモタモタしてダサいなぁ、と思う事がよくあるので西崎側の視点は理解出来るけど「そうなんだけどさぁ…」と非常に身につまされました。

西崎はもともと会話のセンスもあり、一人称での語りも面白いし、ヤクをやってからの心理が凄くて読み応えあります。木原先生ほんとにやったのかなと思うくらい(「罪の名前」では本当に虫食ったのかなって思っちゃいましたよね。露伴みある)

そして大人になった二人の立場はクッキリと入れ替わる、ここが痛快です。
西崎は何もかも無くし暴力に怯えボロボロ、
長野は良いスーツを着た弁護士。
そして少年期と同じく、西崎は長野を思うままにしようとする。なんて面白い展開…

大人になっても破廉恥話を避けるような長野を馬鹿にしつつ、身体を重ねるのも自分が誘い込もうとしたら逆にあれよあれよと迫られ隅々まで愛されてしまう。なんて美味しいBL展開…
その時の西崎の台詞
「むっちゃ気持ちいい。お前とするの」
が爆発的でした…!!
長野も次第に西崎との会話に慣れ「色っぽかった」と口にしてみたり、小さい影響が垣間見えるのも良いです。こういうところいくらでも読みたい…
長野も様々な思いを抱えつつ側から見て西崎に盲目的になっているのも最高です。長野の心情は全編で台詞以外で語られることがなく、それがラストに効いてくるのですが、こういった甘いシーンや後書きでのところまで、この素敵キャラの内面を覗いてみたかったなと思いました。

長野はあれだけの仕打ちを高校生の時に受けたのにまた西崎を匿うなんて、初恋の力というか、やはり抗い難い特別な想いがどうしようもなかったのでしょうね。

ラストもスッキリしつつも人によって好きにその後を解釈出来る良い終わり方でした!
あれだけ人を弄び真剣に取り合わなかった西崎に少し情けをかけ過ぎな気もしますが。

5

信者向け

やたら評価いいですけど、木原音瀬先生信者向けだと思います。
普通の人ならなんだこりゃ?となるのでは?
生まれて初めて本を読んだ後、すぐに捨てました。
私は近年の木原先生の作品がどうにも合わず…昔の有名な作品は好きです。
灰の月もダメでした。灰の月よりはこちらの方がマシでしたが。
ハッピー☆みたいなのを求めてる訳ではないんですが、読んだ後とても疲れます。
ダークな小説やバッドエンドの小説って書く方は説得力が求められるし、読む方もそれなりに覚悟と気合を求められると思うんです。
特に小説なんか少なくとも2時間くらいかけて読むので、それだけ時間かけさせといてこのラストだと辛いんですよね…同じこと書くんなら短編でまとめてくれ…と思います。
木原先生が天才…と言われるのは分かります。他に書ける人はいないでしょう。
ですが、木原先生の才能に震えたいんじゃなくて、真っ当に感動して萌えるBL小説を読みたいんだよ〜って方には本作はオススメしません。
暗くて救いがないのが好きならオススメです。

8

安定のどクズ受け

受けの西崎が金持ちで顔が良いクズ系高校生だぞ。
これはくるぞ。見えるぞ。ドン底に落ちる受けの姿がな…と確信をもったスタートが裏切られることはもちろんありませんでした!(^^)!

受け視点の文体がテンポ良くて、キャラの滲み出るクズぶりだったり楽して生きてる軽やかさがとても癖になりました。
諸々舐めすぎ発言が顕著で楽しいくらい…!

普通なら胸糞悪くなりそうなのに、どうしてこうも気になってしまうんだろう。
人生勝ち組と信じきった彼の行き先がどうなるか見たいとおもってしまうんだろう。


攻め長野との関係は西崎の気まぐれな暇つぶし。賭けの対象としてモーションをかけらていることも知らずに西崎にのめり込んでいく長野のピュアさが痛がる胸に沁みました。
若者らしいノリにもうまく乗れない生真面目すぎるウブな攻め…そんな彼は早々に飽きられ西崎に簡単に捨てられます。


その後の大人編。
好き勝手できていた西崎の環境は地へと落ちています。
しかしド底辺な毎日でも彼の人間性は変わることなく…まぁた木原ワールドのドクズコレクションに新たな名前が増えましたね。

なんの因果か再び長野との関係がはじまりますが………。


ラストはこれで許されるのか…ってぐらいに甘くないですね。
残りのページ数が少なくなりすぎてもこれで…あれ?と思っていましたが…。
文句を言いたいわけではありません、寧ろ大好きです。

これでお話内で明るい光が見え見えだったら凄くチープな話になっていたと思います。
仕出かした罪に反して愛をかぶせて元通り…とは絶対にならないところはいつも安心できます。

今更遅すぎるし信じきれない西崎の長野への気持ち。
どうせまた裏切るんじゃないかと思いつつも、あとがきにあったカフェ経営している姿を想像したくなる…。
再び西崎に振り向きまっすぐで熱い愛を向ける長野とそれを真っ向から受け止めるのはやっぱり恥ずいしと思いつつも長野が差し出す手を決して離さない西崎…

修復不可能だろと思う反面もしかしたらの明るい未来を考えてみたいと思わせてくれること自体とても凄いことだと思います。
どん底なんだけど真っ暗闇ではないかもしれない…二人の関係が切れないことを願います。切れたとしても死ぬ気で結び直してみせてよ西崎。

3

後に残るが納得はできる。

とてもリアルに感じました。人の本質とはそのようなものだろうと思うんです。

確かに読後感はあまりよくはないです。
受けが攻めを傷つけ続けてきたことを考えれば当然といえるラストです。

人生でどんなに悲惨な事があろうと、自分が辛い事があったなら決して自分の周りの人にまで同じ思いをさせまいとするのが普通の人です。
自己中心な人間が周りの人を傷つけてきたならなんの代償も払わずに救われる必要はないと思います。
自分への好意に甘えるだけの人間に幸せなんてこなければいい。です。

クズに振り回されても許してすんなりハッピーエンド。
これが愛みたいな話はたくさんあると思います。
ですけど、ここまでされて最後にまだやすやすと西崎に手を差し伸べるようなら長野も頭がおかしな人です。
それは実は西崎は真実の愛とはいえないものを手にした事にしかならないともいえると思います。
なので、最後の拒絶は当然といえるし、それがリアルだと思います。
とは思っても最後のページで茫然としましたけどね。

あとがきを読んで、そして続きがあることも知ってはいます。
そう思えば二人のストーリーはつづく・・・です。
ですけど、この本の終わりはこれで納得でした。

おそるべし木原先生です。

3

一番つらい痛みは

病院経営者の叔父を持ち裕福で自堕落な生活を送っていた高校生・西崎は、体育祭で誰より速く駆け抜ける秀才・長野に目を奪われ、退屈しのぎに長野を落とそうとします。堅物で純情な秀才を落とすまでは楽しかったのに、付き合ってみれば退屈で、西崎が長野の父親の前科を仲間に暴露したことから、二人の関係は終わります。
大学に入ると、西崎の叔父は事故死し、母は暴行され、兄は犯人を殺し、生活は暗転します。孤独の中、女にたかり、薬に手を出す転落人生。ヤクザにつかまり、ある弁護士が持つデータを手に入れてくるよう命じられます。その弁護士こそが、西崎がかつて振った長野でした。偶然を装い接近し、長野の家に転がり込んだ西崎は、長野がまだ自分に想いを残していることを知り、ハニートラップを仕掛けます。期限が迫る中、長野のPCから手に入れたデータをヤクザに渡しますが、それは偽物と発覚。西崎は車で運ばれ始末されそうになりますが、交通事故のおかげで間一髪、助かります。交番に駆け込み、長野に連絡を取りますが、迎えには来てもらえず…。

長野と西崎の対照的な生き方が、とても印象的でした。
父親が罪を犯し、両親が離婚、苦学を強いられながらも、ひたむきに勉学に励み、長野は弁護士になる夢をかなえます。しかし、長野を上から見下ろしていた西崎は、社会の底辺に堕ち、卑屈に生きることしかできませんでした。昔「親が金を持っているのも才能」とうそぶいていた愚かな目でしか、自分を見ることができなかったのでしょうね。

そんな二人が再会後、なぜ体を重ねたのか。西崎には魂胆がありましたが、それでもやはり二人は惹かれ合っていたのだろうと思います。堅物で気が利かない長野にとって、自分を遠慮なくからかって笑う西崎と過ごす時間は、今も昔も変わらず楽しかったのでしょうし、西崎にとっても、長野の真面目さや不器用な優しさ、走るときの美しいフォームが、とても眩しかったのでしょう。

物語の最後、長野に去られ、やっと自分の本当の気持ちに気付く西崎が、痛々しくてたまりませんでした。
作中、蔑みや暴力など、この世の痛み(=Mundane Hurt)がこれでもかと描かれてきましたが、もしかしたら一番つらいのは、愛を失う痛みなのかもしれないと思いました。
長野の愛を取り戻すために、西崎は誰のせいにもしないで頑張る強さを身につけなければ。自分がクズで、つまらないプライドが邪魔して「好きだ」と言えなかったと、やっと気づけたのですから、そこから始めればいいと思います。長野はきっと西崎を見捨てないのでしょう。美しい表紙イラストの二人のしぐさが、行く末を暗示しているように思えました。

長野がなぜ西崎に「困っていることがあるなら、話してくれ」としか言えず、踏み込んで聞けなかったのか。気になって、「弁護士職務基本規程」を読んでみました。依頼者の意志の尊重、依頼者の利益と他の依頼者の利益が相反する事件に関する規程あたりが、関わっているような気がしました。素人考えなのですが。

あとがきによると、二人には救いがあるようですね。作品中、何度か描かれていたコーヒーが重要な役割を果たすようで、コーヒー好きな私としてはとても楽しみです。

13

グズなんだけど憎み切れない

人の弱さとか、愚かさとか、そういうのをシリアスに一気に読ませます。
暴力シーンが沢山あるので夜に読むもんじゃないです…。ドキドキして眠れません。

実は「吸血鬼と愉快な仲間たち」目当てで購入した同人誌に、この作品のその後がちょっとだけ載っていたので続きを知っていますけれど、それなしだとこのラストで読み終わっている状態はかなりキツいって思いました。あとがきの救済まで読んで!としか言いようがありません。

西崎は自業自得なんですけれど、確かにクズなんですけど、私にはどうにも憎めなかったです。運が悪い部分もありますよね。それって本当に西崎が悪かったの?と思えてしまって。

逆に、長野の方がいまひとつ納得できないというか…。「喋って楽になるなら」と言われても殺されそうな身には戯言にしか思えずないですよね同級生だったからこそ猶更そんなに頼りがいがあると感じなかったでしょうし。長野があれこれ手を尽くしたという風に読めなくて、西崎から「相談してくれたらヤクザから助けることができたんだ」という信頼をされなかったのは仕方ないんじゃないかなと思いました。
あとヤクザのことを知っているんなら偽データ渡したら西崎がどうなるか予想がつかなかったわけじゃないだろうに…と思うと怖いですよね。

どこぞのスパダリなら、受けが悩んでいる間に、さらっと背後関係を洗って手を打っていて、受けに危機が迫っても「大丈夫だよ」と颯爽とした登場となるんでしょうが、さすが木原先生。そういう救いは一切ありません。でもそこが好きなんですよね。

4

ゲームオーバー

レビューを見ずに読み始め、あ、これはやばいやつか、と思った時にはすでに遅し。。。悪い意味で胸が締め付けられたまま、一気読みをし、これはやっぱり嫌だけど神評価か。。。と思っていましたが、西崎の何でも人のせいな思考に読んだ後頭痛を覚えたので中立にしました。西崎の命を消さずに話が終わったのは作者の優しさでしょうか。

高校時代の、好きな人に自分を知ってもらいたいという長野の純粋さにこちらは良い意味で胸が締め付けられました。それなのにあのゲス野郎。

私的には、西崎には一生一人で反省してもらい、長野には新しく良い伴侶を見つけて幸せになってほしいです。

3

どこまでいっても

買ってから一年越しに読みました。腐女子歴10年の若輩ではありますが、沢山のBL作品にお世話になる中で沢山のクズキャラに出会いましたが、この作品の受け西崎は、その中でも頭一つ抜きん出る超ド級のクズでした。
物語は、前半が高校時代、後半がその10年後とふたつに分かれて描かれています。そして最初から最後までまぁああ一貫して西崎がクズ!自分の中ではこんな可愛くねぇ受けいる!?ってなりました笑
木原先生自身もあとがきで愛されないクズって書いてましたが、ほんとその通りです。人をからかって大事な部分を踏みにじるわヤク中になるわ自分で堕落した癖に人のせいにするわ、おまけに陳腐なプライドのせいで長野にも見捨てられてしまいます。
確かに西崎は家族が理不尽な目にあって辛い思いもしているし、巻き込まれて暴力を振るわれたりしています。でもそれでも同情の余地なしにクズ。因果応報感がハンパない。

話は変わって個人的にはラストシーンが一番印象に残りました。
長野がなぜ自分に話してくれなかったのか、また自分を騙すのか、と西崎に話すシーンです。多分西崎みたいなタイプは長野みたいに尽くして愛してくれて大切にしてくれる人が必要なんだと思うんですよね。でもそういう相手にも心を開けない、プライドが邪魔をして助けての一言も言えない。長野は最後の最後まで西崎が心を開いて全部長野自身に身を任せてくれるのを待ってたんでしょうね。せっかく差し伸べられた手を自分で振り払っておいて、西崎が待ってくれと長野に縋り付く最後のシーンは思わずため息をもらしてしまいました。
あの後西崎はどうなるんでしょうか。個人的には、最後は結ばれてハッピーエンド!っていう終わり方より想像の余地があって面白かったです。
願わくば西崎が改心してますように…。
西崎の話がながくなりましたが、それはおいといて攻めの長野を語ります。一言で言うとめちゃくちゃ可愛かった!!!もうね、すごい純情で尚且つエロエロっていう、まさに私の考えた最強の攻めって感じで長野が西崎に触れるシーンが入るとにやにやしてしまいました。ダサい純情が一番キュンキュンくるんですよ!個人的にはたまりませんでした笑

あと長野の友人の北尾くんですが、殴られたにも関わらず友人として長野を支えていて地味に感動しました。それと西崎以外で腹たったのは柚月です。あいつは何で順風満帆風やねん!ってそこは若干西崎に同情しなくもなくないかもしれない…しませんが。
今回も木原音瀬の作品は面白かったです。次回作が出るまで全裸待機します笑

4

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