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kimi wa bokudake no kajitsu
可愛らしいお話を目指して書いたとあとがきにありますが、その言葉通り、大きな事件やアップダウンなども全くありません。
幼馴染み同士なので、関係性も安定していますし。
〈ハイム花みずき〉の管理人の水貴(受)は、母親が再婚し一人で下宿屋を切り盛りすることになります。
そこに幼馴染みの拓也(攻)が仕事の移動に伴い下宿して来ました。
水貴は母親が再婚するまで、カフェレストランという名の古い喫茶店で料理担当でしたが、そこで常連で王子との呼び名を付けられている瀬戸成晃も入居者に。
もう一人、大学の寮を素行不良で退寮させられた平塚錦の三人が入居する事になりました。
下宿人に朝晩の食事を出して、昼間は、人数限定のランチを提供するスタイルで始まります。
拓也は水貴に自分の想いを伝え、これからガンガン攻めていくからと宣言されてしまいます。
拓也が水貴にアプローチする様子を見て、成晃も自分の初恋が水貴で、まだここがペンションの時に出会い好きになったと伝えられます。
錦は、水貴に叱られてから素直になり、二人程の本気度は無いものの軽くアピールしてきたりします。
三人のバトルが始まるのかと思っていましたが、成晃も錦も結構お行儀が良いと言うか押しが弱いと言うか(笑)
水貴はどんどん拓也を意識していきますが、ある人と二十歳の誕生日に約束している事が問題となり、スンナリとは受け入れられない理由が…
拓也は水貴の産まれる前から、水貴の母親から女の子だったら婿に欲しいと言われて四歳児の拓也はすっかりその気に。
それから水貴が男の子でも関係無く、両親も公認済みであり何にも問題らしい問題も持ち上がらず…
水貴の気にしていた二十歳の誕生日の約束も拓也の叔父相手だったと判明して何も問題無し
元々幼馴染みで独占欲の強い拓也が過剰なスキンシップも刷り込み済み(笑)あまりにもすんなりくっ付いてしまって呆気ないぐらいで少々物足りなさが…
せっかくの二十歳の誕生日の約束とかをもっと絡めさせて欲しかったかな…すんなり解決し過ぎ感が残念で…
一途愛は大好きですが、あまりにも纏まりが早過ぎてなのか、私には今一つ萌えが少なめでした。
でも、安心して最後まで読めるので、あっさり読みたい時にはいいかもです。
サクッと食べるとホロホロ崩れる、甘いお菓子みたいなお話でした。
とりあえず、主人公が健気ないい子で、とにかくモテモテ。
母の再婚で、一人で切り盛りすることになった下宿の住人は、幼なじみの男らしいイケメン、王子と呼ばれる大学生、チャラい年下の大学生。
幼なじみと王子の二人からアタックされて、心は幼なじみに傾いて、でも、どうしても、最後の返事ができないのは、二十歳になったらある人の愛人になる約束があるからで、、、
いろいろおいしそうなアイテムは散りばめられているけど、どれも障害になることもなく、さくっと解決。
ふわっと甘い物も、たまにはいいよね。