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hanamarubunko otameshiyomi magazine
キスは良い!エロスの宝庫です。
ただそれは漫画の話なんですよね…
小説で、あのねっとりとした糸引いちゃうようなキスを表現するのって難しそうです。
★南原兼さん『僕のものになりなさい♡』
→南原さんと明神さんというゴールデンコンビの作品。そりゃそうかー。こちら’90年代の作品で、このお二人の組み合わせは多かったですものね。
やー、もうもうもう、恥ずかしくて読めない!(苦笑
もちろん当時多かった受けの一人称ですし、『オレ、大石力。』という地の文も「きゃーー」と叫び出したいくらいでした。『オラ、孫○空。』を彷彿といたしました。
でも、昔は本当に良く読んでいたんですよね…免疫が切れているようです。
★西野花さん『飴とムチとKISS』
→さすがこちらのセレクションに入るだけありまして、初っ端からチュウチュウしまくっております。
といっても糖度は低いかなあ。受けが冷静で分析しちゃっているので。
どうやら攻め二人(年上の従兄弟と高校時代の後輩)、受けひとりのようです。ただ3P行為があるかまではわかりません。
序盤を読むだけでも、受けの気持ちは従兄弟への方が大きいのかなと感じます。
★金沢有倖さん『嘘つきのキス』
→金沢さんご本人がイラストもつけられているのですが、他の方に描いて貰った方がよろしかったのでは…(表紙しかわかりませんが)
会ったこともない祖父の遺産を受け取り、亡くなった祖父の屋敷へと移り住むこととなった受け。
そこにいたのはなんとご先祖様で!…というファンタジー入った作品です。
★金沢有倖さん『罪と罰とキス』
→上記と同じことを書きますが、イラストレーターの方へ依頼した方が表紙から手に取られる方が増えるのでは。
金融屋社長×高校生。意外にありますね、こういう組み合わせ。
受けが修学旅行へ行っている間に蒸発した、母親と愛人。
彼らの借金のカタに、お約束のようにその場で体を奪われるわけですが、その際、母親へ買ってきた渡す宛の無くなったお土産がものすごく物悲しい。
こういうの嫌いじゃないんですよ。すでに欲しい!ただやはりネックはイラスト…
そして『城みちる』ギャグに、いったい何人の方が食らいついていけるのか(汗
★小川いらさん『嘘つきな唇、素直なキス』
しっとり読ませてくださる小川さん、好きです。
好きですが!生徒×教師という、わたしにとってはかなりの苦手カップリングでした。そしてしっとりでなく今回はドタバタでした。
受けは恋人(男)に去られただけでなく借金を残された高校教師で、人生ズンドコ節。
そんな彼は止むを得ず塾でバイトをすることにしたのですが、そこで生徒(攻め)に会ってしまうわけです。
まあほら、ズンドコ真っ最中だからね。ドミノ式に起きるのよね。
読み終えてわかるという遅さですが、セレクション名のキスってただたんにタイトルに『キス』が含まれているだけの話のようですね。
この作品のキスは最高!というものを期待しておりましたが違うようでした。