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hanamarubunko otameshiyomi magazine
聖職者小説です。
あまり選んでは買わないタイプのジャンルなので、こうやって無料で試せるのは良いですね。
現実の宗教は調べるのも設定も大変なので、ファンタジーがどうしても多いため好き嫌いはあるかもしれません。
★橘かおるさん『教皇の花』
→攻めは腹黒ながら見目麗しい若き(27歳)教皇で、受けは親の借金のかたに売られそうになっていたジョルジオ(15歳)。
特殊設定(最初に説明有)があったのですが、読んでいると拳銃の製造番号やらが出てきまして、ん?地球のお話ですか?となりました。
攻めの名前は教皇ながら漢字でしたし、実はファンタジーだと思っていたのですが…いまいちわかりません(汗
しかし、蓮川愛さんの描かれた表紙の受けの可愛らしいこと!
これだけでも欲しくなります、年の差ですし。
★金沢有倖さん『誘惑のエデン』
→以前にもレビューで触れたのですが、なぜ金沢さんはご本人がイラスト描かれるのでしょう。
神父×高校生という設定ですがとにかくドタバタしておりまして、敬虔な雰囲気はありません。
これは神父でなくても良かったのでは…
★西野花さん『鎮守の杜の虜囚』
→これって西野さんのデビュー作らしいですが、今より薄暗いですねえ。
攻め受け両視点、三人称です。そしてモブ姦有りなのでご注意を。
幼少時に離婚した父親が亡くなり、久方ぶりに父親が村長をつとめていた村へと戻った攻め。
そこで見目麗しい神社の宮司(受け)と出会うわけですが、受けは村の男たちの慰み者のようになっていて…と、テイストは暗くてもエロさは今の西野さんと変わりません。
★魚谷しおりさん『神官王子は葡萄の乙女を抱く』
→ハッキリ言えます、ファンタジーだと!
受けは元戦災孤児で、義賊という顔も持つ日雇いの青年。
そして攻めは、お試し読みの限りではハッキリ書かれておりません。多分この人?という気はしなくもないですが…
戦火が通り過ぎた国が舞台ではありますし孤児も溢れているのですが、主要人物が明るいというか軽いので暗さはまったくありません。
★南原兼さん『月夜に懺悔は似合わない♡』
→イラストが南はるかさんというだけで『エロ!』というイメージでございます。
受けは獣人ハンターというだけあり、ファンタジー設定。
しかし『黒薔薇の騎士学園』て…まあ、2003年だから仕方ない!世の中にそれが求められていたのですからね!
でも、今読むとちょっと気になって集中出来ません。
試し読みシリーズは13 巻 (全 21 冊)のダイジェスト版。
既読済みの作品もあるけど、
一度も読んだことが無い作家の作品もあるので読んだ。
絵入り、とあるけど、表紙絵だけで、挿絵は無しです。
「聖職者」シリーズというカテゴリが珍しいので、意外と好評。
橘かおる『教皇の花』
金沢有倖『誘惑のエデン』
西野花『鎮守の杜の虜囚』
魚谷しおり『神官王子は葡萄の乙女を抱く』
南原兼『月夜に懺悔は似合わない♡』