BLコミック&BL小説、業界最大級の品揃え!
hanamarubunko otameshiyomi magazine
森本あきさんが二本収録。
全体的にはエロス度(あくまでお試しの中のシーン)は低めです。
『アンナコト、ソンナコト』ということが実感できるほどではないのが残念。
★森本あきさん『あなたのおもちゃ♡』
→表紙だけで年上攻めだと思ったら、二人とも大学生でして。ガク…
姉が店長を務めるクラブで、嫌々ヘルプで働くこととなってしまった受け。もちろん女装!(好き♬)
気の強い姉のせいか女性にはまるきり夢を持てなくなっていた受けの憧れは、同じ大学の攻めらしい…というのはお試し読みでは攻めは登場しなかったので(苦笑
登場人物紹介があって良かったです。
受けがね、気弱でちょっと可愛いんですよね。購入してしまいそうです。
★森本あきさん『監禁しないで♡』
→引き続き、森本さんの作品です。
俺様ちっくな友人が攻めなのですが、彼はずっと受けが好きなんだろうなあと感じます。
モテるくせに『もてない部』なるよくわからない活動?を共にしていたのも、多分そのせいでしょう。
ただそこへ、攻めにとっては青天の霹靂!受けがバイト先の女子高生に告白されてしまい、そんなら監禁しちゃおうって…この辺りは理解不能でした。
★藍生有さん『禁忌を抱く双つの手』
→これは双子シリーズの一つです。
高校生で双子の兄弟×社会人の義兄という、年下攻め3P物。
このシリーズはお試ししか読んだことがないのです、攻め受けの設定がどれも若干わたしの好みとはズレるもので。
ただ、3PがOKでなおかつ年下攻め、再会物がお好きな方には良いかも…藍生さんなのでエロス全開でしょうし。
久々に義弟の双子たちと同じ家に住むこととなったのが、受けの転落の始まりだったわけです。
★日生水貴さん『パトロンは愛と戯る』
→表紙で二人とも仮面舞踏会的な仮面持っておりますが、これって作中で何か関係してくるのでしょうかねえと思っていましたら、初っ端からでした。
どうやら舞台はちょい昔(明治、大正辺り?)のようです。
受けは二十歳の帝大の苦学生、攻めは秘密サロンのオーナー。
サロンへ忍び込みパトロンを探そうとして、オーナーに捕まってしまうという展開です。
傲慢なセレブ攻めがお好きな方向けですね。
★バーバラ片桐さん『恋獄の囚人』
→こちら、首都直下大地震のせいで日本の経済は崩壊した世界。
しかしこの地震が200×年というのですが(現在はその10年後)、2008年発行の段階でもなにやら違和感いっぱいです。バーバラさん、もう少し先に設定しても良かったのでは…
そんな日本は犯罪が増加し、刑務所にも民間企業が参入。そんな民間少年刑務所が舞台です。
受けは17歳の新人受刑者で、攻めは圧倒的な実力を持つ特A受刑者です。最初、かなり無理矢理なので苦手な方はお避け下さい。