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hanamarubunko otameshiyomi magazine
セレブロマンスなのに水上ルイさんないの?
水上さんといえば王道セレブロマンスと思っていたので、肩透かし感が(苦笑
今回のセレクトは、かなり古いと思ってしまう作品が多かったです。
発行年度の古い作品がというよりも、文章が『ああ、今の時代じゃこれは売れなそう…』と思ってしまう。
これじゃあ購入意欲はわかないというか、小説買わないで良いやなんて思われてしまいそう。
この花丸さんのシリーズで古いと感じるのは、たいていが今では絶滅危惧種な受け一人称の元気いっぱい高校生物なのですよね…
セレクト的には『中立』なのですが、あまりにインパクトある作品が掲載されておりましてので『萌』とさせて頂いております。
★鈴木あみさん『﨟たし甘き蜜の形代』
→吉原の男専門の廓『花降楼』が舞台のシリーズ物。この花丸お試しでは、一番のお馴染みシリーズ。
攻めは過去に花降楼の傾城と因縁のあった資産家で、その傾城に似たまだ禿の受けを源氏物語の若紫のように扱います。
禿の身分でそんなことを許されるのは、ひとえに攻めが資産家なためと、いわゆる恥をかかされた形になった過去の傾城の流れた身請け話のせいかと。この話もあるらしいのですが、わたしは未読です。
★真船るのあさん『うそつきなシンデレラ』
→受けは擁護院育ちで、中学卒業後住み込みで働いております。そして攻めはもちろんセレブでして、元華族のお家柄。
元気いっぱいな16歳の受けというのは、今の作品ではほとんどないですよね。うーむ、懐かしい。
いわゆる身代わりものという感じなのですが、なにせお試しの段階では攻め出て来ません(笑
最初に人物紹介があったので内容はなんとなく把握出来ますが、それで満足出来てしまうとも…
★大槻はぢめさん『金さえあれば!』
→生徒会長×奨学生。高校のキラキラ生徒会に、受け一人称という懐かしの設定です。
大槻さん、多分読むの初めてかも…昔からいらっしゃる作家さんですが。
いささか…というよりも、かなりこの一人称は古い!日記?!申し訳ないけれどそんな印象。
減ったとはいえ一人称作品が今もないわけではないですが、辛口ですが雲泥の差です。クオリティは。
再度お詫びさせて頂きつつ書きますが、これでプロだったんだなあと。JUNE時代が過ぎてBL初期の頃ってこんなにぬるいの?と驚きました。
★吉田珠姫さん『旦那さま、お手をどうぞ』
→うん、まあ、かなり前の作品だものね。設定が『ライバル会社社長宅へ、スパイとして執事となって潜入する受け』だったとしても作家さんのせいじゃないよね、時勢だよね…という感じです(苦笑
★佐伯まおさん『ウキウキご奉仕デイズ』
→おバカちゃん受けです。それの一言です(汗
たった一人の家族だった母親が自分を置いて男の元へ走っても『お母さん、愛に生きてすごい』とか思っていたり、その直後バナナを食べながらこれが太いアレなら良いのにと一人でおっ始めてしまったり…や、うん、君がすごいぞ!
そしてMでした。フ○ラを強要されたいとか思ってます。肉○隷希望です(大汗
もうインパクトあり過ぎで、次から次へと繰り広げられる受けの変態妄想にある意味笑えますので、頭をすっからかんにしたい時には良いのかもしれない…