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ousama na neko
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好きなシリーズです。懐かしくなって、読み返してのレビューです。気まぐれな猫に振り回される不憫な光魚の、モフモフたっぷりなお話の4巻です。今回は2つお話が収録されてます。その内の一つはシータ目線なので、シータの気持ちがよく分かって面白さ倍増です!
今回は、シータにシグマという強力なライバルが現れて、イイ男になろうと一生懸命頑張るシータに萌えます。
そして、そして、とうとう光魚がシータへの想いを認めます。そりゃあ、あんなカッコイイ姿を見せられたらね~という感じですけど。
ホント、光魚のためなら水の中でも日の中でも獣たちの中でも飛び込むシータは本物の男です。愛を叫んだ光魚にも涙がウルッとなります。
シリーズの中で一番キュンキュンできる1冊で、大好きです。
秋月こおさん大好き!と叫びたくなる。
秋月さんは過去作品がたくさんあるので、順番に読んでいくのが楽しみです。(入手できるのかなという不安もありますが)
王様な猫シリーズ四冊目。
人猫族の常識と人間の常識のあいだで板挟みになってる主人公ですが、基本的に明るくて順応性のある彼は、受け入れて生きなきゃどうしようもないことを悟り、前向きに努力してます。ああ、こういう性格好きだなァ。
でも、そんな彼に甘えっぱなしの人猫シータ(といっても、シータなりの努力はしている…でも性質が猫だからね、基本俺様だからw)は、ときどき見せる主人公の鬱屈に動揺したり必死になったり…つまり彼も彼なりに可愛い。やきもちの焼き方も私好み。
流されて受け入れるうちに、主人公はいつの間にかシータのことが好きになっています。
ドラマティックで決定的な「愛を打ち明けあう」みたいなシーンはなかったけど、私はこのなし崩しな流れが妙に好きでした。
人間に変身できる黒猫シータと、大学生の光魚は一族公認の恋人同士。
光魚は一族の掟に従い、人猫の王様シグマから彼らの歴史を習っている。
勉強の合間にシグマの調香室を見学していた光魚は、誤って媚薬の瓶を割ってしまう。
二人っきりの部屋にあふれる香り。
そんな時、密かに憧れの人だったシグマが光魚を抱きしめてきて……
光魚、浮気編(という解釈でいいのでしょうか_自問自答)
そろそろ主人公の感情のアップダウンについて行けなくなりそうです。
なんでそうなる?っていうか君はそこまでシグマが好きだったのか!!?
この飛躍が秋月さんらしさな気もするのですが……
でもなーんか納得できないんですよね。
光魚にライバル(=女の子)現る?とか思っていたら情況を把握出来ないうちに解決してしまいました。
このお猫さまたちの大人になるという現象がイマイチ理解できていません。
あれ?これどんな都合の良いマジック?
人の常識と猫たち一族の常識と。
読んでいる私の気持ちがついていく前に光魚が納得して受け入れてしまうので、ちょっとおいてきぼりな気分になってしまうのでした。