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花屋敷学園シリーズの3巻目で、「必勝、生徒会長戦!!」が完結巻です。
1巻は「戦え、生徒会!!」2巻「白雪姫は眠らない」となっています。
私はタイトルとあらすじを読んでシリーズと気付かなくて3巻から入ってしまいましたが、順番通りに読んだ方が確実にいいです。
クール受けと子供っぽい所のある年下攻めで、受けの性格が攻め以上に漢前です。
それでも、そんな攻めが好きという所が出ているのがよかった話です。
高等部一年・橦木忍 直情家一途攻め×高等部二年・椎名史 クール受け
史ちゃんを追いかけて学園に編入してきた忍は、史ちゃんべったり。
生徒会長は副会長を指名出来ると知って、史ちゃんに会長になってとオネダリするが断られる。
資質がある忍の奮起を促す為にエセの対立候補を出すが、裏目に出て本気で会長を目指される。
その上、会長になったら、史を指名すると宣言されて。
学園物で生徒会メインの話で、きちんと感情が通っている話です。
史ちゃん、史ちゃんとあまりにも無邪気なので、最初は忍を受けだと思っていました。
あまり賢く見えませんが、編入した時の成績もトップという頭のいい子な設定。
そんなはずなのに、そう見えなかったのは、始終幼い態度だったからです。
愛する史ちゃんが冷たければしゅんとなるし、史ちゃんを貶められれば、真正面から向かっていって暴力か言葉で反撃。
生徒会長になろうと思ったのだって、会長と副会長は寮で部屋が一緒だからという、ただそれだけ。
折角、賢い設定なんだから、この場の状況を読んで欲しいなと思ったのですが、それが忍の良さなのかもしれない。
それに対して、史ちゃんは愛があることはあるのですが、普段から口にはせずに、ここぞという大事な時にだけ言う。一番、忍の未知の力をかっている人です。
自分の事は二の次で、大事な人の事を傷つけられるなら、自分が我慢して済むのなら我慢してしまう。
だから、正反対な性格で自分の為に飛び込んでいっちゃう忍のことが、好きなのかなと思いました。
二人の初Hが本当にリアルな高校生らしくて、すごくよかったです。
血が出て痛いだけだけど、愛情から受け入れるとか、中出ししたらどうなるとかも、初めて同士だから何も知らないとか。
ハイパー攻めみたいなものばかり見ていたので、新鮮でした。
3巻なだけに、1と2巻のエピソードのその後の始末なのと、史のトラウマの解消もあり、流石は最終巻と言った内容でした。
クールでカッコイイ史ちゃんの弓道姿も拝めて、とにかく受けはカッコイイです。
エロ:★2 初めて同士の慣れてない所がよくて、3巻にしてようやく結ばれたというのが感無量です。
総合:★4 ただのミスですが、順番通りに読んでいれば、もっと楽しめたと思います。