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作家さんの新作発表
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NYに移って二人で暮らし始めた九尋を襲った災難は、
ウェイドの知名度もあり大きなニュースになり、周囲を騒がせ、新たな事件を引き寄せる・・・
友人達や周囲に起こるちょっとした出来事を重ね、家族になっていった2人。
出逢いから10年が過ぎ、ウェイドが野球界を引退し、第2ステージへと移ったところまでが描かれた後編。
大学院を終え代理人として動き出す九尋の、
アメリカにも馴染み、一層しっかりした雰囲気でウェイドを支えながらの
多方面にわたる、着実な活躍が描かれています。
NYメッツの看板投手として順調なウェイドは、
大きな体と落ち着いた外見とは裏腹に 甘えたがりの可愛い面を覗かせて、
無自覚に周囲にのろける様子が微笑ましい。(笑)
七地さんは家族(血の繋がりに関係なく)を描く事が好きなんだと思います。
ウェイドと九尋も、事故で両親を亡くした女の子を引き取って育てますが、
子供を廻ってドタバタとかはしない、あくまでも人生の出逢いの一つ…といったスタンス。
2人のラブとHだけに集中しないので、この辺がBLでは珍しいのでしょう。
アフリカの大地で、夕日をバックにしたエンディングは
カメラワークが目に浮かぶような、じんわりとした余韻を残してて、映画のラストのようです。