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girou no gunjin
ほとんど中身を忘れた状態での再読だったので、え?え?この先どーなるの??とハラハラしながら楽しく読みました。
犬飼ののさんは、えとがみ(これは大好き)と、猫の王国と、シンデレラ王しか読んでないので、こういう作家さんという確固たるイメージはないんだけど、もしかして血飛沫とかグロ描写お好きですか??と思いました。
えとがみも焼けた肉の臭いがどうこうあってウッ!!と思ったけど、この作品も受けの母親が斬首されて血飛沫が降りかかってどうこうとか、攻め母の描写とかもかなり陰惨なものがありまして、ぎゃっ!!!と思ったんですよね。
ダラダラと陰惨な描写が続くわけではないので読めるけど、ギャッ!という描写が妙に生き生きとしているというか、鮮やかというか心臓に良くない。
軍隊、男娼、遊郭、愛人契約、親衛隊といった特殊設定が盛り込まれていて、笠井あゆみさんのイラストが電子にはないのが本当に残念。
私は芙輝に萌え転がりましたねぇ。
蓮は、元帥の愛妾の一人であり他の男のものなんですね。
「もっと早く来て其方と出会いたかった!」「お前が元帥のものになる前に出会いたかった!」「もっと早く出会いたかった!」
攻めの苦悩は蜜の味なので、「なんでお前はあいつのもんなんだ……!!」と苦悩し苦しげに吐露する攻めの姿が本当に良い。
そして蓮も芙輝に心惹かれ全てを差し出したいと思いながらも、元帥の愛妾である立場を忘れるわけにはいかずと超苦悩。
そもそも蓮がなぜ元帥の愛妾なんぞをしているかというと、逆賊遺子である妹の為であって……。
苦労人の100乗みたいな背景でしたね……。
蓮と芙輝は身分・立場が違いすぎるし、蓮にとって芙輝は雲の上のような存在なんだけど、蓮からうっかり呼び捨てにされて喜ぶ芙輝がかわいい。
芙輝は堂々たる雰囲気の偉丈夫だけど、中身は案外無邪気なお人なんだろなってところもギャップ萌え。
「健康長寿」のお守りが愛おしいし萌える!
こういう人、好き!
表紙の艶めかしさ、軍モノに惹かれて読んでみました。
電子なのでイラストは表紙だけ、とても煌びやかな衣装を身にまとってるんだろうなということは理解できても中華系の衣装は想像しきれず残念…
蓮が辛い境遇の中でも気丈に振る舞い強い精神であり続けるところ、芙輝にどんどん惹かれていくところにグッときました!!
芙輝は鷹揚で頼りがいがちょっと意地悪なところもあって男前っぷりがとんでもなくてクラクラしちゃいました!理想の攻め様~と思うくらいときめいたのに、本気で嫌がる蓮の真意を大切にせずに無理やりやろうとしたところはドン引きしてしまいました…自信があってのこと、蓮が可愛いからでしょうけど…
後半は怒涛の展開で何もかもうまい具合に解決してビックリ!!
言葉の違いが最後にも効いてて、うまい具合に終わった。
最高な作品って冒頭でもう面白いじゃないですか…まさにそれです!!
というのも、初めから攻めの執着臭がプンプン。
最初から最後まで攻めの性格が本っっ当に最高でした!!
犬飼のの先生の本はシリーズなども集めていますが、今のところこちらの作品が一番好きかもしれません。
表紙でエロ満載かと思いきや、いい意味でストーリー重視!
でも雰囲気はめちゃくちゃ艶っぽく甘々!!
攻めは周りからの評判も良くハイスペ。
相手のことを尊重してくれる紳士かと思えば、強引なところもある。
同じ軍内で身分が上にも関わらず、離れようとする受けに追い縋る美丈夫。
長髪好きになってしまうくらい見た目もいい!!
対する受けも美人で強気。
気高く品性があり、攻めが強く惹かれるのも納得。
最初からお互い両想いなのにすれ違い…。
「妓楼」とありますが、複数と関係があるわけではなくお話の中心は軍内が多いです。
一見、設定に地雷が多そうですがそんなことはなくとても読みやすかったです。
時代は戦後くらいで3つの国名が変換されていますが、雰囲気バッチリです。
中華、身分、遊郭など素敵要素が詰め込まれていて、とにかくめちゃくちゃ面白い!
そして絵が綺麗すぎます、笠井あゆみ先生。
内容に合った美麗なイラストに思わずため息が出ます。
その後の二人が描かれている「蜜月旅情」も甘々で最高です。
辛さのある後の幸せが身に沁みます。
ハラハラ感も楽しめて、攻めに一途に愛される受けのお話が読みたい方にオススメです!
軍服が大好きすぎるので、表紙買いでした。
なかなかセンセーショナルですね。股間部分が。
笠井あゆみ先生のイラストはどれも美しいけれど、たまに股間が気になって仕方ないです。ああ、こんな場所でそんなところを、ああ…。という妄想をかきたてる素晴らしい表紙です。ただ、それを上から下から凝視する自分は不審者以外の何者でもなさそうで辛いところです。はい。
藍華帝国とアレイア合衆国、二つの国に占領され力を失ってしまった大和の国。
蓮は大和の人間でありながら、生きるために敵国藍華の軍人として身をささげていた。
とある事件がきっかけで、妓楼で潜入捜査をしていた蓮のもとに、
かつて惹かれあった美貌の将軍、芙輝が乗り込んできてー
といった始まりです。
なかなか設定を理解するのに時間がかかりましたが、読んでいるうちにどんどん引き込まれました。冒頭から攻の芙輝が登場、その優しさや蓮への愛情がいかんなく発揮されるので、恋愛度も高かったです。
妓楼パート、軍人パートと緩急併せ持ったストーリーはすごくおもしろい!神がかってます。
萌2の理由は、蓮の…の死が軽く感じたこと。あと、芙輝の説明で謎が解明されることが多かったので、ちょっとご都合主義を感じたからかな。
とはいえ、本当にストーリーは面白いです。犬飼先生の他の作品も読みたくなりました。
最初歴史物なのかな?と思ったら特殊設定ものでちょいと引いたが、読むほどに引き込まれていった、BLは笠井あゆみ先生のイラストのものしか読んだことがないが、まだそれほど沢山読めてる訳ではないが、今のところ自分の中ではこの話のあらすじがよく練られていて波乱万丈で面白く最後まで引き込まれていった。
文章の表現も上手でキャラが動いて見えるよう。
特殊設定でなければならないことにも納得がいった。
その後ドラマCDももちろん買いました。
犬飼のの先生のファンになった一冊。
笠井先生たどりでこの本に到達。
この表紙なんでエロさ満点なのかと思い込み、そんなに力まず読み始めましたが。
あーらびっくり、シリアス、きゅんきゅんものじゃん!
私は ぐおんぐおん 引き込まれて止まらなかった!
今回はっきりわかったのは
「追い詰められて、今にも「ぽきっ」と折れそうな受け」に
私はめろめろになる ということ。
耐えて耐えて耐えて、最後に爆発し
そして万が一散ってしまったら号泣。
万が一奇跡の大逆転、満塁サヨナラホームラン的な展開になったら、それまた
喜びの涙という、どちらに転んでも、読んでる方にしてみたら
たまらん展開なのが大好き!
今回の攻めさんの正体、設定には うおう、そう来たか。という気が激しくしますが
実際、宮廷の生存競争は激しいものがあるであろうと思いますし、
許容範囲でした。
受けさんにかなり気持ちが入り込んでしまったので
とにかく受けさんが幸せになってくれるなら なんでもいい!という気持ちが
強かったかも。
愛してますの一言を繰り返し言う受けさんの様子を読んで
こういう 「胸が痛む「愛してます」」っていうのがたまらないんだわと実感。
受けさんが愛人(アイレン)になれて、ほんとよかったです。
しかし、ドツボだったわ。面白かったー
(ああ、また受け攻め一部間違えてしまった。すいません訂正)
軍人で遊郭かあ、どんなだろうと購入。
ネット通販なので、この表紙でも余裕です!あとは家族に見つからなければ(汗)
内容としては架空の世界でのお話で、軍人ものですが戦争はしてるのかしてないのか?そっち関係は全く平和なので、時代は大正から昭和初期、軍服と遊郭とシノワズリーと萌えのいいとこ取りでした(笑)
その分、色々盛りすぎてどうかなあと思うところも多かったような。
愛人なのに手付かずだったり、ラストのネタバレといい。
何より最後に無口だった攻めがいきなりネタばらしでベラベラ話し出した時点で「お、おう」と萎えてしまいました。2時間ドラマの崖っぷちラストのような(汗)
好きな要素山盛りだったので、雰囲気は楽しめました。
主人公だけ都合が良くて妹さんが幸せになれなかったので、星はひとつ引きました。
2015年の話題作の1つということで満を持して読みました!評価は…「中立」か「萌」で迷って「萌」です。笠井あゆみさんのイラストってどうしてこうも素敵なんでしょう。うっとり。
さて、舞台は島国・大和(≒日本)。表向きは自治国家ながら西の大国・藍華帝国(≒中国)の実効支配下に置かれて三十年が経った頃ーーという設定です。主人公の蓮は、大和に駐在する藍華帝国軍のトップである元帥の親衛隊に所属する青年ですが、その出自から心の奥に苛烈な執念を抱いています。そんな折に彼が出会ったのが藍大将こと芙輝という美丈夫の青年。二人は惹かれ合いますが、立場の違い、国の違い、そして蓮が抱える運命に翻弄されていきます。
設定は面白いなーと思って読みました。が、なんだろうなー…うまく言えないのですが…惜しい感じでした。こういう、半分リアル・半分ファンタジーのような世界観って破綻なく描いてくれないと途中でぽーんと現実に放り投げられてしまうのですが、まさにそんな印象を受けました。携帯電話もジムもシャワーもチョコレートもある「現代」が舞台なのですが、その割に描写の大半は大正時代~昭和初期を思わせる雰囲気で、都合よくイイトコ取りしてるのも気になったし、肝心な妓楼での一夜や襲撃のシーンがまるっとご都合主義な気がして、なんだか呆気なかったな…と思いました。…てゆーかあんまり妓楼が出てこなかったな?
また、途中までは重厚で耽美なものとして読んでいたのですが、敢えて小難しい言葉を選んで捏ねくり回して書いてます!という印象を受けたが最後、どうも表現が無駄にクドく感じてしまってダメでした。現代劇なんだし、無理に純文学っぽい書き方でなくてもいいのでは…。ファンタジーって難しいなぁ。
元帥と桂木少佐にはぜひ末永く幸せになって欲しいですネ。
軍人モノが好きで購入しました。
二人が幸せで良かった〜と思う反面、話が出来すぎな気がします…。
妾で妓楼に入れられているのにヴァージンは好きな人に捧げることができた受けと、世間では既婚者とされているが実はしてなかった攻め。
仇討ち場面も、なんだかメロドラマみたいな展開で少し盛り上がりに欠けたかなぁ。最初から最後までご都合主義な感じでした。
泣けたシーンは蓮が妹と電話するところ。身体の弱い妹、舞は電話口で咳が止まらなくなりますが、蓮は敢えて「大丈夫か?」などの言葉をかけることなくただ助けてほしいと祈る。
舞はもっと話していたい様子で数日後、兄に会うのを楽しみにしていたが、その願いご叶うことはなく…。
舞にも幸せになってほしかったです。
軍隊、愛人、遊郭など独特の世界観を感じる作品です。攻めの正体のオチが少し無理があるかな~?という感じでしたが、全体的に醸し出す雰囲気と内容がマッチしていてとてもよかったです。
個人的には攻めがとても好みでした。凛々しい長髪イケメンで頭が良くて、体格もがっちり系、、ああ素晴らしい攻めでした。
受けは儚げな感じが美しさに拍車をかけていて、笠井さんのイラストもぴったりでした。白い軍服とか!愛人なのに軍服!しかも白ですよ!すごい趣味ですよ!
しかし、こんだけ一途に思われて蓮は幸せものですよ。なのに途中遠ざけるのは歯がゆい~感じがしましたが、最後は納まる所に納まったので読み終わってもスッキリしました。