海の鳥籠

umi no torikago

海の鳥籠
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×21
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
37
評価数
10
平均
3.8 / 5
神率
40%
著者
高原いちか 

作家さんの新作発表
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イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
価格
¥870(税抜)  
ISBN
9784344833357

あらすじ

地中海に浮かぶニケ諸島を支配する一家の総領の孫であるリエトは、跡取りのイザイアと恋に落ちるが、それは許されない想いで…。

地中海に浮かぶニケ諸島を支配する、ウニオーネ・ニケーレ一家。そこに引き取られたリエトは、ある事情で一家から疎まれる存在だった。そんななか唯一リエトを大事にしてくれたのは、穏やかで優しい一家の跡取り・イザイア。自分のすべてを求めてくれた気持ちを嬉しく思い、一度だけイザイアと身体の関係を結んでしまったリエトだが、この関係が彼の立場を危うくすることに気づき、一方的にイザイアを突き放し姿を消す。しかし数年後—別人のように残忍な微笑を浮かべたイザイアがリエトの前に現れる。「二度と逃げることは許さない」と孤島に閉じ込められたリエトは執着と狂気に形を変えたイザイアの愛情に翻弄されていくが…。

表題作海の鳥籠

ウニオーネ・ニケーレ一のドン
イザイアの従兄弟

レビュー投稿数1

監禁・執着、最高!!

執着監禁ものが好きな私は表紙の首輪・鎖・キスマークに惹かれて購入しました。

あぁ、買って良かった...!
とにかくイザイアのリエトに対する執着が凄い。リエトはイザイアのためを想い、イザイアを拒み続けますが、体を重ねるうちにドンドンとイザイアに依存(?)していきます。最後の方でイザイアが「拒み続けてたのは自分(イザイア)の為を想い嫌われようとしてたんでしょ、知ってたよ」的なことを暴露し、赤面するリエトを想像するとキュンときました。
イザイアが全部知っていたというのを踏まえたうえで、2回目を読んでみるとまた面白いと思います。
イザイアが警備犬に日本風の名前を付け、構成員たちが正確に発音できないというところではクスッとなりました(笑)
リエトを手に入れる為、そしてリエトを奪った報復に、自分を溺愛してくれたお祖父さまを殺したイザイア。もうそのヤンデレ具合最高!
最後は相思相愛になった二人。相思相愛になったことで、イザイアは昔の優しい部分が顔を出し、リエトは長年苦しめられてきたものから解放され、二人は共依存な関係に。でもそれはBADな共依存ではなく、Happyな共依存での終わりだと私は思います。

この作品は私の大好きなシチュエーションがこれでもかという程詰め込まれていて、本当に買ってよかったと思える作品でした!
執着・監禁・狂愛・共依存が好きな方はぜひ読んでみてください。最初の方ですこーしだけ、義父との行為があるので苦手な方は注意してください。本当に少しですけどね。

4

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