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下巻は、上巻カプの大学生編と
兄カプのスピンオフという二話構成。
上巻カプの大学生編ですが
グダグダ離れたりこじれたり~を繰り返しており
あれ?こんな方向性だったの?
デート中、絡んできたガラの悪い輩を
主税が追い払うのですが
巧馬は、主税が彼らに暴力を振るったことに
ショックを受け、主税と距離を置くように。
怖がる気持ちは分かりますが
そこは恋人の気持ちを汲んでやるべきでは?
(巧馬を守るための行動だったのだから)
今さらそんな理由で
主税と別れようとする巧馬の浅はかさに
ガッカリする展開でした。
傷ついた主税は、大学に退学届を出し
家族と一緒に引っ越そうとしますが、滑り込みセーフで巧馬が止めに入り、一件落着。。。
恋人にフラれたくらいで大学をやめる
主税の主体性のなさにガッカリしましたし、
関係が修復したらアッサリ退学届を
取り消す現金さにも呆れました。
その後は、アメリカ人の当て馬が巧馬にアプローチをかけるというBLあるあるな展開。
全体としてメロドラマみたいな内容でした。
「東京恋愛コンサイス」は
巧馬の兄・将吾(攻め)のスピンオフ。
クールビューティーな成悧(受け)の手のひらで
転がされている将吾が可愛く
カップリングとしてはこちらの方が好みでした!
ただ、大学生の話にしては青すぎる気も(時代か?)。
コンサイスの英和辞典を使ったベタな告白といい、二人のすれ違いっぷりといい、高校生設定の方がしっくりきそうなお話でした。
現在編の二人は
落ち着いていい感じだったので
そっちの話をもっと読んでみたかったです。
ちなみに、上巻、下巻ともに
何のあとがきも書き下ろしもありません。
表題作は中立寄りですが
スピンオフはわりと良かったので
全体としては萌評価です☆