大奥で咲き乱れる、御台所×将軍のエロティックラブ

華は褥に咲き狂う

hana wa shitone ni sakikuruu

華は褥に咲き狂う
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神65
  • 萌×244
  • 萌17
  • 中立8
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
20
得点
560
評価数
140
平均
4.1 / 5
神率
46.4%
著者
宮緒葵 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
小山田あみ 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
シリーズ
華は褥に咲き狂う
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784796406758

あらすじ

恵渡に幕府が開かれて約百年余り。第八代将軍を務める七條光彬は困惑していた。
自分の妻となるべく西の都より輿入れをしてきた御台所との初の対面。
現れた御台所は、息を呑むほど美しく妖艶で、まさに大輪の華。
だが、妻となるその麗人は―――紫藤純皓と名乗る男だったのだ。
その夜、初夜を迎える覚悟を決め、御台所を組み伏せたはずだった。
だが、純皓の濃厚で蕩けそうな手練手管に初心な光彬はあっと言う間に陥落し、凶暴な雄で穿たれてしまい――!?

表題作華は褥に咲き狂う

22歳,紫藤家から嫁いだ御台所
18歳,七代将軍の七男で八代目将軍

その他の収録作品

  • あとがき 宮緒葵
  • あとがき 小山田あみ

レビュー投稿数20

合わないッ!

肌に合わなすぎる作品でした。

何が合わないかと言うと攻めである御台所。
御台所の存在すべてがとにかく合わない。合わなすぎてさぶいぼ出るレベル。言動が厨二病すぎる。
でも御台所関連(咲もキツイ)以外は問題なく読めたと思います。多分。

暴れん〇将軍BLと聞いて読みましたが、一巻はそんなに暴れ〇坊将軍していませんでした。残念。
わりとギャグっぽいです。深く考えずに楽しみたい内容。
暴れん坊〇軍は気になるので二巻までは頑張って読みたいと思います。

御台所の癖に慣れると良いのですが……。

2

大奥でさえもBLにできる世界

江戸時代パラレル、舞台はなんと大奥です!
表紙をよく見ればがっつり腕を押さえ込んでいるのでどちらが攻めかわかりますが、そう、御台所が殿を攻めちゃいます!笑
私はあまり表紙をよく見ておらず、勝手に身代わり政略結婚(姫の代わりに男の受けが嫁いでくるよくある設定)だと思い込んでおり、序盤御台所の顔合わせのシーンで麗しい描写がてんこもりだったのでてっきり男の御台所(受け)なのかと思っていたのですが…読み進めていくと御台所が攻めで「そっち?!??」と思いましたが普段受け攻めが逆だった時の不快感がなく。
さらに、女装攻めも実は苦手なジャンルなんですが今回は全く問題なく読めました。
小説だったことと、攻めの心根が潔い男前なところがよかったのかな?
というか、見た目は美丈夫、考え方はギラギラ獲物を狙う男というのがむしろツボでした。
受けになる光彬にも好感が持てました(^^)
世継ぎが重要視される江戸時代をモチーフに、殿の相手が男性というありえない展開をトンチキ設定には感じさせず、違和感なく読めるのには、宮緒先生のストーリーテラーとしての上手さを感じます!

今まで宮緒先生作品は全体的に仄暗さ漂う、攻めが執着のあまり受けを雌落ちさせてしまうような作品を多く読んできたのですが、今回はコメディ要素もあり、受けも最後まで光の存在のまま、良い読後感でした♫(前者のような作品も大好きなんですけれどね^^)
本日現在二作目まではKindle Unlimitedで読むことができます。シリーズは8作品で完結のようなので、長く楽しめそうです!

1

1巻目 陽炎と妖刀 祖父の遺訓

★シリーズ全部を読了して思うのは、内容が濃いこの1巻目が一番面白かった。

全部購入したら経費が幾ら必要か?・・と忌避していた、人気のシリーズ、
Unlimitedで1-2巻を読んだら、中身は喜劇に近い。
純皓の奮闘大活躍が凄く面白い。
・・で、結局全シリーズ買って、徹夜で一気読してしまった・・
--
江戸じゃなくて、陽ノ本 お恵渡
将軍は、七條姓 
暴れん坊将軍など講談からいいとこ取りしたパロディで、同性婚が認められる世界観。

榊原彦十郎:光彬の祖父。有名な剣士。漢が惚れる、男の中の漢。
光彬に愛刀「鬼讐丸」を遺す。

七條光彬 :17才
第七代将軍・七條光春 の 七番目の男子 生母のおゆきは、側室、
 
門脇小兵衛:乳兄弟 強面だけど、生真面目で情が深い。咲の恋人。

紫藤純皓:紫藤 純孝の婚外子、/「八虹」の太夫
京都で光彬に助けられて一目惚れ。
初恋の光彬に会いたくて、御台所として妹の代わりに嫁ぐ。

咲:「八虹」の部下、側付で大奥に上がる。

栄証院:子を為さない男性を御台所に推した、光彬の政敵。
七條鶴松: 栄証院の子 光彬の異母弟

--
祖父に似ている光彬は、人だけじゃなく、神霊までタラシてしまう人気者。
武芸に秀でる英雄。なのに、褥では受。
表紙絵の通りで、ずっと御台所に攻めまくられて、笑っちゃう。

0

バブみ上様

弱きものを助ける男気ある上様が甘く組み敷かれるとか素晴らしい設定。話の流れはとても好みだったのですが、どうも萌え転がれませんでした。
上様にメロメロなすみひろの淑やか時代劇口調はとても好きなのですが、豹変した男の台詞は現代的だしいかにも攻め口調というか…
行為も激しめだし口調も冷たく感じました。二人の初恋とすみひろの徹底した囲い込みは清々しい。

愛撫はしっかり目だけど挿入シーンは割とあっさりで、上様が甘々のぐずぐずに溺れて癒やされるのがもっと読みたかったですし、その方が上様の恋に共感できたかも。恥を偲んで言えば…
でもバブみに抗えなかったり、経験不足で不安がったり、プライドを守られている上様はかわいい。リバが良かったな…
平素でも妻を守ろうとしたり変な噂に気に病んでないか心配するとこも可愛い良い男。
大奥の中の女の戦い、特に上様が以前心を寄せていた女子とすみよしのバトルは火花バチバチにねちっこくて楽しかったです!

0

濃ゆくておもしろい〜!

女装攻めが結構好きなんで、時代物で、女装攻めで、しかも御台所×将軍ってどーゆーこと?とワクワクしながら読み進めましたが、面白かったです。
超〜〜〜執着攻めで、上様を手に入れるために策略張り巡らして、男なのに御台所として嫁いでくるとか笑っちゃいますよね。

上様に対する狂おしいほどの愛がとにかくすごくて、ワクワクしました。
攻めの腹黒さといったら凄まじいものがあるんだけど、でもそれはすべて上様の愛を得るためなんで嫌悪感は抱かなかったです。

だってもっと派手に大奥で大暴れするのかと思いきや、豪奢な大奥に嫌悪感を抱く上様のために、自ら率先して倹約に励んで大奥にかかる費用を減らしたり、庶民のように育った上様の味の好みを入念にリサーチした上で自らお料理を振る舞ったりと、ちまちまと頑張ってるんだもん。
なんかいじらしくて……。

普段は上様好みの楚々とした貞淑な妻として振る舞ってるのに、ちょっとしたスイッチで凶悪めいた色香を放つ雄になってしまう攻めの二極化がすごかった。

女装攻めって、普段とエッチ時の雄化の「ギャップ」が萌えポイントの一つだと私は思ってるんだけど、ギャップどころか二重人格なの?ってくらい振り切ってるんです。
そこがまたワクワクポイント。

そんな攻めに戸惑いながらも、受け入れる上様がこれまた良き。

純粋で心根が真っ直ぐな男前。
けっしてアホだから流され……ではなく、包容力のある潔い男前受けなんです。
なんだけど、初心いところがあるので「公家のしきたり」と攻めに説かれてそんなもんか?と思って受け入れるところもかわいい。

妻に抱かれていても、きちんと夫なんですね。
そこが揺るがないところも良かったです。

そして御台所が攻めというキワモノな設定なのに、実は初恋を成就させた純愛というところがアツイと思います。

3

正統派男前の上様

受けの上様がとても好みです
武に秀でて行動力があり気性は真っ直ぐ、育ちの良さがにじみ出る素直さ
素直すぎて騙されやしないかと心配になりますが実際思い切り騙されてるw

彼を守るには腹黒いくらいの人物が側で守る必要があるのは分かります
分かるんだけど攻め側のキャラはイマイチ好きになれない

でも続編で上様の活躍が増えるようなので続き読みます、楽しみ

0

可愛かったです

長髪美人な攻めいいね
好かれようとがんばってるとことか可愛かったな
受けの夫であろうとするとことか好きです

難しい本あまり読んでなかったのでたくさん漢字や大奥のことを覚えられた気がしますw
もうちょっと抱かれることに抵抗感があってもいいんじゃないかなぁって思いましたが、私的に終始ほのぼの萌えながら読めました‪

2

運命の出会いと宿命の再会

続編を読むための復習に久しぶりに読み返してみました。長いですが盛りだくさんです。

表紙のポーズと二人の表情がたまりませんね。

あらすじは紹介されているので感想を。
運命の出会いと宿命の再会ですね。
宮緒さんの女装攻めは何作か読みましたがどれもスーパー攻め様ですね。
今回の攻めも公家の息子ながら裏組織の長で酸いも甘いも知り尽くした美貌の佳人。
あの手この手を使い知略を尽くしてなんとか正妻の座にたどり着き、将軍こと受けの愛を勝ち取ります。
受けも再会した時から心を奪われてますよね。

攻めの策略に掌でいいように転がされているように見えますが、心を傾け愛情を持っていきます。
攻めがただ者ではないとわかっても揺らぎません。

受けが受け受けしくないのもいいですね。
攻めより小柄で箱入りの純朴なお人好しの18歳の青年なのに、妻を守るのは夫の役目なんて。
攻めの言うとおりなんて可愛くて凛々しくてうぶでたまらない上様でしょう。
攻めも手段を選びませんが受けに愛される努力を惜しまず尽くしたり、受けを守ろうと手を回したりいいですね!

とんでもない相手に見初められてしまい絡め取られたととるか、初恋の相手と恋を成就させ夫婦として睦まじく攻めの策略通りに二人で幸せに暮らしていけるととるか。私は後者ですね。

休憩したらさあ続編を読もう!

6

こ、これが噂の…

…御台所さまなのですね…
いや〜…この読後感。なんか凄いもの読んじゃった。
江戸時代のパラレルなんでしょうかね。男同士の結婚もありの時代もので、それでも世嗣ぎ必須の「将軍」の正妻はやはり「女」が当然のはずなのに、輿入れしてきた公家の姫はまさかの「男」という物語。
しかも、当初から将軍様との会話用の口調と仲間内での口調が全く違っていて、何か企んでる?本当にあなたはいい人なの?と疑問を持ちながら読み進める。
ですが、この物語は真実真っ当な純愛ものでした。感動的ですらある。
確かに、子供の時から計画を立てそれを実現させていくための腹黒さ、というものがあるのは否定できません。
でもそれはただ一つの、少年への恋心を成就させるため、それだけのために過ごしてきた純皓(すみひろ)の一途愛なんです。
対して、受けになってしまう将軍様・光彬(みつあき)も初めは戸惑い、恥とも感じていたけれど、美しすぎる男・御台の欲望を浴び続けて、それを受け取ることもまた御台への愛なのだと変わっていく。武道一筋の清冽な若武者だった光彬そのままの美しいこころ…
貞淑な妻と荒ぶる攻めを自在に行き来する純皓と光彬の激しいラブシーンも素晴らしい。
そして!
小山田あみさーん!素晴らしすぎてもう声も出ません。私は長髪好きなので、もう悶絶です。
物語も神!イラストも神!神x2です。

10

好きです御台所

美人攻め女装攻め時代物が好きなのであらすじと美しい表紙を見て即決購入。
この凛々しく男らしい上様をどう攻め落とすのかワクワクしながら読みました。

絵柄が青年だし予想ではもっと擦れてる世界観かと思いきや
上様は十代でお互いが初恋の相手でとてもピュアなお話でした。

萌えたし楽しめたのですが個人的にはあと一歩…て所がありまして
たぶんそれは、最後まで純皓の八虹の長という本来の姿を上様に明かさず
上様もこいつただ者ではないぞと思いながらもまぁいいやと。
それは愛故なのでBLとしては正しいのだけど、一貫して純皓の策略通りに事は進むので上様がバカ殿っぽく見えてしまうのが少々残念だった。
まぁバレてもどんな御台所でも受け入れる!てなりそうだけど
早く本来の姿で愛し合って欲しいな…。

純皓の方は女性的で穏やかなオカマ攻めをイメージしてたから全然違ったけど
俺様で計算高くて完璧な御台所も演じる攻めは斬新でおもしろくて萌えました。
荒い言葉使いへと豹変する度ドキドキ。

受けが攻めの乳首を責めて喘ぐシーンが多かったりするので
どっちが攻めで受けだったのか時折わからなくなるあやふやさはあったけど
体格やあそこの大きさや最終的に上様を拉致って囲う気満々で
それも可能な力を持ってる所はTHE攻めって感じでギャップがよかったです。

5

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