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netsushisen
発売当初に読んだきりのものを再読。
夏乃さんの挿絵が好きで手に取ったのがきっかけだった。
実はその時に読んだきりで内容は忘れていたのに、なんかエッチシーンは多かった気がするなぁ…なんてところしか覚えていない(笑)。
改めて再読してみると高校生の先輩×後輩ものらしい一途さ、繊細さを感じる一冊だった。
特に序盤の貴広の心情で、高木先輩に対しての、サッカー部のエースストライカーとしての憧れから特別な好きにすり替わる怖さに揺れる部分に繊細さを感じた。
ただ、貴広が告白を受け入れてからは案外エッチシーンが多かった…てのは私の記憶通りだった(笑)。
それすらも今読み返してみると、高木先輩の若さ故の青さ、一途さの表れなのね~とも思えるけれど。
高木先輩がオープンな為に周りには二人の交際がばれてるものの、周囲を取り巻くサッカー部の部員や親、同級生達もあっさりとしていて優しくて、リアルさや生々しさがないのが救い。
この小説は初出が1993年頃の同人誌らしく当時のJリーグブームの影響は出ているものの、古さはあまり感じなかったので読みやすかった。