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junai mission:impossible
表題作と後日談の2作品収録されています。光(受け)の目線がメインで話が進んでいきますが、それオンリーではありません。
「純愛ミッション・インポッシブル」
派手好きで浪費家な両親を反面教師にして、光(受け)は美人だけど質実剛健がモットーの大学生。ある日、いきなりキャデラックに押し込まれると、風間(攻め)にキスされてしまう。翌日現れた風間は、光がバイトをする会社で横領の証拠をつかむために色仕掛けをして欲しいと言い出して…。
「映画みたいな恋をして…」
45ページ。古い洋画に見立てて、二人は喧嘩をしたときは、エンパイアステートビルならぬ東京タワーで夜8時に待ち合わせすることにします。しかし、当日には二人ともにそれぞれ邪魔が入り…。
ポイントは、物語のテンションについていけるか、それに尽きます。光の「デーハー(※「派手」の意味)」とかいうテンションにちょっと引きましたが、慣れたら結構面白かったです。あと、2001年発行なので時代背景が古いです。携帯電話とかない時代の話です。それを考慮して読む必要があります。
ドタバタとまでは行きませんが、恋と事件と?!という感じの作品です。疑わしい3人のうち誰なのかという犯人探しもあります。
主役の二人以外にも、光の友人・嵐山、風間の秘書・霧島、風間のボディガードと個性的なキャラがそろっていて、面白いです。テンポよくすすんでいくので、どんどん読み進められます。
コミカルな内容なのですが、イラストは綺麗でどのキャラも男前です!光の肩を背後からつかむ風間の怒った顔、良かったです。
男前年上攻め・やんちゃ美人年下受けをお好きな方にお勧めします。スマホなんて陰も形もない時代の、ハイテンション・ストーリーをお楽しみください(笑)